Daily Searchivist

記録管理、文書管理、公文書館、アーカイブ、アーカイブズ... 今注目のキーワードを読み解くための最新情報を厳選してお伝えします。

2004-10-01から1ヶ月間の記事一覧

社内メールなどで隠蔽指示、役員ら主導 UFJ銀告発

UFJ銀行が金融庁検査を妨害したとして刑事告発された事件で、文書の隠蔽が具体的にどのように行われたかについて、asahi.comの記事<http://www.asahi.com/special/ufj/TKY200410070359.html>が比較的詳しく再現しています。 文書の整理は、説明責任を果た…

『国立国会図書館月報』9月号

『国立国会図書館月報』の最新号である522号(2004年9月)に、次の記事があります。 村山隆雄. ヒマラヤ山麓のかけがえのない文書遺産を護るために ―ネパール出張報告―. 国立国会図書館月報. No. 522, 2004, p. 1-9. ネパールの図書館・文書館の資料保存状況…

「パソコン通信」アーカイヴ散佚の危機

岡本真氏が発行するメールマガジン「ACADEMIC RESOURCE GUIDE」の195号(10月3日発行)に、「「パソコン通信」アーカイヴ散佚の危機」」と題する論考が掲載されています。執筆者は谷本玲大氏です。 このメールマガジンのバックナンバーは<http://www.ne.jp/…

『Records Management Journal』Vol. 14, No. 2

Emerald Group Publishing Limitedが発行する雑誌『Records Management Journal』のVol. 14, No. 2は次のような内容です。 Articles Mathieu Gouanou; Mike Marsh. Imploding technologies - driven by the records management requirements? p. 62-64. Ugon…

「金八先生の中学、残して」来春閉校、足立2中の地元

asahi.comの記事<http://www.asahi.com/national/update/1010/009.html>(10月10日付)です。 統廃合の跡地に金八記念館をつくる構想もあるようですが、どうせなら廃校になる中学校のアーカイブズも一緒に保存・公開してほしいものです。

『現代の図書館』Vol. 42, No.1

日本図書館協会が発行する『現代の図書館』の最新号に、以下の2件の投稿が掲載されています。同誌の目次は<http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/gendai.htm>にあります。 菅野賢治. ヴィエトナム図書館歴史探訪−仏印時代から今日まで、旧サイゴン=ホーチミン市の…

情報メディア学会第6回研究会(11/20)

情報メディア学会が、第6回研究会を行います。詳しくは<http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsims/dai-6kkai-kenkyuukai-annai.html>へ。 ●日 時:2004(平成16)年11月20日(土) ●会 場:駿河台大学 第2講義棟2階7204教室 〒357-8555 埼玉県飯能市阿須69…

『情報管理』10月号

科学技術振興機構が発行する『情報管理』の10月号に、アーカイブズに関係の深い次の2本の記事が掲載されています。 松村多美子. デジタル資料保存の国際的イニシアチブ. 情報管理. Vol. 47, No. 7, 2004, p. 471-475. 古賀崇. 「情報のライフサイクル」考. …

eドキュメントJAPAN2004(11/10-11)

日本画像情報マネジメント協会が毎年開催する展示会「画像情報マネジメントショウ」が、今年から「PODショウ」と共同で開催されることとなり、全体の名称が「eドキュメントJAPAN2004」となるそうです。 「JIIMAショウのテーマ」 大きく変わる時がきた e文書…

広島大学文書館設立記念シンポジウム(11/7)

今年4月に開設された広島大学文書館が、設立記念シンポジウムを開催します。「文書館の特徴である公文書室と大学史資料室との二室体制の持つ機能に関わる公開シンポジウム」だそうです。<http://www.hiroshima-u.ac.jp/dircate.php?dir_id=10&lang=ja&id=41…

全同胞が「資料館」設立に参加を 自分史発掘のためにも

『民団新聞』が、標記のタイトルの記事<http://mindan.org/shinbun/news_t_view.php?category=13&page=18>を掲載しています(10月6日付)。 「在日コリアン歴史資料館」(仮称)の設立への関心が高まるにつれ、私たちの歴史を紡ぐ貴重な史料が続々と寄せら…

第3回 京都・滋賀における歴史資料の保存活用研究会(10/17)

下記の内容の研究会が開催されます。参加方法については史料ネットのWebページ<http://www.lit.kobe-u.ac.jp/~macchan/news.htm#20041017>をご覧下さい。 テーマ=「滋賀における歴史資料の保存と活用」 日時:2004年10月17日(日)午後1時〜5時 場所:…

石川県の公文書館建設構想

『北國新聞』の「県庁跡地と一体的に検討 金沢市消防本部の跡地で県側」という記事<http://www.hokkoku.co.jp/_today/E20041005001.htm>(10月5日付)に、次の一文が載っています。 石川県議会五常任委員会が五日開かれ、(中略)県側は今年度もミニ公募債…

第9回SGML/XML研修フォーラム (10/30)

情報知識学会が、第9回SGML/XML研修フォーラムを開催します。「電子自治体とXML」がテーマです。詳しくは<http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsik/bukai/sgml/sgmlforum2004.htm>へ。 [開催日時] 2004 年 10 月 30 日(土)9:30〜17:00 [ 会 場 ] 慶應義塾大学…

公文書保存 隠したがる意識を変えよ

『毎日新聞』の社説<http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20041005k0000m070140000c.html>が、国の公文書について取り上げています。 政府や自治体の作る公文書は国民の共有財産なのに、最近保存される公文書数が激減している。公文書の適切…

ICAウィーン大会の様子

8月下旬にウィーンで開催された国際文書館評議会(ICA)の2004年大会の様子が、大会のサイト<http://www.wien2004.ica.org/fo/index.php>にあります。 各発表の全文または要旨、決議事項、写真などが多数掲載されており、充実した内容です。大会には116の…

パフォーミング・アーツ・アーカイブの現在(10/30)

早稲田大学21世紀COEプログラム演劇研究センターと、慶應義塾大学デジタルアーカイブ・リサーチセンターが主催するシンポジウムが開催されます。開催趣旨や参加申込など詳細については<http://www.waseda.jp/prj-21coe-enpaku/jp/activity/2004/paa/sympo20…

『情報知識学会誌』7月号

『情報知識学会誌』の2004年7月号に、次の論文が掲載されています。 五島敏芳. 日本のアーカイブズ管理におけるEAD・EAC: −XMLによる実践の可能性−. 情報知識学会誌. 14(3), 2004, p. 35-43. この論文の抄録は、<http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsik/gakkaishi/ab…

全史料協近畿部会の例会(10/13)

全国歴史資料保存利用機関連絡協議会(全史料協)の近畿部会が、例会を開催します。部会内におかれた公文書研究会との合同企画だそうです。 と き 平成16年10月13日(水) 午後2時〜4時45分 ところ 大阪市立男女共同参画センター西部館(クレオ大阪西)2階…

『American Archivist』2004年春夏号

アメリカ・アーキビスト協会(SAA)が発行する『The American Archivist』の最新号Vol.67, No.1 (Spring/Summer 2004)の主な内容をご紹介します。 From the Editor Philip B. Eppard. Enriching our archival literature. -- p.8 Theodore Calvin Pease Awar…

第21回歴史研究と電算機利用ワークショップ(10/16)

情報知識学会の人文・社会科学系部会が、第21回歴史研究と電算機利用ワークショップを開催します。このワークショップについては<http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsik/bukai/jinbun/rekishiworkshop.html>をご参照下さい。 2004年10月16日(土)14:30〜17:00 情…

『情報の科学と技術』9月号

情報科学技術協会が発行する『情報の科学と技術』の9月号(Vol.54, No.9)が、「デジタル情報資源のアーカイビング」を特集しています。主な記事は次のとおりです。 特集「デジタル情報資源のアーカイビング」の編集にあたって………439 武邑光裕. デジタル・ア…

全国大学史資料協議会2004年度総会ならびに全国研究会(10/6)

全国大学史資料協議会が、10月6日〜8日の日程で今年度の総会ならびに全国研究会を開催します。プログラムのうち、6日の記念講演は会員以外にも公開されるとのことです。参加申込は不要です。 名 称 全国大学史資料協議会2004年度総会ならびに全国研究会 日 …

『地方自治職員研修』の臨時増刊76号

『地方自治職員研修』の臨時増刊76号(7月号)に、北海道ニセコ町の文書管理に関する論考が掲載されています。 片山健也. 情報公開から情報の共有化へ. 地方自治職員研修. 臨時増刊76号, 2004, p.52-61. ニセコ町は先進的な情報公開制度で有名ですが、その基…

国立公文書館に関するテレビ番組

国立公文書館に関するテレビ番組が、相次いで放映されるそうです。詳しくは同館のWebページ<http://www.archives.go.jp/news/040916.html>をご参照下さい。 10月4日(月) 11:25-11:30 日本テレビ 31局ネット 「ご存知ですか−生活ミニ情報−」 10月9日(土…