Daily Searchivist

記録管理、文書管理、公文書館、アーカイブ、アーカイブズ... 今注目のキーワードを読み解くための最新情報を厳選してお伝えします。

2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧

水没した書類を天日干し 台風で運休中の高千穂鉄道

asahi.comの11月28日付の記事です。 <http://www.asahi.com/national/update/1128/SEB200511280022.html> なかなか豪快なやり方ですが、災害からの復旧には文書の復旧が欠かせないことを感じさせてくれる話です。

韓国、憲法の原本や初代国璽など重要な記録物を紛失

昨日と同じく、CAB(CABlog)の11月10日付の記事です。 <http://www.doblog.com/weblog/myblog/42417/2038331#2038331> 公共記録物に対して監査を実施した、という事実もまた重要だと私は感じます。

韓国、専門職採用したアーカイビスト活用されず

ブログ「CAB(CABlog)」の11月10日付の記事です。 <http://www.doblog.com/weblog/myblog/42417/2038310#2038310> 総務部門に属する限り、物品管理や文書受付、配車管理等も担当することになるのは仕方ないかとも思いますが、できるだけアーキビスト固有の…

個人情報保護と診療録活用の両立へ 第31回日本診療録管理学会開催

『週刊医学界新聞』サイトの11月7日付(2657号)の記事です。 <http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n2005dir/n2657dir/n2657_01.htm> この学術大会の参加人数は、大会サイトによれば1169名だったそうです。 <http://www.hiraka-hp.yokote.akita.jp/jmr2…

「シンポジウム地域資料の保存と活用を考える」拡大研究会【12/10】

標記の研究会が開催されます。 詳しくは、あおぞら財団のサイトにある案内をごらん下さい。 <http://www.aozora.or.jp/shiryou/sanka/gyouji.html#051210title> 地域資料活用のための情報ネットワークの現状と課題 ―資料情報・地域史研究情報の交流をめざ…

『Journal of the American Society for Information Science and Technology』Vol. 56, Issue. 13

米国情報科学技術協会の学術雑誌に、以下の論文が掲載されています。 Yakel, Elizabeth; Kim, Jihyun. Adoption and diffusion of Encoded Archival Description. Journal of the American Society for Information Science and Technology. Vol. 56, Issue.…

米マサチューセッツ州のOpenDocument採用に暗雲--決定プロセスに批判

ZDNet Japanの11月2日付のニュース記事です。 <http://japan.zdnet.com/news/software/story/0,2000052520,20090112,00.htm> マサチューセッツ州の公文書の監督担当者が、OpenDocumentフォーマットによる文書保管の採用に反発しています。

情報資産管理とバックアップポリシー

9月15日から始まった、@ITの連載コラムです。 <http://www.atmarkit.co.jp/fbiz/cbuild/serial/backup/index.html> これまでに以下の記事が掲載されています。 増え続けるデータや法規制にどう対応するか? データアーカイブとバックアップの使い分けをど…

SOX法対応で課題、ITコストをどうする?

ITmediaエンタープライズの11月2日付の記事です。 <http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0511/02/news098.html> 企業の内部統制を強化するための「日本版SOX法」への対処を目的としたストレージ製品を紹介しています。

Web版『文書管理通信』

文書管理に関する情報誌として平成4年から平成13年まで発行されていた『文書管理通信』のWeb版が公開されました。 <http://www.bunkan.jp/index.html> 無料の利用者登録をすれば、バックナンバーと最新号がダウンロードできます。 官公庁の文書管理の事例…

BC級戦犯合祀『非公表に』 旧厚生省、都道府県に要請

『東京新聞』サイトの11月3日付の記事です。 <http://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20051103/mng_____sei_____001.shtml> 本論とは関係ありませんが、かつて厚生省引揚援護局には史料班というのがあったのですね。

国立国会図書館資料デジタル化の手引き

標記の手引きが、11月18日より同館のサイトで公開されています。 <http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/digitalguide.html> 具体的手法がわかりやすくまとめられています。

帳票から考えるデータの標準化

ITmediaエンタープライズの10月31日付のニュース記事です。 <http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0510/31/news026.html> <http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0510/31/news026_2.html> XMLを用いた帳票システムを推奨しています。

捨てない技術〜人は情報といかに向き合うか?

10月1日から始まったHotwired Japanの連載記事です。 <http://hotwired.goo.ne.jp/p-monkey/> 各記事のタイトルは以下のとおりです。 story 01 捨てる技術 vs 捨てない技術 story 02 夢の自堕落録画生活は実現するか? story 03 積み上がっていくバベルの…

「中央省庁の63%がオープンソースを利用」,経済産業省などが調査

IT Proの10月31日付のニュース記事です。 <http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20051031/223729/> オープンソースの文書管理システムが、19機関中9機関で利用されているようです。

戸長役場史料の研究

戸長役場史料の研究 (近代史研究叢書 (8)) 丑木幸男. 戸長役場史料の研究. 東京, 岩田書院, 2005, 398p. (近代史研究叢書, 8)(ISBN 4-87294-398-8) 目次は以下のとおりです。 序 章 戸長役場史料の伝存状況 Ⅰ 戸長役場の機能と史料管理 第1章 戸長役場の機…

じんもんこん:-)2005【12/16-17】

人文科学とコンピュータシンポジウム「じんもんこん:-)2005」が開催されます。 プログラムなど、詳しくは専用サイトをご参照下さい。 <http://chi.iii.u-tokyo.ac.jp/jinmonkon2005/> デジタルアーカイブ ---その理念の深化と技術の応用--- 日時:2005年12…

電子環境におけるアーカイブズとレコード: その理論への手引き

電子環境におけるアーカイブズとレコード―その理論への手引き 青山英幸. 電子環境におけるアーカイブズとレコード: その理論への手引き. 東京, 岩田書院, 2005, 258p. (ISBN 4-87294-390-2) 目次は以下のとおりです。 0 開講にあたって/テキストと授業の進…

第8回民俗芸能研究協議会「無形民俗文化財の映像記録作成」【11/24】

東京文化財研究所で、標記の研究会が行われます。 申込方法など詳しくは、同研究所芸能部のページをごらん下さい。 <http://www.tobunken.go.jp/~geino/kyogikai/08kyogikai_inf.html> 平成17年11月24日(木) 10:30〜17:30 〒110-8713 東京都台東区上野公…

図書館目録とメタデータ: 情報の組織化における新たな可能性

図書館目録とメタデータ (図書館情報学のフロンティア) 日本図書館情報学会研究委員会編. 図書館目録とメタデータ: 情報の組織化における新たな可能性. 東京, 勉誠出版, 2004, 218p. (シリーズ・図書館情報学のフロンティア, 4)(ISBN 4-585-00287-1) 以下の…

『記録と史料』第15号

『記録と史料』第15号(2005年10月25日発行)の主な内容は下記のとおりです。 研究 小特集:コンピュータ技術によるアーカイブズの情報への接近 坂口貴弘. ブログを用いたアーカイブズ分野関連情報の共有 …… p. 2-24. 五島敏芳; 丸島和洋; 戸森麻衣子; 村越…

逐条解説e‐文書法: 民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律

内閣官房情報通信技術担当室編集. 逐条解説e‐文書法: 民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律. 東京, ぎょうせい, 2005, 320p. (ISBN 4-324-07709-6) 目次は以下のとおりです。 第1章 e-文書法制定までの経緯と本書の活用…

『アーカイブズ学研究』第3号

『アーカイブズ学研究』第3号(2005年11月15日発行)の主な内容は下記のとおりです。 特別講演 ジョーコ・ウトモ. 前川佳遠理抄訳. 過去、現在、そして未来の架け橋: 現代アジアにおけるアーカイブズの役割 …… p. 2-10. 論考 平井孝典. 国立大学法人における…

別冊宝島1166: ひと目で分かる図解式: 超“驚速”5分間整理術

壷阪龍哉監修. 別冊宝島1166: ひと目で分かる図解式: 超“驚速”5分間整理術. 東京, 宝島社, 2005, 96p. (ISBN 4-7966-4729-5) 出版社による案内は以下にあります。 <http://tkj.jp/bessatsu/4796647295/>

『月刊IM』2005年11月号

『月刊IM』Vol. 44, No. 11(2005年11月号)の主な内容は次のとおりです。 飯島博史. ケース・スタディ: 国立公文書館の「デジタル・アーカイブ」インターネット提供について …… p. 10-15. 山際祥一. 海外事例: テキサス大学図書館のグーテンベルグ聖書の電…

日本古代史料学

東野治之. 日本古代史料学. 東京, 岩波書店, 2005, 336p. (ISBN 4-00-024235-0) 序章 史料学の概念と目的 第一章 編纂物 1 聖徳太子の時代 2 文献史料からみた法隆寺の火災年代 3 太子信仰の系譜 4 『令集解』に引かれた奈良時代の請事・起請 5 律令と…

『地方史研究』第317号

『地方史研究』の第317号(2005年10月号)に、以下の記事があります。 小堀幸恵. 敦賀短期大学地域交流センター・公開シンポジウム「博物館・文書館・大学の資料修復」に参加して …… p. 51-52. 村田忠繁. 被災史料の救済から何を学ぶのか …… p. 55-56. 椿田…

図書館情報学の地平: 50のキーワード

三浦逸雄監修; 根本彰ほか編. 図書館情報学の地平: 50のキーワード. 東京, 日本図書館協会, 2005, 353p. (ISBN 4-8204-0443-1) 主に以下の項には、アーカイブズに関連する記述があります。 根本彰. マルチメディアアーカイビング …… p. 37-41. 福田求. コン…

『歴史評論』No. 266

歴史科学協議会の機関誌『歴史評論』のNo. 266(2005年10月号)は、「災害と資料保存」を特集しています。構成は以下のとおりです。 奥村弘. 大規模自然災害と地域歴史遺産保全: 歴史資料ネットワーク10年の歩みから …… p. 2-22. 矢田俊文. 新潟歴史資料救済…

戦後60年記念学術シンポジウム 戦争の記憶とアーカイブズ学 ―喪われゆく記憶の再生に向けて―【12/17】

標記のシンポジウムが開催されます。これは、日本アーカイブズ学会の研究集会としての位置づけをもつものです。 日時 2005年12月17日(土) 会場 学習院大学 北1号館401教室 東京都豊島区目白 JR山手線目白駅下車5分 http://www.gakushuin.ac.jp/index.htm…