Daily Searchivist

記録管理、文書管理、公文書館、アーカイブ、アーカイブズ... 今注目のキーワードを読み解くための最新情報を厳選してお伝えします。

2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

レセプト、電子データで提供 支払基金方針

asahi.comの10月27日付の記事です。 <http://www.asahi.com/life/update/1027/004.html> 明年4月からは、診療報酬明細書(レセプト)を保険者に電子媒体でも提供できるようになる方針だそうです。

国立国語研究所の資料情報検索システム

独立行政法人国立国語研究所が、資料情報検索システムを実験的に公開しました。 同研究所の調査研究の過程で蓄積された資料の一部について、国際標準記録史料記述(General International Standard Archival Description, ISAD(G))およびEncoded Archival D…

オーストラリア政府業務のシソーラス第2版

オーストラリア国立公文書館が本年9月、Australian Governments' Interactive Functions Thesaurusの第2版を発表しました。 連邦政府機関が自らの行う業務についてのメタデータを記述したり、国立公文書館の利用者が政府機関についての情報を探したりする際…

英国国立公文書館と英国データ・アーカイブの報告書

英国の国立公文書館(TNA)と英国データ・アーカイブ(UKDA)が、Assessement of UKDA and TNA compliance with OAIS and METS standardsと題する報告書を発表しました。 両者におけるデジタル資料保存のシステムやプロセスが、国際規格(ISO 14721)であるO…

『地域IT通信』第62号

財団法人地方自治情報センターの情報調査部地域IT 化推進担当が発行するニュースレター『地域IT通信』の第62号(2005年10月25日発行)に、以下の記事が掲載されています。 特集: LGWAN電子文書交換システムと参加団体内の文書管理システムの連携について …… …

『アート・ドキュメンテーション通信』No. 67

『アート・ドキュメンテーション通信』のNo. 67(2005年10月25日発行)に、以下の記事が掲載されています。 八重樫純樹. 横断的アーカイブズ論研究会 …… p. 2-6. 古賀崇. ユネスコ「世界の記憶」プログラムの現状: 2005年IFLAオスロ大会より …… p. 6-7. 生野…

『地方史研究』第316号

『地方史研究』の2005年8月号(第55巻第4号、通巻第316号)に、以下の動向記事が掲載されています。 滝沢繁. 中越地震と歴史資料保存の取り組みにかかわって …… p. 70-72. 斎藤昭. シンポジウム『新潟県中越地震からの文化遺産の救出と現状』に参加して …… p.…

『情報管理』Vol. 48, No.7

『情報管理』の2005年10月号(Vol. 48, No.7)に、次の記事が掲載されています。 小谷允志. 連載: 記録管理の新潮流: コンプライアンスと記録管理 …… p. 443-450. 竹内比呂也. 視点: 機関リポジトリとデジタル資料の保存 …… p. 462-464. 後者では、デジタル…

残したい 自費出版書 「貴重な文化財」 民間収集に限界

YOMIURI ONLINEの10月18日付の記事です。 <http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20051018bk05.htm> 欧米では、文書館の最大の利用者層は自分史の執筆者や家系調べをする人々だそうですが、日本で自分史が普及するかどうかは、アーカイブズの領域にとっても…

音源保存へ「アーカイブ」設立 日本伝統文化振興財団

『琉球新報』サイトの10月13日付の記事です。 <http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-7434-storytopic-6.html> 日本伝統文化振興財団が、「伝統文化音源アーカイブ」を設立したそうです。 <http://www.japo-net.or.jp/index.shtml>

公開シンポジウム「大学ミュージアム=アーカイブズを考える」【11/15】

駿河台大学で、以下のようなシンポジウムが開催されます。 詳しい情報は、同大学文化情報学部のページからご覧ください。 <http://cir.surugadai.ac.jp/modules/news/> 日時:2005年11月15日(火)13:00-17:30 会場:駿河台大学第二講義棟4階AVホール(埼…

eドキュメントJAPAN2005【11/9-10】

社団法人日本画像情報マネジメント協会(JIIMA)が、標記の展示会を開催します。 e-文書法などに関する企業の出展や各種のセミナーが催されます。 詳しくは専用サイトをご覧下さい。サイトから事前申込ができます。 <http://www.e-document.jp/>

ふくしま点描 松川資料室〜福島市 戦後最大冤罪の謎

asahi.com福島版の10月15日付の記事です。 <http://mytown.asahi.com/fukushima/news02.asp?c=5&kiji=1149> 福島大学構内の「松川資料室」では、昭和24年の「松川事件」に関する資料を管理・公開しているそうです。 冤罪に苦しんだ人々の潔白を伝えるアー…

古里の記憶保存へ写真を収集

『中国新聞』サイトの10月11日付の記事です。 <http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200510110076.html> 呉市音戸町田原地区の住民有志が、民家を一軒一軒訪ねて古い写真を収集しているそうです。 将来は「地区の史料室を作りたい」とのことです。

誰がために記録はある 書きすぎない,チームで共有できる記録をめざして

『週刊医学界新聞』の10月10日付(第2653号)掲載の鼎談です。 <http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n2005dir/n2653dir/n2653_01.htm> 出席者は、阿部俊子氏(衆議院議員/前日本看護協会副会長)、日野原重明氏(聖路加国際病院理事長)、児玉安司氏(…

伊東の貴重な生活文化記録 旧和田村古文書戻る

『静岡新聞』サイトの10月2日付の記事です。 <http://www.shizushin.com/cultuer/20051003000000000030.htm> 今後は地元で適切に保存されることを願うばかりです。

シンポジウム 歴史文化資産のリスクマネジメントとネットワークを考える 連携するミュージアム・ライブラリー・アーカイブズ【11/19】

江戸東京博物館で、以下のようなシンポジウムが開催されます。 参加申込締切は11月5日です。詳しくは案内用Webページをご覧下さい。 <http://www.musee-um.co.jp/symposium.html> 日時 2005年 11月19日(土)10:00〜17:30(開場9:30) 会場 東京都江戸東京…

震災時、文化財どう守る 「官民の連携不可欠」 静岡でシンポジウム

『静岡新聞』サイトの10月1日付の記事です。 <http://www.shizushin.com/feature/jisin/jisin_kiji/20051001000000000012.htm> 9月30日に静岡市で行われたシンポジウム「災害から文化財を守る」についての報道です。 『中日新聞』サイトの10月1日付の記事…

第10回ビジネスアーキビスト研修講座【11/10-12/15】

企業史料協議会が、標記の研究講座を開催します。 受講申込締切は11月4日です。詳しくは同会のサイトをご覧下さい。 <http://www.baa.gr.jp/files/03.html#Anchor-43850> 期 日 2005年11月10日(木)、18日(金)、24日(木)、12月1日(木)、8日…

ネット公文書偽変造、一般書類より厳しく処罰

『東亜日報』日本語版サイトの9月29日付の記事です。 <http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2005092943928> 韓国政府も、電子記録の真正性の確保には頭を悩ませているようです。同紙の9月26日付の社説も参考になります。 「社説 ネット公文書…

建築・空間デジタルアーカイブス(DAAS)シンポジウム【10/28】

「建築・空間デジタルアーカイブス」プロジェクト(DAAS)設立準備委員会が、シンポジウムを開催します。 シンポジウムについては、財団法人日本建築センターが参加申込を受け付けています。申込締切は10月17日(月)です。 <http://www.bcj.or.jp/c05/02/DAA…

「公務員の業務すべてを記録」 電子記録プロジェクト開発へ

『朝鮮日報』日本語版サイトの9月26日付の記事です。 <http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/09/26/20050926000052.html> 韓国政府の記録管理改善の徹底ぶりにはいつも驚かされます。

『図書館雑誌』Vol. 99, No. 9

日本図書館協会が発行する『図書館雑誌』の2005年9月号に、以下の記事が掲載されています。 川俣正英. 全国図書館大会茨城大会へ向けて4: 公文書館法制定に尽力した岩上二郎. 図書館雑誌. Vol. 99, No. 9, 2005, p.656-657. 茨城県知事や参議院議員等を務め…

第4回駿河台大学行政文書管理セミナー【11/4】

駿河台大学文化情報学研究所が、第4回行政文書管理セミナーを開催します。対象は自治体職員限定です。 情報公開制度・個人情報保護制度及び電子文書管理・アーカイブズ管理などに対し、各市町村におかれましては、行政文書管理に関わる諸課題への問題解決に…

国際規格ISO 19005-1:2005

長期保存用の電子ドキュメント・ファイル・フォーマットの国際規格として、以下のISO規格が9月28日付で発行されました。 ISO 19005, Document management – Electronic document file format for long-term preservation – Part 1, Use of PDF 1.4 (PDF/A-1)…

全史料協関東部会の第231回月例研究会【10/27】

全史料協(全国歴史資料保存利用機関連絡協議会)の関東部会が、第231回月例研究会を開催します。 参加申込締切は10月20日です。詳しくは下記のページをご覧下さい。 <http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~shozawa/zkkennew.html> 1 日 時 平成17年10月2…

『日本図書館情報学会誌』Vol. 51, No. 3

『日本図書館情報学会誌』の通巻163号(2005年9月20日発行)に、以下の論文が掲載されています。 松林麻実子; 倉田敬子. e-print archiveという情報メディア: 日本の物理学研究者への利用調査に基づいて『日本図書館情報学会誌』Vol. 51, No. 3, 2005, p. 12…

デジタルアーカイブ連続講演会【10/20, 11/10】

2005年度慶應義塾学事振興資金による研究課題「貴重な資料のデジタルアーカイブの構築手法とメタデータの標準化についての実践的研究」の主催で、デジタルアーカイブ連続講演会が開催されています。 例えば以下の講演が予定されています。いずれも参加申込受…

『月刊IM』2005年10月号

『月刊IM』第44巻第10号(2005年9月15日発行)の主な内容は以下のとおりです。 なお、この号に紹介がある「JIS Z 6017原案(仮番、JIIMA最終版);【電子化文書の長期保存方法】」は以下のページからも見ることができます。詳しい解説もあります。 <http://…

インクジェット戦争その2:印刷物の最良保存方法は冷凍

japan.internet.comの10月7日付の記事です。 <http://japan.internet.com/busnews/20051007/6.html> 「重要書類と写真をもっとも長期保存する方法に、書類を固く凍らせることを推奨している」会社もあるそうです。