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記録管理、文書管理、公文書館、アーカイブ、アーカイブズ... 今注目のキーワードを読み解くための最新情報を厳選してお伝えします。

2016-12-01から1ヶ月間の記事一覧

カープ草創期、語る資料 決意記す目論見書 県立文書館、きょうから公開 /広島県

『朝日新聞』2016年10月8日付広島版朝刊25面の記事です。 25年ぶりにセ・リーグ優勝を果たした広島カープの草創期を伝える資料が、広島県立文書館等で保存されているという内容です。

日本の戦後71年 記憶を新時代へ渡す責任

『朝日新聞』2016年8月15日付朝刊の社説です。 「欧米でアーキビストと呼ばれる、記録の収集、評価から整理、保存までを担う専門家が日本でも育成されるべきだろう」としつつ、「戦争の記憶や記録を財産として未来へ伝承する努力を政府としても支えてほしい…

横浜事件訴訟:「裁判記録廃棄 違法」 国家賠償は認めず 東京地裁判決

『毎日新聞』2016年7月1日付朝刊27面の記事です。 「横浜事件」の元被告2人の遺族が「裁判記録の焼却によって再審請求が遅れ、名誉回復が困難になった」などとして損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は「当時の裁判所職員による何らかの関与で記録が廃…

新・国立公文書館の課題――国会、立法記録の移管を

『日本経済新聞』2016年6月27日付朝刊34面の記事です。 立法過程に関わる国会議員の活動記録は保存や公開などの管理制度が無いことに言及しつつ、特定非営利活動促進法(NPO法)に関する記録の国立公文書館への移管の動きを取り上げています。

特定秘密:内閣官房、記録作らず 保護法巡り検査院と協議

『毎日新聞』2016年5月7日付朝刊26面の記事です。 特定秘密保護法を巡り、会計検査院との事前合意に反して関係省庁への通知内容を後退させていた内閣官房が、検査院とのやりとりの記録を公文書として残していないことが分かった、という内容です。

国立公文書館 国民が広く集う新館に

『毎日新聞』2016年4月10日付朝刊5面の社説です。 政府の有識者会議が国立公文書館の建て替え候補地の調査結果を公表したことに言及しつつ、「施設の拡充と同時に、文書の管理体制も強化しなければならない」と主張しています。

東日本大震災5年:歴史資料

『毎日新聞』2016年3月の連載記事です。 上 作業が「心のレスキュー」 市民ボランティアが被災文書洗浄(2016年3月16日付夕刊6面) 下 地域復興の活力に 新潟・十日町の文書、写真(2016年3月17日付夕刊4面) 宮城歴史資料保全ネットワークと、新潟県十日町…

震災遺産、町の「時」を残す、福島・富岡で時計やパトカー収集、歴史の空白埋める資料に

『日本経済新聞』2016年3月11日付朝刊48面の記事です。 福島県富岡町の学芸員が、「富岡町歴史・文化等保存プロジェクトチーム」の活動について寄稿しています。

公文書館、19年度には満杯 計画迷走、新館間に合わず 民間で一時保管、検討

『朝日新聞』2016年3月9日付朝刊4面の記事です。 国立公文書館の収容能力の限界について、政府の対応が迷走しており、民間の書庫を借りるなど応急措置の検討を始めた、という内容です。

閣議マンネリ化、議事録公開、透明性増したが…――平均12分、懇談「発言ナシ」半数

『日本経済新聞』2016年2月28日付朝刊14面の記事です。 閣議の議事録内容をみると、「閣議後の懇談会を含め閣僚たちで議論を重ねた形跡は少なく、政策決定の過程をたどるのは難しい」としています。

法制局文書 国会提出は当然だ

『朝日新聞』2016年2月20日付朝刊14面の社説です。 集団的自衛権の行使を認めた閣議決定に関して、国会審議に備えてつくった「想定問答」は、公文書管理法で保存が義務づけられている「行政文書」にはあたらないとの見解を内閣法制局が示したことについて、…

政官接触、ルール骨抜き 記録作成は官僚判断

『毎日新聞』2016年2月12日付朝刊3面の記事です。 国家公務員制度改革基本法が定める政官接触の記録について情報公開請求を行ったところ、全省が「作成していない」か「保有していない」のゼロ回答だったとしています。

公文書管理法 霞が関をもっと透明に

『朝日新聞』2015年12月27日付朝刊10面の社説です。 公文書管理法の見直しについて、「公文書管理は単なる役所の内部ルールではない。政策がどのように決定され、どう実施されたかを国民が検証できるようにするための取り決めだ」と論じています。

平成28年度東日本大震災アーカイブ国際シンポジウム −震災から6年経過した震災アーカイブの進化と深化−【1/20】

標記のシンポジウムが開催されます。 参加には申し込みが必要です。 詳しくは、東北大学災害科学国際研究所のサイトをご参照ください。 http://shinrokuden.irides.tohoku.ac.jp/ 日時 平成29年1月20日(金)13時00分から16時30分まで 会場 東北大学青葉山キ…

アーカイブを市民の力に−道場親信の仕事と私たち−【1/9】

標記のセミナーが開催されます。 詳しくは、市民アーカイブ多摩のサイトをご参照ください。 http://www.c-archive.jp/ お話: 「成田空港問題“歴史伝承委員会”で残したこと」 波多野ゆき枝さん(NAA歴史伝承委員会) 「“市民・住民運動資料研究会"等の活…

当局が「不適切」認める/市議会一般質問

『宮古毎日新聞』のサイトの2016年12月17日付の記事です。 http://www.miyakomainichi.com/2016/12/95641/ 沖縄県宮古市は、公文書を規定に則さずに破棄していたり、事業者とのやり取りを文書ではなく口頭で行っていたことについて、「不適切」であることを…

埋もれた名作漫画・関連資料 原画を電子化、散逸防ぐ

NIKKEI STYLEの2016年12月12日付の記事です。 http://style.nikkei.com/article/DGXKZO10485780Z01C16A2BE0P01?channel=DF280120166618 マンガ作品保存会MOM、出版社コミチャン、秋田県横手市増田まんが美術館の活動を取り上げています。

富岡町 震災・地域アーカイブ施設19年度開設

『河北新報』のサイトの2016年12月9日付の記事です。 http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201612/20161209_61007.html 東京電力福島第1原発事故で全町避難する福島県富岡町が町内に計画するアーカイブ施設は、2019年度を目標に開設するそうです。

五輪バレー会場 知事「早く結論を」

『東京新聞』のサイトの2016年12月9日付の記事です。 http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201612/CK2016120902000165.html?ref=rank 東京都知事は、都の文書管理規則を2016年度内に見直し、公文書管理に関する来年度早期の条例化も検討するよう指…

真珠湾攻撃を見た…住民たちの証言集、ネット公開へ

朝日新聞デジタルの2016年12月7日付の記事です。 http://www.asahi.com/articles/ASJD551FMJD5PTIL00T.html 真珠湾攻撃で、湾内の島にいた住民たちの証言を載せた「パールハーバー・アーカイブ」がインターネット上で公開されるそうです。

日本銀行金融研究所のアーキビスト募集

日本銀行金融研究所が、アーキビスト1名を募集しています。 業務内容は以下の通りです。 主に歴史的資料の受入・整理業務、目録作成・データベースの整備、アーカイブ利用者に対するレファレンスサービスの提供や歴史的資料の審査等に関する業務およびその周…

韓国の言論3団体「記事データベース修正・削除可能にした言論仲裁法改正案に反対」

『朝鮮日報』日本語版サイトの2016年12月7日付の記事です。 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/12/07/2016120701120.html 韓国新聞協会・韓国新聞放送編集人協会・韓国記者協会は、「言論仲裁委員会の判断に基づいて報道機関の記事原本を…

県立高知城歴史博物館が2017年春開館へ移送作業完了

『高知新聞』のサイトの2016年12月5日付の記事です。 https://www.kochinews.co.jp/article/66335/ 2017年3月に開館する高知県立高知城歴史博物館へ、土佐山内家宝物資料館の史料約6万7千点が運び込まれたそうです。

熊本地震被災の文化財5900点レスキュー 「修復は長丁場」支援訴え

産経ニュースの2016年12月5日付の記事です。 http://www.sankei.com/region/news/161205/rgn1612050044-n1.html 九州国立博物館で開かれたシンポジウム「熊本地震と文化財レスキュー」の模様を紹介しています。

地域の宝にレスキュー隊 未指定文化財を保存 熊本地震後5900点

『西日本新聞』のサイトの2016年12月4日付の記事です。 http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/293456 熊本地震被災地での文化財保存のための応急処置を学ぶ初の市民参加型研修会が、熊本県宇城市で開かれたそうです。

被災文化財 復活の物語…陸前高田で90点展示

YOMIURI ONLINEの2016年12月2日付の記事です。 http://www.yomiuri.co.jp/local/iwate/news/20161201-OYTNT50066.html 岩手県陸前高田市で、東日本大震災で被災し、全国の博物館関係者や市民の協力による文化財レスキューで修復された文化財を紹介する展示会…

いじめ調査資料 保存で新基準 横浜市教委 現場への「周知不十分」

『東京新聞』のサイトの2016年11月27日付の記事です。 http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/list/201611/CK2016112702000128.html 横浜市教育委員会は、学校内で調査したいじめ関係資料などの保存期間延長を徹底するため、新たな文書管理基準を作成…

滋賀県県政史料室の非常勤嘱託員募集

滋賀県県政史料室が、非常勤嘱託員(歴史的文書事務取扱)1名を募集しています。 業務内容は以下の通りです。 一般事務(歴史的文書事務取扱の嘱託) ・歴史的文書等の展示等の企画実施に関する事務 ・歴史的文書等の閲覧申請等に関する事務 ・歴史的文書の…

人と防災未来センターの震災資料専門員募集

人と防災未来センターが、震災資料専門員を若干名募集しています。 職務内容は以下の通りです。 震災資料及び防災に関する書籍等の収集・整理・保存 震災資料及び防災に関する書籍等についての相談、情報発信 資料室企画展の企画・実施など震災資料の活用 セ…

公文書を電子データ化へ 滋賀県、保存性高め公開視野

産経ニュースの2016年11月23日付の記事です。 http://www.sankei.com/region/news/161123/rgn1611230071-n1.html 滋賀県は、保存している歴史的価値の高い公文書について、電子データ化する方針を決めたそうです。