Daily Searchivist

記録管理、文書管理、公文書館、アーカイブ、アーカイブズ... 今注目のキーワードを読み解くための最新情報を厳選してお伝えします。

人物

戦没者の遺品、どう受け継ぐ 体験者や子ども世代が高齢化 史料の散逸懸念

『山陰中央新報』のサイトの2024年7月9日付の記事です。 https://www.sanin-chuo.co.jp/articles/-/606536 戦没者の遺品は戦争の悲惨さや平和の大切さを後世に伝える史料だが、戦争を知らない世代へと所有が移り、散逸が進むことも懸念される、という内容で…

千本氏、寄付 京大が基金創設 「西田哲学」研究を支援 史料整理、後進の育成へ /京都

『毎日新聞』のサイトの2024年6月27日付の記事です。 https://mainichi.jp/univ/articles/20240627/ddl/k26/100/159000c 西田幾多郎を源流とする「西田哲学」の研究を支援するため、京都大学は「西田哲学―千本基金」を創設し、研究者の育成や学術史料の整理…

現場へ!「公的な私文書」を生かす

朝日新聞デジタルの連載記事です。 以下の記事から構成されています。 https://www.asahi.com/rensai/list.html?id=401 地層のような文書の山、いかに後世へ 宮沢元首相ら国際交流の足跡(2024年6月21日付) デジタル化で政治史研究に新境地 佐藤栄作首相支え…

土井たか子さんが残した資料の山が動いた 没後10年、母校へ寄付決まる 女性初の衆院議長が歩んだ道のりは

『東京新聞』のサイトの2024年6月3日付の記事です。 https://www.tokyo-np.co.jp/article/331137 憲政史上初めて女性で衆院議長を務めた故・土井たか子氏の残した資料が、出身校の京都女子大学に寄贈されることが決まったそうです。

宮沢記念館、広島に 長女啓子さん「日録は第一級史料」孫エマさんも

朝日新聞デジタルの2024年5月25日付の記事です。 https://www.asahi.com/articles/ASS5T2FL3S5TPITB005M.html 宮沢喜一・元首相の業績を紹介する宮沢喜一記念館が、宮沢氏の地元、広島県福山市にオープンしたそうです。

被爆の「記憶解凍」進める22歳 写真カラー化、証言動画を映画に

『毎日新聞』のサイトの2024年3月24日付の記事です。 https://mainichi.jp/articles/20240324/k00/00m/040/189000c 戦争体験者との対話や資料に基づいて戦前から戦後の白黒写真を人工知能(AI)でカラー化する「記憶の解凍」のプロジェクトに取り組んできた…

日本の漫画文化 価値ある原画を保存したい

『読売新聞』のサイトの2024年1月6日付の社説です。 https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20240105-OYT1T50251/ 漫画やコミックの原画について、「原画の散逸や海外流出を防ぐため、収集・保存体制を整えて活用を図ってほしい」と主張しています。

軍歴照会で辿るあなたの家族の軌跡 教えてください、戦争の記録と記憶

『西日本新聞』のサイトの2024年1月1日付の記事です。 https://www.nishinippon.co.jp/item/n/1162714/ 西日本新聞はわが家と戦争の「記録と記憶」を書き留めるキャンペーン報道「うちにも戦争があった~あなたの家族の軌跡~」を始めるにあたり、読者に親族…

散逸が懸念される女性史関係資料、保存・公開の動き相次ぐ 高良留美子と加納実紀代の資料室オープン

47NEWSの2023年12月12日付の記事です。 https://nordot.app/1105794422764634560?c=39546741839462401 神奈川県の女性史研究グループ「史の会」の資料公開と「高良留美子資料室」「加納実紀代資料室 サゴリ」について取り上げています。

インドで50年余活動する仏教僧 差別解放への情熱と軌跡 「佐々井秀嶺デジタルアーカイブ」公開

『毎日新聞』のサイトの2023年11月22日付の記事です。 https://mainichi.jp/articles/20231122/dde/014/040/001000c インドの仏教指導者に関する資料をインターネット上で公開する「佐々井秀嶺デジタルアーカイブ」が完成したそうです。

原爆文学保全40年 顕彰

『読売新聞』のサイトの2023年10月27日付の記事です。 https://www.yomiuri.co.jp/local/hiroshima/news/20231026-OYTNT50180/ 地域文化の発展に貢献した団体や個人をたたえる「第45回サントリー地域文化賞」に、広島市で活動する「広島文学資料保全の会」…

曽祖父が生きた苦難の時代、証拠を残したい デジタル写真資料館を作った日系カナダ人

『西日本新聞』のサイトの2023年10月1日付の記事です。 https://www.nishinippon.co.jp/item/n/1131211/ 日系カナダ人の若者が、旧日本軍の1000点以上の写真をウェブサイトで公開しているそうです。

湯川博士の功績をネットで紹介…京大HP、ノーベル賞授賞の電報など

『読売新聞』のサイトの2023年9月15日付の記事です。 https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20230915-OYO1T50025/ 湯川秀樹博士の貴重な史料を、京都大学・湯川記念館史料室がホームページで公開しているそうです。

戦後78年 眠った戦争記録 DB化

『読売新聞』のサイトの2023年9月10日付の記事です。 https://www.yomiuri.co.jp/local/shimane/news/20230909-OYTNT50062/ 島根県立図書館で眠ったままだった戦争体験者の手記などをひもとき、データベース(DB)化する取り組みが続いているそうです。

競技映像は誰のものか?

『毎日新聞』のサイトの2023年9月4日付のコラムです。 https://mainichi.jp/articles/20230831/k00/00m/050/096000c 町田樹氏が、「スポーツ界は競技映像やスポーツ中継番組のアーカイブに無頓着すぎる」と述べています。

東大に「大江健三郎文庫」開設 創作過程知る資料を公開

47NEWSの2023年9月1日付の記事です。 https://www.47news.jp/9803260.html 東京大学は、ノーベル文学賞作家大江健三郎さんの自筆原稿など約1万8千枚の資料をデジタル化し、研究者向けに公開する「大江健三郎文庫」を開設したそうです。

禎子の折り鶴を「世界の記憶」に申請 被爆80年の登録めざす

朝日新聞デジタルの2023年8月30日付の記事です。 https://www.asahi.com/articles/ASR8Z5DSCR8ZPITB002.html 広島で被爆し、白血病で亡くなった佐々木禎子さんの折り鶴について、遺族らがユネスコの「世界の記憶」に登録するため、日本ユネスコ国内委員会に…

戦災資料デジタルに 作家・早乙女勝元さん長女

『読売新聞』のサイトの2023年8月19日付の記事です。 https://www.yomiuri.co.jp/local/tokyo23/news/20230818-OYTNT50270/ 戦禍を語り継ぐ活動に生涯をささげた作家の早乙女勝元さんが残した資料をデジタル化する取り組みが進んでいるすうです。

「死者調査票」5万枚公開へ 研究者対象、「検証進む」と歓迎―関東大震災100年

時事通信のサイトの2023年8月17日付の記事です。 https://www.jiji.com/jc/article?k=2023081600558&g=soc 関東大震災による死者の氏名や死亡場所を記した「震災死亡者調査票」と呼ばれる史料約5万枚をすべてデータ化し、研究目的に限って閲覧を許可する方…

よみがえる出征兵士の足取り 戦争の記憶をデジタル技術で継承

『産経新聞』のサイトの2023年8月14日付の記事です。 https://www.sankei.com/article/20230814-G7HJRSVSMRJK5GEO262AASCRPU/ 東京大学大学院の渡邉英徳研究室がデジタルアーカイブ「出征兵士の足どり-新潟県長岡市から-」を公開したそうです。

特攻隊遺書、保存に課題 紙やインク、変色進む―資料館「大切に後世へ」・鹿児島など

時事通信のサイトの2023年8月14日付の記事です。 https://www.jiji.com/jc/article?k=2023081400068 旧陸軍の特攻隊員らが残した遺書などの紙が劣化し、インクの文字も変色が進んでいるそうです。

死の恐怖、家族への悲痛な思い永遠に…戦没学生の手紙や日記「わだつみのこえ」1800点をデジタル化

『読売新聞』のサイトの2023年8月13日付の記事です。 https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20230812-OYO1T50021/ 太平洋戦争で戦死した学生らの遺書や日記を収集、展示する「わだつみのこえ記念館」が、収蔵資料約1800点をデジタル化したそうで…

つなぐ 戦後78年(2)旧満州で幼い弟や妹失った 引き揚げ経験 演劇に

『中日新聞』のサイトの2023年8月12日付の記事です。 https://www.chunichi.co.jp/article/747456 旧満州(中国東北部)での体験を語り継ぐ「北陸満友会」の会長が、引き揚げ者の足跡や地図、史料をデータ化し集約するデジタルアーカイブの制作を始めたそう…

日本で千年伝わる唐の通行証「過所」 三井寺の円珍関係文書

AFPBB Newsの2023年7月14日付の記事です。 https://www.afpbb.com/articles/-/3472520 ユネスコの「世界の記憶」に登録された「智証大師円珍関係文書典籍-日本・中国の文化交流史-」について取り上げています。

広島の原爆文学資料、「世界の記憶」へ再々挑戦 原民喜のおいも訴え

朝日新聞デジタルの2023年7月27日付の記事です。 https://www.asahi.com/articles/ASR7V740ZR7VPITB013.html 市民団体「広島文学資料保全の会」は、原爆詩人・峠三吉ら4人の作家・詩人が書いた原爆文学資料について、ユネスコの「世界の記憶」への登録を目指…

祈りの鶴「世界の記憶」に 佐々木禎子さん兄ら申請準備

『日本経済新聞』のサイトの2023年6月10日付の記事です。 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE081RC0Y3A600C2000000/ 広島で被爆し、白血病のため12歳で死去した佐々木禎子さんの兄らが、手元や資料館に残された折り鶴をユネスコの「世界の記憶」に申請…

「世界の記憶」円珍ゆかり文書 所蔵の園城寺「世界に広く伝えたい」

『毎日新聞』のサイトの2023年5月25日付の記事です。 https://mainichi.jp/articles/20230525/k00/00m/040/366000c 園城寺(三井寺)が所蔵する、密教の教えを平安時代に中国・唐から日本に持ち帰った円珍ゆかりの仏教史料「智証大師円珍関係文書典籍―日本・…

袴田巌さん 膨大な裁判記録 支援者らがデータベース化 弁護団を後押し

『中日新聞』のサイトの2023年5月10日付の記事です。 https://www.chunichi.co.jp/article/687055 再審開始が確定した袴田巌さんの裁判記録を巡っては、支援者が中心となり、二〇〇〇年代初頭から一部でデジタル化を進め、弁護団を支えてきたそうです。

日本初のノーベル化学賞受賞者のメモ1300点を公開 卒業研究も

朝日新聞デジタルの2023年5月7日付の記事です。 https://www.asahi.com/articles/ASR5264G7R51PLBJ008.html ノーベル化学賞を受けた故・福井謙一博士が残した研究メモなど約1300点をデジタル化した資料を、出身大学で博士が教授を務めた京都大学が公開したそ…

「九大生体解剖事件」資料 戦争の狂気伝える 立ち会った医学生遺品300点、宇佐市教委預かり分類 /大分

『毎日新聞』のサイトの2023年3月28日付の記事です。 https://mainichi.jp/articles/20230328/ddl/k44/040/279000c 大分県宇佐市教育委員会は、太平洋戦争末期に九州帝国大学であった「九大生体解剖事件」に医学生として立ち会った福岡市の医師の資料を預か…