Daily Searchivist

記録管理、文書管理、公文書館、アーカイブ、アーカイブズ... 今注目のキーワードを読み解くための最新情報を厳選してお伝えします。

2008-01-01から1年間の記事一覧

公立図書館・文書館・博物館:協同と協力の動向

京都大学図書館情報学研究会は2008年12月1日、標記の報告書を発行しました。 京都大学大学院教育学研究科図書館情報学研究室のサイトから、無料でダウンロードできます。 http://www.educ.kyoto-u.ac.jp/~lib-sci/s-saikin-gyoseki.htm 国際図書館連盟(IFLA…

利用者向けの資料取り扱い方解説ビデオ

英国図書館(BL)は、利用者は貴重な資料をどのように取り扱えばよいかを解説したビデオ映像集Collection Care Videos: 'Using Collection Items'を作成しました。 同館のサイトで公開されています。 http://www.bl.uk/aboutus/stratpolprog/ccare/collectionc…

手稿コレクション情報のWeb公開に関する報告書

米国の研究図書館協会(ARL)は2008年11月17日、SPEC Kitシリーズの一冊として、Manuscript Collections on the Webを公開しました。 手稿コレクションに関する情報のWeb上での公開状況について、同協会の加盟館にアンケート調査をした結果をまとめたものです…

橋下知事、公開請求後に庁内メール削除 情報隠しの声も

asahi.comの2008年12月26日付の記事です。他紙でも報道されました。 http://www.asahi.com/politics/update/1226/OSK200812260099.html 知事と同様、メールを削除した大阪府の幹部職員もいたそうです。 府幹部、知事からの「公開対象」メールを次々削除(YOM…

国立公文書館の公文書専門員の募集

国立公文書館が、公文書専門員10名程度を募集しています。 雇用形態は、非常勤の国家公務員です。 雇用期間は、平成21年4月1日から平成22年3月30日(勤務成績等により更新することも可能)です。 応募資格は以下のとおりです。 (1)採用時において、満40歳未…

質問なるほドリ:外交文書、公開の基準は?=回答・川上克己

毎日jpの2008年12月22日付の記事です。 http://mainichi.jp/select/wadai/naruhodori/news/20081222ddm003070180000c.html この日に行われた、外務省による第21回外交文書公開についての解説記事です。 外交文書公開の基準等については、同日の外務事務次官…

大戦の史料 ネット公開 米国立公文書館

asahi.comの2008年12月20日付の記事です。 http://www.asahi.com/digital/internet/TKY200812200138.html 同館の所蔵資料を「歴史資料を集める民間のウェブサイト『フットノート』」上で公開している点が注目されます。 「源清流清 ―瀬畑源ブログ―」で2008年…

国文学研究資料館アーカイブズ研究系の機能維持・向上を求める緊急声明

地方史研究協議会は2008年10月18日、標記の声明を行いました。 同会のサイトに掲載されています。 http://wwwsoc.nii.ac.jp/chihoshi/tihoushiundou.html 以下の2項目を要望しています。 1、国文学研究資料館は、これまでアーカイブズ研究系が歴史学・アー…

米国NARA次期長官の選出に関する共同声明

米国アーキビスト協会(SAA)をはじめとする米国のアーカイブズ・記録管理関係の11団体は2008年12月19日、同国の国立公文書館・記録管理局(NARA)の次期長官の選出に関する共同声明を発表しました。 SAA等の各団体のサイトに掲載されています。 A New Archivist…

英国のアーカイブズ関係3団体の統合

英国(イングランドとウェールズ)の3つのアーカイブズ関係団体が、2009年8月をめどに単一の団体を結成する方向で合意しました。 統合するのは以下の3団体です。 Society of Archivists (SoA) National Council on Archives (NCA) Association of Chief Arch…

第7回行政文書管理セミナー【1/26】

駿河台大学文化情報学研究所が、標記のセミナーを開催します。 参加対象者は自治体関係者です。 詳しくは、以下のサイトをご参照ください。 http://www.bunsho-academy.jp/news/archives/57.html 日時:平成21年1月26日(月)13時〜17時 (受付開始 12時30分…

第13回ビジネスアーキビスト研修講座【1/15-3/5】

企業史料協議会が、標記の講座を開催します。 今回は、入門コースと応用コースの2コースが用意されています。 参加申込締切は、入門コースが2009年1月13日です。 詳しくは、同会のサイトをご参照ください。 http://www.baa.gr.jp/files/03.html 日 時 200…

シンポジウム「テレビ文化は残せるか。― 著作権・アーカイブス・コマーシャル ―」【1/11】

京都精華大学と国際日本文化研究センターが、合同で標記のシンポジウムを開催します。 参加申込締切は2008年12月20日です。 詳しくは、同機構のサイトをご参照ください。 http://www.kyoto-seika.ac.jp/hyogen/news/090111symposium.html テーマ:テレビ文化…

『別冊 環』15 図書館・アーカイブズとは何か

『別冊 環』第15号(2008年11月)が、標記の特集を組んでいます。 内容は以下のとおりです。 〈鼎談〉図書館・アーカイブズとは何か――書物への愛と知の継承 粕谷一希(評論家)+菊池光興(国立公文書館館長)+長尾 真(国立国会図書館館長) (司会)春山…

『週刊ダイヤモンド』2008年12月13日号

『週刊ダイヤモンド』2008年12月13日号に、以下の記事が掲載されています。 特別レポート 国民を愚弄する官僚の悪弊 「公文書隠蔽」の呆れた実態 まさのあつこ 公文書管理の改革案は官僚によって骨抜きにされているとして、このままでは新法は「官僚の不作為…

『月刊IM』2009年1月号

『月刊IM』第48巻第1号(2008年12月15日発行)の主な記事は以下のとおりです。 eドキュメントJAPAN2008レポート 統合情報マネジメントの進化 佐藤達士 高田卓 山際祥一 津川典久 内部統制としての電子稟議システムの構築 川染佳代 住のトレーサビリティIII …

『月刊IM』2008年12月号

『月刊IM』第47巻第12号(2008年11月15日発行)の主な記事は以下のとおりです。 帝国データバンク史料館における史料保存と活用 高津 隆 デジタル記念館 慰安婦問題とアジア女性基金 和田春樹 マイクロフィルム及び電子媒体の著作権問題 第10回 保存のための…

「公文書管理検定」のスタート

日本経営協会が、平成21年度より「公文書管理検定」を実施するそうです。 検定には「実務編」と「マネジメント編」の2種類があり、その概要は以下のとおりです。 ○公文書管理検定<実務編> 公文書を通常の業務の中で維持・管理できる知識・技能 <試験科目…

個人情報 漏らしません 瀬戸信金の文書管理センター完成

『中日新聞』のサイトの2008年12月12日付の記事です。 http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20081212/CK2008121202000049.html 瀬戸信用金庫が、2カ所の倉庫と全67店舗の重要文書をすべて集約する「文書管理センター」を建設したそうです。 「工費は…

論壇:この1年 中西寛さん、武田徹さん、加藤陽子さんの3氏が語り合う

毎日jpの2008年12月11日付の記事です。 http://mainichi.jp/enta/art/news/20081211dde018040065000c.html 加藤氏:消費者庁、人事庁、公文書管理庁の三つを生活者の立場から統合しようとした福田氏の構想は注目すべきものだった。 武田氏:福田氏は最近では…

歴史学習の拠点に/海老名市教委、資料収蔵館整備へ

『神奈川新聞』のサイトの2008年12月11日付の記事です。 http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiiidec0812300/ 神奈川県海老名市が、約二万点の文書類を収蔵する「市立歴史資料収蔵館」を2010年に開館する予定だそうです。

〈ネットはいま〉第1部―16 情報をわれらに

asahi.comの2008年11月26日付の記事です。 http://www.asahi.com/digital/internet/TKY200811260190.html 米国政府機関の文書をインターネットで公開する非営利団体「パブリック・リソース・オルグ」の活動を紹介しています。

香川県立ミュージアムの嘱託職員募集

香川県立ミュージアムが、古文書解読を中心とする専門業務に従事する嘱託職員1名程度を募集しています。 受験資格は、「大学・大学院で歴史学等を学び、博物館学芸員資格を有し古文書解読ができる者、又はそれと同等の能力があると認められる者」等です。 雇…

愛知県公文書館の資料管理事務嘱託員の募集

愛知県が、総務部法務文書課(公文書館)で勤務する資料管理事務嘱託員を若干名募集しています。 業務内容は、「県の公文書その他資料の収集、整理、保存、利用、調査研究及び展示に関する事務」です。 応募資格は、「大学の日本史関係学科を卒業し、学芸員…

国文学研究資料館アーカイブズ研究系の機能保全に関する要望書

歴史学研究会は2008年11月14日、標記の要望書を提出しました。 同会のサイトに掲載されています。 http://www.soc.nii.ac.jp/rekiken/appeals/appeal_081114.html 以下の3項目を要望しています。 1.国文学研究資料館は、アーカイブズ研究系が歴史学と記録…

じんもんこん2008「サービス指向のデジタル技術へ 〜人文科学のポテンシャル〜」【12/20-21】

「人文科学とコンピュータシンポジウム」(じんもんこん2008)が、標記のテーマで開催されます。 事前の参加申込を受け付けています。 詳しくは、情報処理学会のサイトまたは専用サイトをご参照ください。 http://www.slis.tsukuba.ac.jp/chs08/index.php?Fr…

全史料協近畿部会の第98回例会【12/20】

全史料協(全国歴史資料保存利用機関連絡協議会)の近畿部会が、例会を開催します。 詳しくは、全史料協のサイトをご参照ください。 http://www.jsai.jp/iinkai/kinki/index.html#20081201 1 日 時 平成20年12月20日(土) 午後2時から午後4時30分 2 場 所…

「福田前首相」写真展を開催 本人の感想は「ふふーん」

asahi.comの2008年12月2日付の記事です。 http://www.asahi.com/politics/update/1202/TKY200812020342.html 記事によれば、今年7月の「洞爺湖サミットに集まった各国首脳が署名したポスター」が、国立公文書館に既に収められているそうです。

携帯大好きオバマ氏ピンチ ホワイトハウスでは所持に壁

asahi.comの2008年11月28日付の記事です。 http://www.asahi.com/international/update/1127/TKY200811270324.html 米国大統領の場合、「法的に個人メールもすべて大統領の公式記録となるため、自由に削除もできず、最終的には公開対象と」なるそうです。

川崎市公文書館条例を改正へ/来年春に歴史的文書のデータ目録公開目指す

『神奈川新聞』のサイトの2008年11月28日付の記事です。 http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiiinov0811639/ 川崎市公文書館条例に「歴史的文化的公文書を利用に供する」ことを盛り込んだ改正案が上程されたそうです。