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記録管理、文書管理、公文書館、アーカイブ、アーカイブズ... 今注目のキーワードを読み解くための最新情報を厳選してお伝えします。

2024年度アーカイブズ・カレッジ【7/22-11/16】

標記の研修会が開催されます。 参加には申し込みが必要です。 詳しくは、国文学研究資料館のサイトをご参照ください。 https://www.nijl.ac.jp/event/seminar/2024/07/post-67.html 期間 長期コース(東京会場): 2024年7月22日(月)~8月9日(金) 2024年8月26…

能登地震の文化財救援「復興見据えて」 司令塔の原点は「3・11」

朝日新聞デジタルの2024年4月15日付の記事です。 https://www.asahi.com/articles/ASS4D3JD2S4DUCVL00SM.html 能登半島地震での被災文化財の救援活動をまとめる国立文化財機構の文化財防災センターについて取り上げています。

熊本地震の膨大な公文書「何を残せば」…保管場所・選別基準なし「倉庫はすでにいっぱい」の町も

『読売新聞』のサイトの2024年4月14日付の記事です。 https://www.yomiuri.co.jp/local/kyushu/news/20240414-OYTNT50010/ 2016年4月の熊本地震時の自治体の対応などを記した公文書について、熊本県内の全45市町村のうち、一般文書と区別して保存ルー…

守れ文化財 中部7県 被害は300件以上 支援や復旧へ課題多く

『中日新聞』のサイトの2024年4月13日付の記事です。 https://www.chunichi.co.jp/article/883592 能登半島地震で被災した古民家や古文書のうち、石川県輪島市の「上時国家住宅」を取り上げています。

歴史的資料、被災家屋から救出 「文化財レスキュー」始動―散逸防ぎ「復興につなげる」・能登地震

時事通信のサイトの2024年4月13日付の記事です。 https://www.jiji.com/jc/article?k=2024041200690&g=soc 能登半島地震の被災地で、地域の歴史を語る貴重な資料などが散逸しないよう、被災家屋から運び出して保管する「文化財レスキュー」の取り組みを紹介…

かつてWindowsと競合した「OS/2」の“遺産”を継承、30年以上も続いたソフトウェアアーカイブが閉鎖へ

WIREDの2024年4月11日付の記事です。 https://wired.jp/article/hobbes-os2-archive-shutting-down/ 1990年代にマイクロソフトのOS「Windows」と競合した「IBM OS/2」用のソフトウェアを収蔵したオンラインアーカイブが閉鎖されるそうです。

細川章さん生誕100年 歴史資料の保存、活用に尽力

『佐賀新聞』のサイトの2024年4月9日付の記事です。 https://www.saga-s.co.jp/articles/-/1223748 佐賀県多久市で歴史資料の保存に尽力し、「多久古文書の村」を結成した細川章さんを取り上げています。

京都国立近代美術館の任期付研究員公募

京都国立近代美術館が、任期付研究員(情報資料担当) 1名を公募しています。 職務の内容は以下の通りです。 京都国立近代美術館における所蔵作品情報の整備業務(ここには所蔵作品登録されている「美術資料」のアーカイヴ化を含む)、所蔵作品ならびに過去…

公文書保存 舞台裏学ぶ 参加者「使命感に感銘」 国立公文書館つくば分館 茨城

『茨城新聞』のサイトの2024年4月7日付の記事です。 https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=17124103006646 国立公文書館つくば分館で、見学ツアーが開かれたそうです。

開国から今日まで 外交史料館の展示室がリニューアル 8日から公開

朝日新聞デジタルの2024年4月5日付の記事です。 https://www.asahi.com/articles/ASS452TNXS45UTFK00DM.html 外務省外交史料館の展示室が、同館の隣にできた麻布台ヒルズの高層ビルに移ったそうです。

デジタル技術で湿板写真に150年前の三重・上野城下 市が公開検討

朝日新聞デジタルの2024年4月1日付の記事です。 https://www.asahi.com/articles/ASS303S5SS30ONFB00GM.html 東京大学史料編纂所の研究グループが、三重県伊賀市の上野城跡周辺の屋外で約150年前に撮影されたとみられる「湿板写真」を最新のデジタル技術で再…

「法と正義の資料館」「大学史資料館」を新設 中央大多摩キャンパス

朝日新聞デジタルの2024年3月31日付の記事です。 https://www.asahi.com/articles/ASS3Z3R4GS3ZOXIE01JM.html 中央大学は、「法と正義の資料館」と「大学史資料館」の二つの資料館を新設したそうです。

被災家屋のふすま 歴史語る 羽咋・古文書講習

『中日新聞』のサイトの2024年3月31日付の記事です。 https://www.chunichi.co.jp/article/876882 石川県羽咋市歴史民俗資料館と歴史資料ネットワークが、古いふすまやびょうぶを基に歴史を読み解く講習会「古文書下張り文書ワークショップ」を開いたそうで…

被災民家から古文書搬出 文化財レスキュー本格化へ

47NEWSの2024年3月30日付の記事です。 https://www.47news.jp/10724689.html 国立文化財機構文化財防災センターや石川県などは、能登半島地震で被災した同県能登町の民家で、蔵にあった古文書などを町内の一時保管施設に搬出したそうです。

国立公文書館の公文書専門員募集

国立公文書館が、公文書専門員を若干名募集しています。 職務内容は以下の通りです。 「公文書等の管理に関する法律」(平成21年法律第66号)、「国立公文書館法」(平成11年法律第79号)等の下、「アーキビストの職務基準書」(平成30年12月独立行政法人国…

歴史を語る史料、「がれきにさせない」 被災地で文化財レスキュー

朝日新聞デジタルの2024年3月30日付の記事です。 https://www.asahi.com/articles/ASS3Z6J70S3ZPQIP03T.html 能登半島地震で被災した住宅から文化財を運び出し、廃棄や散逸を防ぐ「文化財レスキュー」が、石川県能登町で始まっているそうです。

「平成」改元文書、保存再延長 選定過程の「黒塗り」維持

47NEWSの2024年3月27日付の記事です。 https://www.47news.jp/10709757.html 政府が1989年1月に元号を「平成」に改めた際の過程を記した公文書に関し、保存期限を1年間延長すると決めたそうです。

公文書は国民共有の知的資源 公開を前提に公務員の意識改革を

朝日新聞デジタルの2024年3月26日付の記事です。 https://www.asahi.com/articles/ASS3T5HHSS3GUPQJ00Z.html 龍谷大学准教授の瀬畑源さんに、国民の知る権利に応える公文書管理のために何が必要かについてインタビューしています。

「公文書は国家を形づくる石垣」公正性保つためには 福田康夫元首相

朝日新聞デジタルの2024年3月26日付の記事です。 https://www.asahi.com/articles/ASS3T5CYJS3GUPQJ00Y.html 福田康夫元首相は、公文書の適切な管理に最も重要なことは「政治を介入させないこと」だと話したそうです。

被爆の「記憶解凍」進める22歳 写真カラー化、証言動画を映画に

『毎日新聞』のサイトの2024年3月24日付の記事です。 https://mainichi.jp/articles/20240324/k00/00m/040/189000c 戦争体験者との対話や資料に基づいて戦前から戦後の白黒写真を人工知能(AI)でカラー化する「記憶の解凍」のプロジェクトに取り組んできた…

鯵ケ沢・大雨被害の歴史資料修復、返還へ

『東奥日報』のサイトの2024年3月24日付の記事です。 https://www.toonippo.co.jp/articles/-/1747066 2022年8月の大雨で浸水被害に遭った青森県鯵ケ沢町の舞戸正八幡宮の文書群約400点が、修復作業を終えて同神社に引き渡されるそうです。

日本アーカイブズ学会2024年度大会【4/20-21】

標記の大会が開催されます。 参加には申し込みが必要です。 詳しくは、日本アーカイブズ学会のサイトをご参照ください。 http://www.jsas.info/?p=2137 日程 2024年4月20日(土) 12:30 受付開始 13:00~15:00 総会(会員のみ) 15:30~16:30 大会講演会 17:…

福井県文書館の古文書調査専門員募集

福井県文書館が、古文書調査専門員1名を募集しています。 業務内容は以下の通りです。 収集した古文書の調査研究、講座・展示等の企画・運営、紀要等の編集、閲覧者へのレファレンス対応 等 受験資格は以下の通りです。 (1)大学院において歴史学(近世史ま…

地域歴史文化継承ガイドブック: 付・全国資料ネット総覧

人間文化研究機構「歴史文化資料保全の大学・共同利用機関ネットワーク事業」監修. 天野真志; 後藤真編. 地域歴史文化継承ガイドブック: 付・全国資料ネット総覧. 文学通信, 2022, 248p. 主な内容は以下の通りです。 はじめに─地域で資料を保存・継承するに…

江戸幕府の役職就任と文書管理

吉川紗里矢. 江戸幕府の役職就任と文書管理. ゆまに書房, 2022, 456p. 主な内容は以下の通りです。 序 章 研究史の整理と本論の課題 第一章 『九冊物』からみた奏者番と記録作成 第二章 奏者番の師弟関係と文書継承 第三章 寛政改革期の文書政策と寺社奉行 …

これであなたも歴史探偵!: 歴史資料調査入門

千枝大志; 川口淳編著. これであなたも歴史探偵!: 歴史資料調査入門. 風媒社, 2022, 167p. 主な内容は以下の通りです。 はじめに I 希少な歴史資料の読み込み方 古代・中世 史実からよみ直す藤原師長の伝承と史跡 西村健太郎 中世の古文書を読んで古城を訪…

コレクションとアーカイヴ: 東アジア美術研究の可能性

板倉聖哲; 塚本麿充編. コレクションとアーカイヴ: 東アジア美術研究の可能性. 勉誠社, 2022, 520p. 主な内容は以下の通りです。 はじめに 板倉聖哲 I 東アジア美術研究・過去から未来へ―コレクションとアーカイヴ 東洋文化研究所東アジア美術研究室 半世紀…

パブリック・ヒストリー入門: 開かれた歴史学への挑戦

菅豊; 北條勝貴編. パブリック・ヒストリー入門: 開かれた歴史学への挑戦. 勉誠社, 2021, 512p. 主な内容は以下の通りです。 序文 パブリック・ヒストリー―現代社会において歴史学が向かうひとつの方向性 菅豊 I 理論 Theories パブリック・ヒストリーとはな…

デジタルアーカイブの新展開

時実象一. デジタルアーカイブの新展開. 勉誠社, 2023, 320p. 主な内容は以下の通りです。 はじめに 第1章 災害とデジタルアーカイブ 第2章 文化を保存するデジタルアーカイブ 第3章 メディアを保存するデジタルアーカイブ 第4章 3DとAIが記録する世界 第5章…

地域でつくる・地域をつくる メディアとアーカイブ

松本恭幸編. 地域でつくる・地域をつくる メディアとアーカイブ. 大月書店, 2022, 272p. 主な内容は以下の通りです。 第I部 地域の情報環境整備 第1章 官民連携による地域のコミュニケーションデザイン…松本恭幸(武蔵大学) 第2章 格差のない読書機会を享受で…