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記録管理、文書管理、公文書館、アーカイブ、アーカイブズ... 今注目のキーワードを読み解くための最新情報を厳選してお伝えします。

制度

熊本地震の膨大な公文書「何を残せば」…保管場所・選別基準なし「倉庫はすでにいっぱい」の町も

『読売新聞』のサイトの2024年4月14日付の記事です。 https://www.yomiuri.co.jp/local/kyushu/news/20240414-OYTNT50010/ 2016年4月の熊本地震時の自治体の対応などを記した公文書について、熊本県内の全45市町村のうち、一般文書と区別して保存ルー…

「平成」改元文書、保存再延長 選定過程の「黒塗り」維持

47NEWSの2024年3月27日付の記事です。 https://www.47news.jp/10709757.html 政府が1989年1月に元号を「平成」に改めた際の過程を記した公文書に関し、保存期限を1年間延長すると決めたそうです。

公文書は国民共有の知的資源 公開を前提に公務員の意識改革を

朝日新聞デジタルの2024年3月26日付の記事です。 https://www.asahi.com/articles/ASS3T5HHSS3GUPQJ00Z.html 龍谷大学准教授の瀬畑源さんに、国民の知る権利に応える公文書管理のために何が必要かについてインタビューしています。

「公文書は国家を形づくる石垣」公正性保つためには 福田康夫元首相

朝日新聞デジタルの2024年3月26日付の記事です。 https://www.asahi.com/articles/ASS3T5CYJS3GUPQJ00Y.html 福田康夫元首相は、公文書の適切な管理に最も重要なことは「政治を介入させないこと」だと話したそうです。

日本アーカイブズ学会2024年度大会【4/20-21】

標記の大会が開催されます。 参加には申し込みが必要です。 詳しくは、日本アーカイブズ学会のサイトをご参照ください。 http://www.jsas.info/?p=2137 日程 2024年4月20日(土) 12:30 受付開始 13:00~15:00 総会(会員のみ) 15:30~16:30 大会講演会 17:…

デジタル時代における民主的空間としての図書館、アーカイブズ、博物館

久野和子監訳. デジタル時代における民主的空間としての図書館、アーカイブズ、博物館. 松籟社, 2022, 256p. 主な内容は以下の通りです。 1 はじめに 物理的な場所とバーチャルな空間:デジタル時代における図書館、アーカイブズ、博物館 第I部 政策 2 LAM機…

映像アーカイブ論: 記録と記憶が照射する未来

辻泰明. 映像アーカイブ論: 記録と記憶が照射する未来. 大学教育出版, 2020, 172p. 主な内容は以下の通りです。 はじめに─ 映像アーカイブと情報メディアの革命─ 第1章 映像アーカイブの意義と多様性 第2章 映像アーカイブの生成と類型 第3章 映像アーカイブ…

公文書デジタル化30%だけ 22年度、出先機関で進まず

47NEWSの2024年2月19日付の記事です。 https://www.47news.jp/10543125.html 内閣府調査によると、2022年度の各府省庁・機関における公文書のデジタル化割合を平均したところ、30.8%にとどまったそうです。

オンライン講演会「紙から電子へ:ボーンデジタル記録の管理―欧州委員会の方針と管理システム―」【2/23】

標記の講演会が開催されます。 参加には申し込みが必要です。 詳しくは、東北大学史料館のサイトをご参照ください。 http://www2.archives.tohoku.ac.jp/ 日時:2024年2月23日(金)18:00~19:45 開催方法:Zoomによるオンライン開催 言語…

脚本アーカイブズシンポジウム2024「『作品を支える脚本の魅力とは』ー文化を伝える放送脚本・台本を未来へー」【2/18】 

標記のシンポジウムが開催されます。 参加には申し込みが必要です。 詳しくは、日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアムのサイトをご参照ください。 https://www.nkac.jp/ 日時 2024年2月18日(日) 13時30分~17時 開催 ZOOMによるオンライン開催を予定 参…

全史料協関東部会第321回定例研究会「神奈川県内市町村における公文書管理の動向」【2/16】

標記の研究会が開催されます。 参加には申し込みが必要です。 詳しくは、全国歴史資料保存利用機関連絡協議会関東部会のサイトをご参照ください。 http://www.jsai-kanto.jp/teireikai2020.html 日 時 令和6年2月16日(金)14 時から 16 時40分まで 場 所 神…

軍歴照会で辿るあなたの家族の軌跡 教えてください、戦争の記録と記憶

『西日本新聞』のサイトの2024年1月1日付の記事です。 https://www.nishinippon.co.jp/item/n/1162714/ 西日本新聞はわが家と戦争の「記録と記憶」を書き留めるキャンペーン報道「うちにも戦争があった~あなたの家族の軌跡~」を始めるにあたり、読者に親族…

写真の警鐘

『毎日新聞』のサイトの2023年12月27日付のコラム「憂楽帳」です。 https://mainichi.jp/articles/20231227/dde/041/070/014000c ユネスコの「世界の記憶」(世界記憶遺産)候補に推薦された広島原爆の写真・映像資料のうち、毎日新聞社が所蔵する写真につい…

広島の原爆写真 伝え継ぐ「世界の記憶」に

『毎日新聞』のサイトの2023年12月24日付の社説です。 https://mainichi.jp/articles/20231224/ddm/005/070/072000c 「広島原爆の視覚的資料」を政府が「世界の記憶」(世界記憶遺産)の候補としてユネスコに推薦したことについて、「被爆の実相を記録する資…

事件記録は「国民共有の財産」 最高裁が新規則 特別保存の要望は誰でも可能に

『神戸新聞』のサイトの2023年11月27日付の記事です。 https://www.kobe-np.co.jp/news/society/202311/0017073262.shtml 重大少年事件の記録が事実上の永久保存「特別保存」とされず廃棄されていた問題で、最高裁判所は、記録を「国民共有の財産」とする理…

ラピダス誘致、見えぬ過程 道、文書作らず 課題検討、検証困難に

『北海道新聞』のサイトの2023年12月21日付の記事です。 https://www.hokkaido-np.co.jp/article/956377/ 北海道千歳市で次世代半導体の量産を目指すラピダスの誘致を巡り、道が文書管理規則に反して意思決定過程の打ち合わせ記録を作っていなかったそうです…

外交文書公開 沖縄返還や天皇訪中…戦後史の舞台裏

朝日新聞デジタルの2023年12月20日付の記事です。 https://www.asahi.com/articles/ASRDJ3VD9RDHUTFK003.html 外務省が保管する戦後日本外交の文書をつづったファイルから、歴史的に重要だと考えるものを選び、まとめて公開する外交記録公開について解説して…

三井寺所蔵「世界の記憶」文書の修復を手掛ける女性 「先人の息吹を100年先へ受け継ぐ」

『京都新聞』のサイトの2023年12月15日付の記事です。 https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1164729 滋賀県大津市の園城寺(三井寺)が所蔵し、ユネスコの「世界の記憶」に登録された智証大師円珍関係文書典籍の修理について取り上げています。

令和5年度女性アーカイブ研修【1/11】

標記の研修会が開催されます。 参加には申し込みが必要です。 詳しくは、国立女性教育会館のサイトをご参照ください。 https://www.nwec.go.jp/event/training/archive2023.html 主 催 独立行政法人国立女性教育会館 日 時 令和6年1月11日(木)10:30~16:…

核の惨状、訴え続ける画像 広島原爆「世界の記憶」推薦

『日本経済新聞』のサイトの2023年12月9日付の記事です。 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE295340Z21C23A1000000/ ユネスコの「世界の記憶」への推薦が決まった広島原爆の写真と映像が撮影・保存された経緯を取り上げています。

広島原爆写真「世界の記憶」申請 どう見る

『中国新聞』のサイトの2023年12月1日付の記事です。 https://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=137912 「広島原爆の視覚的資料―1945年の写真と映像」がユネスコの「世界の記憶」国際登録を共同申請したことについて、被爆関係資料を研究してきた宇吹暁・…

広島原爆の写真・映像 「世界の記憶」へ大きな前進

『中国新聞』のサイトの2023年11月30日付の社説です。 https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/391108 1945年に広島で撮影された原爆の写真と映像が、ユネスコ「世界の記憶」国内審査を通過したことについて、「写真・映像や文学資料などが人類共通の遺産…

広島の原爆写真、ユネスコ「世界の記憶」国内候補に 増上寺の史料も

朝日新聞デジタルの2023年11月28日付の記事です。 https://www.asahi.com/articles/ASRCX43GNRCNUCVL051.html 文部科学省は、ユネスコの「世界の記憶」(旧・記憶遺産)の国内候補として、朝日新聞社などが申請した「広島原爆の視覚的資料―1945年の写真と映…

弱い文書行政、被害広げる 東洋文庫研究員・元信州大教授、久保亨さん トロトラストを「薬害」として生かす姿勢が必要

『信濃毎日新聞』のサイトの2023年11月26日付の記事です。 https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2023112200188 日本で1930~40年代を中心に使われた放射性物質を含む造影剤「トロトラスト」による悪性腫瘍について、「国民の健康に重大な影響…

関東大震災の虐殺、「特定歴史公文書」の保管認める 外務省など

朝日新聞デジタルの2023年11月18日付の記事です。 https://www.asahi.com/articles/ASRCK6T54RCKUTIL02K.html 関東大震災での朝鮮人らの虐殺事件をめぐる公文書の扱いについての質疑で、外務省などの担当者は、各省庁に保管されている記録資料がそれぞれ公文…

全史料協関東部会第320回定例研究会「会計年度任用職員制度とアーキビスト」【12/15】

標記の研究会が開催されます。 参加には申し込みが必要です。 詳しくは、全国歴史資料保存利用機関連絡協議会関東部会のサイトをご参照ください。 http://www.jsai-kanto.jp/teireikai2020.html 1 日 時 令和5年12月15日(金)14 時から 16 時30分まで 2 …

大東文化大学国際比較政治研究所・法学研究科共催2023年度シンポジウム「震災と復興をめぐる記憶と記録―伝承と文書管理の課題と可能性ー」【11/21】

標記のシンポジウムが開催されます。 参加には申し込みが必要です。 詳しくは、同大学のサイトをご参照ください。 https://www.daito.ac.jp/research/laboratory/iicp/news/details_15_40293.html 日時 2023年11月21日(火)15:00~18:15 会場 大東文化大…

朝鮮人虐殺、「事実関係を述べるのは困難」と政府側答弁 加害者の「恩赦」閣議決定文書で質疑

『東京新聞』のサイトの2023年11月9日付の記事です。 https://www.tokyo-np.co.jp/article/289078 関東大震災直後に起きた朝鮮人虐殺に関する文書について、松野博一官房長官は、国立公文書館所蔵の文書が「保存期間満了後に移管された特定歴史公文書」であ…

生成AIの学習に政府保有データを提供へ、国会図書館の蔵書や国の研究データも対象

日経クロステックの2023年11月8日付の記事です。 https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/18/16244/ 政府の「AI戦略会議」は、政府や公的機関が保有するデータを国内のAI開発企業に提供する枠組みを決め、「国立公文書館が保管する画像の文書アーカイブ」な…

「クリエーター育成」漫画基金に期待感 盛山文科相

『産経新聞』のサイトの2023年11月7日付の記事です。 https://www.sankei.com/article/20231107-PNRZEDSZFRNDJCA34P2SBT7L4A/ 盛山正仁文科相は、政府が閣議決定した経済対策に盛り込まれた「漫画基金」について、「漫画や原画のアーカイブ化を含む博物館な…