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記録管理、文書管理、公文書館、アーカイブ、アーカイブズ... 今注目のキーワードを読み解くための最新情報を厳選してお伝えします。

専門家会議の議事録作らず 政府、匿名の概要公開

『中日新聞』のサイトの2020年5月14日付の記事です。
https://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2020051402000066.html
新型コロナウイルス感染症への対応を医学的見地から政府に助言する専門家会議で、運営の庶務を担う内閣官房が、誰が発言したのかを明記した議事録を作成していないことが分かったそうです。

「津軽デジタル風土記」完成 弘大・国文研

『北海道新聞』のサイトの2020年5月14日付の記事です。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/420781
弘前大学と国文学研究資料館が2017~19年度の3カ年で行った共同研究「津軽デジタル風土記の構築」プロジェクトが完了し、津軽地域の貴重な史料のデジタル画像がインターネットで検索できる仕組みが整ったそうです。

食の体験を再現するデジタルアーカイブ構築へ NTT

『日本経済新聞』のサイトの2020年5月13日付の記事です。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59027520T10C20A5000000/
NTTと全日本・食学会、立命館大学は、料理そのものや、料理をおいしく食べた体験および思い出を完全に再現するとともに、新たな創作の発想を促進できるデジタルアーカイブの実現を目指すそうです。

検察定年延長「議事録」なし 解釈変更打ち合わせ 法務省「決裁は口頭、文書なし」

『毎日新聞』のサイトの2020年5月12日付の記事です。
https://mainichi.jp/articles/20200512/k00/00m/010/180000c
法務省が、検察官にも国家公務員法の定年延長規定が適用されるとした解釈変更について、省内の会議や内閣法制局などとの打ち合わせに関する文書を保存していなかったそうです。

貴重な郷土資料ネット公開 高知県立図書館デジタルギャラリー

『高知新聞』のサイトの2020年5月12日付の記事です。
https://www.kochinews.co.jp/article/366691/
高知県立図書館は、所蔵する古文書や絵図、書画など、貴重な郷土資料を高精細な画像で保管するデジタル化を進めているそうです。

台湾文化をアーカイブ化 「国家文化記憶庫」10月に本格運営へ

フォーカス台湾の2020年5月9日付の記事です。
http://japan.cna.com.tw/news/asoc/202005090006.aspx
台湾の多元的な文化や物語をデジタルアーカイブ化し、誰もが共有できるポータルサイト「台湾カルチュラル・メモリーバンク」(国家文化記憶庫)が運営開始される見通しだそうです。

国立映画アーカイブの特定研究員募集

国立映画アーカイブが、特定研究員1名を募集しています。
職務内容は以下の通りです。

(1)国立映画アーカイブにおけるさまざまな教育普及プログラムの開発・運営業務ならびにこれらに関する広報業務
(2)国立映画アーカイブにおける国内外の館外共催事業に関連する運営・広報業務
(3)映画及び関連資料のアーカイビング(収集、整理、保存、公開、展示等)及びこれらに関連する業務と調査

応募資格は以下の通りです。

(1)大学または大学院において映画(映像を含む)、映画史、映画教育、映画マネージメントなど、映画に関連した分野を専攻または研究した者で、大学院修了(修士)以上またはこれと同等以上の専門知識、経験を有する者
(2)映画・映像に関する教育やワークショップの運営に携わった経験があり、国立映画アーカイブにおいて映画にかかわるさまざまな教育・普及プログラムの開発や運営に積極的な姿勢をもって取り組むことができる者
(3)大学卒業程度の英語能力を有している者
(4)Word/Excel/PowerPoint、画像ソフト、HP作成等基本的なPCスキルを有している者

応募締切は令和2年5月26日です。
詳しくは、同アーカイブのサイトをご参照ください。
https://www.nfaj.go.jp/ge/jobs20200501/

「日本最大級の偽文書」か 郷土史の定説ひっくり返るかも…京都・山城の古文書

『京都新聞』のサイトの2020年5月8日付の記事です。
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/216732
京都府山城地域の自治体史に数多く引用されてきた史料「椿井文書」を「日本最大級の偽文書」と指摘する新書が出版され、地元の歴史関係者らに波紋を広げているそうです。

漱石を最新技術で後世へ 東北大、デジタル化を開始

『日本経済新聞』のサイトの2020年5月7日付の記事です。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58799620X00C20A5910E00/
夏目漱石直筆の草稿や蔵書を集めた「漱石文庫」を所蔵する東北大学付属図書館は、経年劣化を食い止めようと、高画質デジタルデータ化を始めたそうです。

米大統領選 民主バイデン氏、性的暴行疑惑を否定

『産経新聞』のサイトの2020年5月1日付の記事です。
https://www.sankei.com/world/news/200501/wor2005010020-n1.html
米国大統領選の民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領は、元知り合いの女性が刑事告発した1993年の性的暴行疑惑について、疑惑に関する書類があるとすれば国立公文書館だと語り、調べるよう求めたそうです。

防衛省、電子決裁を拡大 新型コロナ

時事通信のサイトの2020年4月28日付の記事です。
防衛省、電子決裁を拡大 新型コロナ:時事ドットコム
河野太郎防衛相は、新型コロナウイルス対策で職員の在宅勤務が増えたことを受け、電子決裁できる行政文書の対象を拡大すると発表したそうです。

新型コロナとの戦い 議論・判断の記録残してこそ

NIKKEI STYLEの2020年4月19日付の記事です。
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO58075490V10C20A4EAC000/
新型コロナウイルス対策に関する会議について、「各府省庁が「この会議で政策は決めていない」としてしまえば、十分な記録が残らない恐れがある」としています。

近世・近現代: 文書の保存・管理の歴史

近世・近現代 文書の保存・管理の歴史

  • 佐藤孝之; 三村昌司編. 近世・近現代: 文書の保存・管理の歴史. 勉誠出版, 2019, 352p.

主な内容は以下の通りです。

序言 佐藤孝之・三村昌司
近世編
 総論 近世文書の保存・管理史研究と近世編の概要 佐藤孝之
 江戸幕府右筆所日記について 小宮木代良
 秋田藩の藩庁伝来文書と文書管理制度の展開 鈴木満
 大名家文書の構造と伝来過程―高松松平家文書を中心として 胡光
 近世村方文書の保存と管理 西村慎太郎
 丹波国山国郷における文書保存・管理・利用 柳澤誠
 近世住友家文書の伝来と保存・管理 末岡照啓
近現代編
 総論 近現代文書の保存・管理の歴史に関する研究と近現代編の概要 三村昌司
 公文書の保存・管理の歴史 松岡資明
 明治政府の正史編纂と史料収集 松沢裕作
 地域に残された歴史資料はなぜ大切か 三村昌司
 地域のなかの文書館―兵庫県尼崎市の場合 松岡弘之
 コラム 公害に関するアーカイブズとその活用 林美帆
 自治体史の場合―小平市史の経験を中心にして 大門正克
 大規模自然災害と資料保存―「資料ネット」活動を中心に 川内淳史
 「多仁式すきはめ」について 多仁照廣
 デジタルアーカイブから見る文書 後藤真
 インタビュー 本の価値を見いだす古書店 酒井健彦

出版社による紹介が以下のページにあります。
https://bensei.jp/index.php?main_page=product_book_info&products_id=101055&language=ja