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記録管理、文書管理、公文書館、アーカイブ、アーカイブズ... 今注目のキーワードを読み解くための最新情報を厳選してお伝えします。

神奈川県立公文書館の事務嘱託員募集

神奈川県立公文書館が、事務嘱託員1名を募集しています。
仕事内容は以下の通りです。

古文書の整理等に関する業務、及び一般事務
・古文書(近世以降の文書)の読解、整理等
・閲覧室での窓口対応、電話対応、資料出納等
・その他一般事務

学歴と必要な経験等は以下の通りです。

学歴 必須 大学以上
専攻について
日本史学を専攻し、近世・近現代文書に関する知識を有すること
必要な経験・知識・技能等
必須
古文書(近世以降の文書)の読解、整理等の業務を遂行できる能力等を有し、公文書館に類する機関において、古文書読解、整理の実務経験が4年程度あること。
〇必要な経験・知識・技能等で公文書館に類する機関において記載された実務経験を有しない場合は、大学・大学院等で歴史学又はアーカイブズ学を専攻し、それらの専攻に係る大学院修士課程修了以上の学歴を有すること(令和6年3月修了見込の者を含む)。

詳しくは、ハローワークのサイトをご参照ください。
https://www.hellowork.mhlw.go.jp/kensaku/GECA110010.do?screenId=GECA110010&action=dispDetailBtn&kJNo=1401015233941&kJKbn=1&jGSHNo=axRFySGhyG16XTJplVB%2F5w%3D%3D&fullPart=2&iNFTeikyoRiyoDtiID=&kSNo=&newArrived=&tatZngy=1&shogaiKbn=0

東京文化財研究所の研究補佐員募集

東京文化財研究所が、有期雇用職員(研究補佐員)3名を募集しています。
勤務内容は以下の通りです。

研究所より発信する文化財アーカイブズに関する調査研究作業の補佐。
1 図書・資料・アーカイブズの登録業務。
2 資料閲覧室におけるカウンター業務,図書・資料・アーカイブズ出納等の業務。
3 資料閲覧室所蔵資料に関する調査・分析・サイト作成業務。

応募資格は以下の通りです。

1 美術史,文化財保存学,図書館学,アーカイブズ学等に関連する分野の大学院卒業,もしくは同等以上の学歴を 有すること。
2 業務遂行に必要なPCスキルを有すること(MS Word,MS Excel等)を有し,実務ができる者(取得した免許・ 資格は必ず履歴書に記載のこと)。
3 令和6年6月1日より勤務が可能な者。早期採用可能。

応募締切は令和6年4月15日です。
詳しくは、同研究所のサイトをご参照ください。
https://www.tobunken.go.jp/japanese/recruit.html#20240415

外務省の任期付職員募集

外務省が、外交史料の編さん分野に関する任期付職員1名を募集しています。
職務内容は以下の通りです。

 外交史料の編さん分野に関して、外交史料館にて、外務省が昭和11年以来編纂刊行している外交史料集『日本外交文書』の編纂業務を以下のとおり行います。
(1)刊行テーマに関する文献・論文等の分析、調査事項・対象ファイルの選定業務。
(2)調査対象ファイルの解析、書誌情報の電子データ作成業務。
(3)『日本外交文書』編纂委員会への調査報告、同委員会の助言を踏まえた重要文書の選定業務。
(4)原稿作成・刊行作業の工程管理、原稿全体に対する校正業務。
(5)その他、外交史の知見等を生かして外交史料館の諸業務に参画。
(注)上記の業務はあくまでも一例であり、具体的に担当いただく個別の業務については、採用予定者の経歴・適性や、外交史料館が所掌している業務の進展状況を踏まえ、改めて決定します。

応募資格は以下の通りです。

(1)民間企業もしくは独立行政法人等において、史料の分析・調査ないしは史料の管理・整理に関する実務を通算4年程度経験していること。
(2)原則として大学院修士課程修了以上の学歴を有する者。
(3)日本外交史、日本近現代史(政治・外交などの分野)及び国際政治等の専攻分野で学識を有し、わが国外交文書など近現代史料を活用した研究実績があることが望ましく、これら史料の編纂・管理等に関する実務経験、または公文書館等における実務経験のある者。
(4)手書き文書を含めた歴史資料に関する一定の読解力を有すること。
(5)当該採用期間にわたり、継続して勤務が可能なこと。
(6)日本国籍を有し、外国籍を有しないこと。

申請締切は令和6年3月29日です。
詳しくは、同省のサイトをご参照ください。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/ms/da/pagew_000001_00293.html

「文化財レスキュー」拠点開所 能登の被災家屋から古文書や民具救出を推進

『東京新聞』のサイトの2024年3月12日付の記事です。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/314660
能登半島地震で被災した文化財を救出する「文化財レスキュー」の能登地方での拠点となる、国立文化財機構文化財防災センターの現地本部が、石川県能登町の柳田公民館内に開所したそうです。

震災13年 岐路に立つデジタルアーカイブ 東北大・柴山氏に聞く

『いわき民報』のサイトの2024年3月8日付の記事です。
https://iwaki-minpo.co.jp/news/2024/03/293629/
東日本大震災から13年を迎える中で、当時の写真や動画をインターネット上で公開する「デジタルアーカイブ」が岐路に立っている、としています。

学術シンポジウム「これからの地域資料データの継承・共有を考える 〜地域や組織を横断した資料データ共有の仕組みの実現を目指して〜」【3/29】

標記のシンポジウムが開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、合同会社AMANEのサイトをご参照ください。
https://amane-project.jp/post-1461/

日時 2024年3月29日(金)13:30 〜15:30
会場:山形大学小白川キャンパス人文社会科学部1号館103教室・オンライン配信
定員:80名
主催:山形大学附属博物館・合同会社AMANE
後援:国立情報学研究所・研究データエコシステム構築事業推進センター(予定)
プログラム
1.趣旨説明 堀井洋 (合同会社AMANE)
2.報告: 
「デジタルデータによる地域アーカイブ集積の実践と課題」
小幡圭祐(山形大学附属博物館)
「地域資料を対象とした3Dデータ生成の現状と展望」
小川歩美(合同会社AMANE)
「新しい地域資料の保存と継承に向けて:ボーンデジタル地域資料への着目から」
大月希望(東京大学大学院学際情報学府博士課程・合同会社AMANE)
「奥会津デジタルアーカイブ開拓記:地域データ保存・活用準備段階における課題」
榎本千賀子(新潟大学人文学部) 櫻澤孝佑(奥会津振興センター)
「自治体の統廃合による地域資料の保存・継承での現状と課題」
卓彦伶(北海道大学大学院文学研究院)
「Hu-Gene : 地域デジタルデータは白い象とともに」
佐藤琴(山形大学附属博物館)
3.ディスカッション 
 「地域や組織を横断した資料データ共有の仕組みの実現を目指して」
 コーディネーター:高田良宏(金沢大学)

長久手市文化の家開館25周年記念シンポジウム「舞台芸術を未来へつなぐアーカイブ」【3/24】

標記のシンポジウムが開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、愛知県長久手市文化の家のサイトをご参照ください。
https://bunkanoie.jp/archives/5735

開催日 2024年3月24日(日)
開催時間 13:00 〜 16:30 (予定)
会場 長久手市文化の家 森のホール (オンライン配信あり)
対象 劇場・博物館・図書館等の文化施設関係者
 舞台芸術制作者、アーキビスト
 アートマネジメントや舞台芸術に関心のある人
 どなたでもご参加いただけます
参加費 無料(要申込)
主催 長久手市
プログラム
第1部:舞台芸術アーカイブと劇場の蓄積
岡室 美奈子(早稲田大学文化推進部参与・文学学術院教授)
「舞台芸術アーカイブのゆるやかな定義と早稲田大学演劇博物館の実践」
生田 創(長久手市文化の家館長) 「長久手市文化の家の25年間」
山本 宗由(長久手市文化の家)  「長久手市文化の家のアーカイブ活動について」
第2部:地域の劇場と芸術アーカイブ
井出 竜郎(アート&ソサイエティ研究センター)
「アート・プロジェクトのアーカイブ構築から考える可能性」
新里 直之(京都芸術大学舞台芸術研究センター)
「未来の創造、コミュニケーションの創発に向けてーー京都市内における劇場のアーカイブ活動」
渡邉 朋也(山口情報芸術センター[YCAM])
「創造の連なり—作品の修復・保存から始まる再創造」
第3部:登壇者によるパネルディスカッション

宮内庁書陵部図書課図書寮文庫の事務補佐員募集

宮内庁が、書陵部図書課図書寮文庫の事務補佐員1名を募集しています。
採用後の職務は以下の通りです。

書陵部図書課図書寮文庫が所蔵する歴史資料として重要な古文書等の保存管理、曝書、出納、閲覧者対応、書庫等の清掃及び書庫内環境整備の補助に関する業務

応募資格は以下の通りです。

1.高等学校卒業又はこれと同等以上の学力を有すると認められる者
2.パソコンの操作(Excel、Word、一太郎等)に十分習熟していること
3.当該採用期間にわたり継続して勤務が可能なこと
4.閲覧者への応対ができること
5.古文書等の取り扱いに関する実務経験のあること

書類受付期間は令和6年3月22日までです。
詳しくは、同庁のサイトをご参照ください。
https://www.kunaicho.go.jp/kunaicho/saiyo/saiyo.html

「ビキニ事件」ともに継承 日本とマーシャルの生徒がアーカイブ化

朝日新聞デジタルの2024年2月28日付の記事です。
https://www.asahi.com/articles/ASS2V62NVS2NPTIL009.html
米国が太平洋マーシャル諸島ビキニ環礁で行った核実験で島民や漁船員らが被曝したビキニ事件について、日本とマーシャルの生徒がオンラインで交流しながらサイトを作ったそうです。

その古文書捨てないで!…被災住宅の片付けで発見、江戸時代の「たからもの」も

『読売新聞』のサイトの2024年2月24日付の記事です。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240221-OYT1T50166/
能登半島地震で被害を受けた石川県能登町が、被災した住宅などの片付けで発見した古い文書を処分しないよう町民に呼びかけているそうです。

倒壊家屋から史料が続々 羽咋市が文化財レスキュー

『中日新聞』のサイトの2024年2月20日付の記事です。
https://www.chunichi.co.jp/article/855990
石川県羽咋市歴史民俗資料館は、能登半島地震に伴い倒壊家屋などに保管してあった資料が捨てられるのを防ぐ「文化財レスキュー活動」を展開しているそうです。

フォーラム「データ共有・利活用促進のための研究基盤」【3/11】

標記のイベントが開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、東京大学のサイトをご参照ください。
https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/events/z0206_00012.html

開催日(開催期間) 2024年3月11日 13時 — 16時45分
開催場所 本郷地区,ハイブリッド
会場 東京大学本郷キャンパス 福武ホール 福武ラーニングシアター
ZOOMによるオンライン同時配信あり。
定員 300名
参加費 無料
主催:東京大学史料編纂所・社会科学研究所
プログラム
第一部
人文学・社会科学データインフラストラクチャー強化事業における取組 
13:00~13:10 開会挨拶
13:10~13:20 本事業全体の説明
13:20~15:00 各機関の取組
報告1 史料編纂所
報告2 社会科学研究所
報告3 神戸大学附属図書館
報告4 奈良文化財研究所
報告5 国立情報学研究所
第二部
15:10~16:40 パネルディスカッション
16:40~16:45 閉会挨拶