Daily Searchivist

記録管理、文書管理、公文書館、アーカイブ、アーカイブズ... 今注目のキーワードを読み解くための最新情報を厳選してお伝えします。

デジタルアーカイブ

かつてWindowsと競合した「OS/2」の“遺産”を継承、30年以上も続いたソフトウェアアーカイブが閉鎖へ

WIREDの2024年4月11日付の記事です。 https://wired.jp/article/hobbes-os2-archive-shutting-down/ 1990年代にマイクロソフトのOS「Windows」と競合した「IBM OS/2」用のソフトウェアを収蔵したオンラインアーカイブが閉鎖されるそうです。

デジタル技術で湿板写真に150年前の三重・上野城下 市が公開検討

朝日新聞デジタルの2024年4月1日付の記事です。 https://www.asahi.com/articles/ASS303S5SS30ONFB00GM.html 東京大学史料編纂所の研究グループが、三重県伊賀市の上野城跡周辺の屋外で約150年前に撮影されたとみられる「湿板写真」を最新のデジタル技術で再…

被爆の「記憶解凍」進める22歳 写真カラー化、証言動画を映画に

『毎日新聞』のサイトの2024年3月24日付の記事です。 https://mainichi.jp/articles/20240324/k00/00m/040/189000c 戦争体験者との対話や資料に基づいて戦前から戦後の白黒写真を人工知能(AI)でカラー化する「記憶の解凍」のプロジェクトに取り組んできた…

日本アーカイブズ学会2024年度大会【4/20-21】

標記の大会が開催されます。 参加には申し込みが必要です。 詳しくは、日本アーカイブズ学会のサイトをご参照ください。 http://www.jsas.info/?p=2137 日程 2024年4月20日(土) 12:30 受付開始 13:00~15:00 総会(会員のみ) 15:30~16:30 大会講演会 17:…

地域歴史文化継承ガイドブック: 付・全国資料ネット総覧

人間文化研究機構「歴史文化資料保全の大学・共同利用機関ネットワーク事業」監修. 天野真志; 後藤真編. 地域歴史文化継承ガイドブック: 付・全国資料ネット総覧. 文学通信, 2022, 248p. 主な内容は以下の通りです。 はじめに─地域で資料を保存・継承するに…

これであなたも歴史探偵!: 歴史資料調査入門

千枝大志; 川口淳編著. これであなたも歴史探偵!: 歴史資料調査入門. 風媒社, 2022, 167p. 主な内容は以下の通りです。 はじめに I 希少な歴史資料の読み込み方 古代・中世 史実からよみ直す藤原師長の伝承と史跡 西村健太郎 中世の古文書を読んで古城を訪…

コレクションとアーカイヴ: 東アジア美術研究の可能性

板倉聖哲; 塚本麿充編. コレクションとアーカイヴ: 東アジア美術研究の可能性. 勉誠社, 2022, 520p. 主な内容は以下の通りです。 はじめに 板倉聖哲 I 東アジア美術研究・過去から未来へ―コレクションとアーカイヴ 東洋文化研究所東アジア美術研究室 半世紀…

パブリック・ヒストリー入門: 開かれた歴史学への挑戦

菅豊; 北條勝貴編. パブリック・ヒストリー入門: 開かれた歴史学への挑戦. 勉誠社, 2021, 512p. 主な内容は以下の通りです。 序文 パブリック・ヒストリー―現代社会において歴史学が向かうひとつの方向性 菅豊 I 理論 Theories パブリック・ヒストリーとはな…

デジタルアーカイブの新展開

時実象一. デジタルアーカイブの新展開. 勉誠社, 2023, 320p. 主な内容は以下の通りです。 はじめに 第1章 災害とデジタルアーカイブ 第2章 文化を保存するデジタルアーカイブ 第3章 メディアを保存するデジタルアーカイブ 第4章 3DとAIが記録する世界 第5章…

地域でつくる・地域をつくる メディアとアーカイブ

松本恭幸編. 地域でつくる・地域をつくる メディアとアーカイブ. 大月書店, 2022, 272p. 主な内容は以下の通りです。 第I部 地域の情報環境整備 第1章 官民連携による地域のコミュニケーションデザイン…松本恭幸(武蔵大学) 第2章 格差のない読書機会を享受で…

デジタル時代における民主的空間としての図書館、アーカイブズ、博物館

久野和子監訳. デジタル時代における民主的空間としての図書館、アーカイブズ、博物館. 松籟社, 2022, 256p. 主な内容は以下の通りです。 1 はじめに 物理的な場所とバーチャルな空間:デジタル時代における図書館、アーカイブズ、博物館 第I部 政策 2 LAM機…

デジタル時代のアーカイブ系譜学

柳与志夫監修. 加藤諭; 宮本隆史編. デジタル時代のアーカイブ系譜学. みすず書房, 2022, 280p. 主な内容は以下の通りです。 はじめに 柳与志夫 序章 デジタル時代のアーカイブの諸系譜をたどるために………加藤諭・宮本隆史 第一部 アーカイブの系譜を解きほぐ…

地域資料のアーカイブ戦略

蛭田廣一編. 地域資料のアーカイブ戦略. 日本図書館協会, 2021, 160p. 主な内容は以下の通りです。 1章 地域資料とデジタル化 2章 地域住民と協働したデジタルアーカイブ 3章 学校教材としての地域資料のデジタル化 4章 地域資料のオープンデータ化と活用 5…

アーカイブの思想: 言葉を知に変える仕組み

根本彰. アーカイブの思想: 言葉を知に変える仕組み. みずず書房, 2021, 320p. 主な内容は以下の通りです。 第1講 方法的前提 第2講 西洋思想の言語論的系譜 第3講 書き言葉と書物のテクノロジー 第4講 図書館と人文主義的伝統 第5講 記憶と記録の操作術 第6…

映像アーカイブ論: 記録と記憶が照射する未来

辻泰明. 映像アーカイブ論: 記録と記憶が照射する未来. 大学教育出版, 2020, 172p. 主な内容は以下の通りです。 はじめに─ 映像アーカイブと情報メディアの革命─ 第1章 映像アーカイブの意義と多様性 第2章 映像アーカイブの生成と類型 第3章 映像アーカイブ…

震災13年 岐路に立つデジタルアーカイブ 東北大・柴山氏に聞く

『いわき民報』のサイトの2024年3月8日付の記事です。 https://iwaki-minpo.co.jp/news/2024/03/293629/ 東日本大震災から13年を迎える中で、当時の写真や動画をインターネット上で公開する「デジタルアーカイブ」が岐路に立っている、としています。

学術シンポジウム「これからの地域資料データの継承・共有を考える 〜地域や組織を横断した資料データ共有の仕組みの実現を目指して〜」【3/29】

標記のシンポジウムが開催されます。 参加には申し込みが必要です。 詳しくは、合同会社AMANEのサイトをご参照ください。 https://amane-project.jp/post-1461/ 日時 2024年3月29日(金)13:30 〜15:30 会場:山形大学小白川キャンパス人文社会科学部1号館10…

「ビキニ事件」ともに継承 日本とマーシャルの生徒がアーカイブ化

朝日新聞デジタルの2024年2月28日付の記事です。 https://www.asahi.com/articles/ASS2V62NVS2NPTIL009.html 米国が太平洋マーシャル諸島ビキニ環礁で行った核実験で島民や漁船員らが被曝したビキニ事件について、日本とマーシャルの生徒がオンラインで交流…

移民の歴史、資料をアーカイブ化でデジタル公開 和歌山県立文書館

朝日新聞デジタルの2024年2月27日付の記事です。 https://www.asahi.com/articles/ASS2V71QQS2TPXLB001.html 和歌山の移民の歴史を振り返る資料について、和歌山県立文書館がデジタル公開を始めているそうです。

フォーラム「データ共有・利活用促進のための研究基盤」【3/11】

標記のイベントが開催されます。 参加には申し込みが必要です。 詳しくは、東京大学のサイトをご参照ください。 https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/events/z0206_00012.html 開催日(開催期間) 2024年3月11日 13時 — 16時45分 開催場所 本郷地区,ハイブリ…

富山の薬売り、歴史的史料390点を2年かけ集積 サイトで公開

朝日新聞デジタルの2024年2月16日付の記事です。 https://www.asahi.com/articles/ASS2H7HY6S10PISC01P.html 売薬版画や薬袋など配置販売業の歴史をたどる「薬業資料のデジタルアーカイブ」を富山市が公開したそうです。

デジタルアーカイブ 研究、教育に広がる可能性

『福井新聞』のサイトの2024年2月3日付の論説です。 https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1968278 貴重な文化財や学術資料を電子データ化して保存する「デジタルアーカイブ」について、「今後、資料の公開に向けた電子媒体の環境整備や、資料のデジタ…

東日本大震災 残された写真や動画 「アーカイブ」どうする今後 人材、維持費課題 公開停止も /秋田

『毎日新聞』のサイトの2024年1月25日付の記事です。 https://mainichi.jp/articles/20240125/ddl/k05/040/127000c 東日本大震災に関する各地の写真や動画をインターネット上で保存、公開する「デジタルアーカイブ」について、主に自治体が運営する15団体の…

古文書、昔の写真をデジタル教材に 探究学習に導く「スキラム」とは

『毎日新聞』のサイトの2024年1月21日付の記事です。 https://mainichi.jp/articles/20240116/k00/00m/040/093000c 国内の図書館や博物館といった機関がインターネットにアップしたデータで教材を作る「S×UKILAM(スキラム)連携」という取り組みが広がって…

ハドソンが生まれた札幌に「ゲームアーカイブ協会」高橋名人もエール

朝日新聞デジタルの2024年1月17日付の記事です。 https://www.asahi.com/articles/ASS1J677XS1BIIPE019.html ゲームに関する様々な『こと』『モノ』を収集し、適切に保存・保管する『場』を整えることを目指す「北海道ゲームアーカイブ協会」の活動を取り上…

市民が撮った阪神・淡路大震災映像をネット公開 貴重な記録を後世に

朝日新聞デジタルの2024年1月13日付の記事です。 https://www.asahi.com/articles/ASS1C6SRGS1CPIHB00M.html 人と防災未来センターは、市民らから寄せられた阪神・淡路大震災の映像計38本のオンライン公開を始めたそうです。

胆振東部地震の写真や動画 むかわ町が募集 後世へ「震災アーカイブ」

『北海道新聞』のサイトの2024年1月17日付の記事です。 https://www.hokkaido-np.co.jp/article/962397/ 北海道むかわ町は、2018年9月に起きた胆振東部地震を記録した写真や動画、文書資料の募集を始めたそうです。

資料保存や補修...継承に壁 記憶・教訓、遺構の財源確保「困難」

『福島民友新聞』のサイトの2024年1月11日付の記事です。 https://www.minyu-net.com/news/sinsai/serial/1210/FM20240111-830703.php 東日本大震災アーカイブシンポジウムの模様を詳しく紹介しています。

原発事故の記録継承 仙台でシンポ 被災自治体関係者が報告 /福島

『毎日新聞』のサイトの2024年1月11日付の記事です。 https://mainichi.jp/articles/20240111/ddl/k07/040/030000c 東日本大震災の記録や震災前の地域文化の継承を目指し「震災アーカイブ」の活用を議論するシンポジウムの模様を報じています。

イスラエルによるガザ砲撃の中、デジタルアーカイブがパレスチナの歴史をいかに保存しているか

ARAB NEWSのサイトの2024年1月10日付の記事です。 https://www.arabnews.jp/article/middle-east/article_109070/ パレスチナの歴史に関わる品々や文書を保存しようと、デジタル・プラットフォーム「パレスチナ・ネクサス」は、中東全域の公文書館から収集さ…