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記録管理、文書管理、公文書館、アーカイブ、アーカイブズ... 今注目のキーワードを読み解くための最新情報を厳選してお伝えします。

2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

禎子の折り鶴を「世界の記憶」に申請 被爆80年の登録めざす

朝日新聞デジタルの2023年8月30日付の記事です。 https://www.asahi.com/articles/ASR8Z5DSCR8ZPITB002.html 広島で被爆し、白血病で亡くなった佐々木禎子さんの折り鶴について、遺族らがユネスコの「世界の記憶」に登録するため、日本ユネスコ国内委員会に…

大阪市「不存在」文書また存在…情報公開請求で発覚、甘い管理はIR関連でも

『読売新聞』のサイトの2023年8月30日付の記事です。 https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20230829-OYO1T50033/ 大阪市は、情報公開請求を受けた文書がパソコンの外付けハードディスク(HDD)に保管されていたにもかかわらず、「不存在」と回答…

マンガアーカイブ機構が本格始動 原画収蔵に出版15社が協力

Impress Watchの2023年8月24日付の記事です。 https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1526110.html マンガ関連資料のアーカイブ強化を目指す「マンガアーカイブ機構」が本格始動するそうです。

トーク・イベント「エフェメラの住み処:ライブラリー、ミュージアム、アーカイヴ」【9/16】

標記のイベントが開催されます。 参加には申し込みが必要です。 詳しくは、慶應義塾ミュージアム・コモンズのサイトをご参照ください。 https://kemco.keio.ac.jp/all-post/20230803/ 日付 2023年9月16日(土)13:30–15:30 場所 慶應義塾大学三田キャンパス …

国立近現代建築資料館の研究補佐員募集

国立近現代建築資料館が、研究補佐員1名を募集しています。 職務内容は以下の通りです。 特に我が国の近現代建築に係る図面等の資料整理、公開閲覧のための目録整備、データベースの管理運用やその資料出納、その他建築資料の調査研究、情報発信、普及活動等…

「前線には立てないが」歴史をつなぐアーキビスト 公文書を救う戦い

朝日新聞デジタルの2023年8月24日付の記事です。 https://www.asahi.com/articles/ASR8Q4WBSR8NUHBI00T.html ウクライナ西部リビウの国立歴史公文書館では、日本の「阿波和紙」を使って公文書を修復しているそうです。

「公文書管理に不備」認定 高校跡地利用問題で臼杵市検証委員会

朝日新聞デジタルの2023年8月22日付の記事です。 https://www.asahi.com/articles/ASR8P73FGR8PTPJB007.html 大分県臼杵市が設置した行政事務検証委員会は、意思形成過程の公文書が作成されていないなど、公文書管理などに不備があったことを公式に認めたそ…

声なき声 音なき音

『毎日新聞』のサイトの2023年8月22日付のコラムです。 https://mainichi.jp/articles/20230822/dde/012/070/009000c 東京芸術大学大学史史料室は、東京音楽学校の戦没学生らの音楽作品を収集し、記録しているそうです。

戦災資料デジタルに 作家・早乙女勝元さん長女

『読売新聞』のサイトの2023年8月19日付の記事です。 https://www.yomiuri.co.jp/local/tokyo23/news/20230818-OYTNT50270/ 戦禍を語り継ぐ活動に生涯をささげた作家の早乙女勝元さんが残した資料をデジタル化する取り組みが進んでいるすうです。

持ち主分からない被災写真、十三回忌区切りにお焚き上げ供養…返却数減やデータ化完了で

『読売新聞』のサイトの2023年8月17日付の記事です。 https://www.yomiuri.co.jp/shinsai311/news/20230817-OYT1T50105/ 宮城県南三陸町では、東日本大震災後にがれきの中から見つかり、持ち主が分からない写真をデータ化した上で燃やしたそうです。

文化財の防災 情報と連携が欠かせない

『産経新聞』のサイトの2023年8月17日付の「主張」です。 https://www.sankei.com/article/20230817-2L2RPYA6F5PWZMVISTYYMBRFNY/ 東日本大震災では古文書や図書館・博物館の資料などが大量に水損したことに言及し、「資金面も含めた修復・支援体制の充実を…

シンポジウム「そうまの歴史を守る・つたえる2023」【9/3】

標記のシンポジウムが開催されます。 詳しくは、そうま歴史資料保存ネットワークのサイトをご参照ください。 https://sites.google.com/view/somarekisisiryo/ 主催 そうま歴史資料保存ネットワーク 共催 科学研究費・特別推進研究「地域歴史資料学を基軸と…

外務省の記録審査員募集

外務省大臣官房総務課公文書監理室が、記録審査員を若干名募集しています。 業務内容は以下の通りです。 外務省が保管する戦後外交記録のうち、原則として30年を経たファイルについて「公文書等の管理に関する法律」等関係法令に基づき、外交史料館に移管す…

「死者調査票」5万枚公開へ 研究者対象、「検証進む」と歓迎―関東大震災100年

時事通信のサイトの2023年8月17日付の記事です。 https://www.jiji.com/jc/article?k=2023081600558&g=soc 関東大震災による死者の氏名や死亡場所を記した「震災死亡者調査票」と呼ばれる史料約5万枚をすべてデータ化し、研究目的に限って閲覧を許可する方…

よみがえる出征兵士の足取り 戦争の記憶をデジタル技術で継承

『産経新聞』のサイトの2023年8月14日付の記事です。 https://www.sankei.com/article/20230814-G7HJRSVSMRJK5GEO262AASCRPU/ 東京大学大学院の渡邉英徳研究室がデジタルアーカイブ「出征兵士の足どり-新潟県長岡市から-」を公開したそうです。

東条英機の実像知る1次史料収集、防研が探る先の大戦史

『産経新聞』のサイトの2023年8月14日付の記事です。 https://www.sankei.com/article/20230814-VPETI4KIZBNDVPYDKQP7CPS5OE/ 防衛省防衛研究所の戦史研究センターには、現在も、陣中日誌などを中心に年平均500点に上る史料が寄せられているそうです。

特攻隊遺書、保存に課題 紙やインク、変色進む―資料館「大切に後世へ」・鹿児島など

時事通信のサイトの2023年8月14日付の記事です。 https://www.jiji.com/jc/article?k=2023081400068 旧陸軍の特攻隊員らが残した遺書などの紙が劣化し、インクの文字も変色が進んでいるそうです。

死の恐怖、家族への悲痛な思い永遠に…戦没学生の手紙や日記「わだつみのこえ」1800点をデジタル化

『読売新聞』のサイトの2023年8月13日付の記事です。 https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20230812-OYO1T50021/ 太平洋戦争で戦死した学生らの遺書や日記を収集、展示する「わだつみのこえ記念館」が、収蔵資料約1800点をデジタル化したそうで…

つなぐ 戦後78年(2)旧満州で幼い弟や妹失った 引き揚げ経験 演劇に

『中日新聞』のサイトの2023年8月12日付の記事です。 https://www.chunichi.co.jp/article/747456 旧満州(中国東北部)での体験を語り継ぐ「北陸満友会」の会長が、引き揚げ者の足跡や地図、史料をデータ化し集約するデジタルアーカイブの制作を始めたそう…

災害時 文化財どう守る

『読売新聞』のサイトの2023年8月12日付の記事です。 https://www.yomiuri.co.jp/local/nara/news/20230811-OYTNT50162/ 災害大国・日本において、かけがえのない文化財をどう守るのかについて、文化財防災センターの高妻洋成センター長にインタビューしてい…

豪雨5年 水損資料 あきらめないで

『読売新聞』のサイトの2023年8月6日付の記事です。 https://www.yomiuri.co.jp/local/ehime/news/20230805-OYTNT50235/ 愛媛県大洲市の私塾「古学堂」の保存会が、水浸しになった古文書などを修復した経験を広める活動を始めたそうです。

日本で千年伝わる唐の通行証「過所」 三井寺の円珍関係文書

AFPBB Newsの2023年7月14日付の記事です。 https://www.afpbb.com/articles/-/3472520 ユネスコの「世界の記憶」に登録された「智証大師円珍関係文書典籍-日本・中国の文化交流史-」について取り上げています。

アート・ドキュメンテーション学会第115回研究会「東京都写真美術館における写真の保存と活用」【9/10】

標記の研究会が開催されます。 参加には申し込みが必要です。 詳しくは、アート・ドキュメンテーション学会のサイトをご参照ください。 http://www.jads.org/news/2023/20230910.html 開催日 2023年9月10日(日) (開場 14時50分、開始15時、終了17時頃予定…

全史料協関東部会第318回定例研究会「学校現場が求めるアーカイブズとの連携とは」【8/21】

標記の研究会が開催されます。 参加には申し込みが必要です。 詳しくは、全国歴史資料保存利用機関連絡協議会関東部会のサイトをご参照ください。 http://www.jsai-kanto.jp/teireikai2020.html 日 時 令和5年8月 21 日(月)14 時から 16 時まで 場 所 か…

東京大学社会科学研究所の教員募集

東京大学社会科学研究所が、任期の定めのない准教授または任期5年の専任講師1名を公募しています。 業務内容は以下の通りです。 それぞれの専門分野における研究に自律的に従事するとともに、研究所の定めるところに従い、データアーカイブの管理・運営など…

学習院大学大学院アーカイブズ学専攻の助教募集

学習院大学大学院人文科学研究科アーカイブズ学専攻が、助教1名を公募しています。 職務内容は以下の通りです。 (1)アーカイブズ学専攻の研究教育に関する専門的事務を担当する。 (2)アーカイブズ学専攻の研究教育活動に参加する。採用2年目からは授業を…

京都大学人文科学研究所の助教募集

京都大学が、人文学系(人文科学研究所)助教1名を募集しています。 研究分野は以下の通りです。 20世紀日本の社会変動を史料に基づいて研究するもの ただし、以下の諸条件のうち該当するものが複数あることが望ましい 1一次史料の整理・公開に携わった経験…

外務省の任期付職員募集

外務省が、アジア歴史資料センターへ提供する戦後期外交史料の選定・データ作成分野に関する任期付職員1名を募集しています。 職務内容は以下の通りです。 歴史公文書等の適切な保存及び利用促進の分野として、大臣官房外交史料館にて以下の業務を行います。…

厚生労働省で行政文書データ1100万件誤削除 システム仕様策定時の確認不足で保存期間にミス

ITmediaのサイトの2023年8月1日付の記事です。 https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2308/01/news163.html 厚生労働省では、システム開発時に策定した仕様が不適切だったことが原因で、保存期間の経過していない行政文書データ約1100万件が削除されたそ…

公文書管理の機関設置を 立民、岡田行革相に提言

時事通信のサイトの2023年7月28日付の記事です。 https://www.jiji.com/jc/article?k=2023072801179&g=pol 立憲民主党の逢坂誠二代表代行は、公文書管理担当の岡田直樹行政改革担当相を内閣府に訪ね、適切な公文書管理を求める提言書を渡したそうです。