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記録管理、文書管理、公文書館、アーカイブ、アーカイブズ... 今注目のキーワードを読み解くための最新情報を厳選してお伝えします。

調査

旧高知県史の史料が多数不明 市町村、実態つかみ切れず―支社局「発」!ニュース深掘り

『高知新聞』のサイトの2024年2月9日付の記事です。 https://www.kochinews.co.jp/article/detail/720261 1968~78年に刊行された高知県史の製作で参考にした古文書などの史料の所在を確認したところ、原史料(原本)を確認できたのは現段階で約2割に…

アーカイブズ・カレッジ講演会「地域の文化資源としてのアーカイブズ」【11/12】

標記の講演会が開催されます。 参加には申し込みが必要です。 詳しくは、大分県立先哲史料館のサイトをご参照ください。 https://www.pref.oita.jp/site/sentetsusiryokan/a-kaibu2023.html 日 時:11月12日(日曜日)13時30分~16時00分 会 場:豊…

収蔵古文書や写真、地域資料を一堂に 安曇野市文書館が5周年の企画展

『中日新聞』のサイトの2023年9月22日付の記事です。 https://www.chunichi.co.jp/article/774186 長野県安曇野市の安曇野市文書館が、自治会保有の「区有文書」の現状調査を進めているそうです。

段ボール300箱分 大府の郷土史家・浜島さんの遺品調査開始

『中日新聞』のサイトの2023年7月11日付の記事です。 https://www.chunichi.co.jp/article/726444 愛知県大府市の郷土史家で、市の文化財保護委員を二十年以上務めた浜島吉昭さん(故人)の遺品や遺稿、江戸時代の庄屋を務めた同家の蔵にある古文書などの調…

木簡読みの「職人」が解き明かす、平城京のリアル 奈文研の奥義

『毎日新聞』のサイトの2023年6月26日付の記事です。 https://mainichi.jp/articles/20230626/k00/00m/040/068000c 奈良文化財研究所における木簡の調査・保存について取り上げています。

人口最少の町に残る古文書を追って 掘り起こす江戸時代の山村の活気

朝日新聞デジタルの2023年6月13日付の記事です。 https://www.asahi.com/articles/ASR696SJNR5RUZOB004.html 山梨県早川町で、「中央大学山村研究会」の有志らが旧家に眠る戦国や江戸時代の古文書を掘り起こし、山村の暮らしぶりの記録を続けているそうです。

県立博物館“訪問型”調査に注力 文化財消失に危機感 美咲で第1弾

『山陽新聞』のサイトの2023年3月25日付の記事です。 https://www.sanyonews.jp/article/1378635 岡山県内各地に残る歴史資料を積極的に保護しようと、岡山県立博物館は、地域に出向く“訪問型”の調査活動に力を入れ始めたそうです。

第9回全国史料ネット研究交流集会in宮崎【1/28-29】

標記の集会が開催されます。 参加には申し込みが必要です。 詳しくは、歴史資料ネットワークのサイトをご参照ください。 http://siryo-net.jp/event/9th-convention/ プログラム 1日目 1月28日(土) 13:40~15:10 シンポジウムI ”南海トラフ地震・火山噴火…

「ハンセン病台帳」のオークション出品 厚労省が調査着手へ

『産経新聞』のサイトの2022年12月24日付の記事です。 https://www.sankei.com/article/20221224-LFQQVPREGFMINJXBSYJUYLJECM/ 厚生労働省は、全国のハンセン病関連文書の保管状況に関する大規模な実態調査に乗り出す方針を固めたそうです。

「カラーだった」幻の江戸期の一級史料、高校生が90年ぶり再発見

『西日本新聞』のサイトの2022年9月4日付の記事です。 https://www.nishinippon.co.jp/item/n/982881/ 弥生時代、現在の福岡県筑紫野市に有力な首長墓が存在したことを示す江戸時代後期の記録「鉾之記」を、九州産業高校の生徒たちが郷土史研究の過程で見つ…

尾張藩蔵書、裏面に希少資料 明王朝の公文書、蓬左文庫などが発見

『中日新聞』のサイトの2022年7月18日付の記事です。 https://www.chunichi.co.jp/article/510177 十七世紀に中国・明で製本され、現在は名古屋市蓬左文庫が所蔵する医学書の紙の裏面に、補強材として当時の中国の官僚人事にまつわる公文書が大量に使われて…

善光寺や関連寺院に初の一体的調査 長野市立博物館 埋もれた文化財の把握へ

『信濃毎日新聞』のサイトの2022年7月15日付の記事です。 https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2022071500076 長野市立博物館が、善光寺や関連寺院などの一体的な調査を初めて行っているそうです。

植物標本を挟んでいた新聞 実は「歴史の空白を埋める貴重な資料」 沖縄県教育庁、高知の植物園で発見

『沖縄タイムス』のサイトの2022年7月7日付の記事です。 https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/986636 戦前に沖縄で発行されていた新聞で、新発見とみられるものを含む紙面が、高知県立牧野植物園で発見されたそうです。

地域に眠る古文書調査 松江市29公民館区 10年かけ

『山陰中央新報』のサイトの2022年3月30日付の記事です。 https://www.sanin-chuo.co.jp/articles/-/185628 島根県松江市が、地域に眠る古文書を発掘、保存するため、市内29公民館区ごとの地域別で確認調査に乗り出すそうです。

変革期の医学 今に 江戸後期から明治期の島家文献 広島で発見

『中国新聞』のサイトの2022年3月30日付の記事です。 https://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=118036 広島市安芸区の蔵で見つかった江戸後期-明治期の貴重な医学文献は、蔵ごと処分される直前で調査の依頼があったそうです。

遊佐の旧家の古文書調査、9年かけ終了 貴重な史料も

朝日新聞デジタルの2021年12月17日付の記事です。 https://www.asahi.com/articles/ASPDJ74GBPD5UZHB003.html 山形県遊佐町の旧家・菅原家が所有していた古文書を巡る9年越しの調査が終了したそうです。

歴史資料、災害から守るには ぐんま史料ネットの取り組み

朝日新聞デジタルの2021年11月2日付の記事です。 https://www.asahi.com/articles/ASPC172CTPB4UHNB008.html 「群馬歴史資料継承ネットワーク」(ぐんま史料ネット)の活動を取り上げています。

全史料協近畿部会第158回例会「“もうひとつの地域資料”経典・聖教を活かす-寺院史料の調査・保全の意義と可能性-」【9/11】

標記の例会が開催されます。 参加には申し込みが必要です。 詳しくは、全国歴史資料保存利用機関連絡協議会のサイトをご参照ください。 http://jsai.jp/iinkai/kinki/kinki-top.html と き 2021年(令和3)9月11日(土曜日) 13:30~16:45 方 法 Zoomミーテ…

地域の歴史 産学官で継ぐ 古文書や民具保全、DB化へ連携

『中日新聞』のサイトの2021年7月9日付の記事です。 https://www.chunichi.co.jp/article/287428?rct=k_ishikawa 石川県輪島市は、国立歴史民俗博物館と学術資料調査会社「AMANE(アマネ)」との三者で連携協定を結び、古文書や民具を掘り起こし、デー…

被爆者の歩み後世に 初の資料調査、デジタル化・保存活用目指す 長崎・被災協

『毎日新聞』のサイトの2020年8月19日付の記事です。 https://mainichi.jp/articles/20200819/ddp/041/040/001000c 長崎市の被爆者団体、長崎原爆被災者協議会(被災協)では、核兵器廃絶や被爆者援護策充実を訴えた運動の歩みを後世に伝えようと、保管する…

社会変容と民間アーカイブズ: 地域の持続へ向けて

国文学研究資料館編. 社会変容と民間アーカイブズ: 地域の持続へ向けて. 勉誠出版, 2017, 368p. 主な内容は以下の通りです。 はしがき 太田尚宏 第一編 民間アーカイブズを取り巻く環境 第一章 民間所在の記録史料と戦後の「国立史料館」構想 大友一雄 第二…

未整理古文書の調査始動 城端別院善徳寺

『北國新聞』のサイトの2020年5月8日付の記事です。 https://www.hokkoku.co.jp/subpage/T20200508204.htm 富山県南砺市の城端別院善徳寺にある文化遺産の保存管理や調査研究を担う善徳文化護持研究振興会は、未整理の古文書の調査を始動させるそうです。

地域の史料発掘、住民の力で 捨てられ「ばら売り」され散逸、研究のすそ野やせ細り

朝日新聞デジタルの2020年4月10日付の記事です。 https://www.asahi.com/articles/DA3S14436550.html 「歴史資料継承機構じゃんぴん」や「越佐歴史資料調査会」の活動を取り上げています。

三田藩関連の文書1200点発見 旧家のびょうぶから

『神戸新聞』のサイトの2019年11月23日付の記事です。 https://www.kobe-np.co.jp/news/sanda/201911/0012899770.shtml 兵庫県三田市内の旧家にあったびょうぶの下張り文書を、神戸大学を拠点に古文書を修復する「歴史資料ネットワーク」が調べているそうで…

古文書調査32年の成果を披露 京都府立丹後郷土資料館で特別展 

『産経新聞』のサイトの2019年7月3日付の記事です。 https://www.sankei.com/region/news/190703/rgn1907030011-n1.html 京都府立丹後郷土資料館の特別展では、古文書群の調査成果を公開するとともに、調査道具や調査風景の写真パネルなども展示しているそう…

古文書 県外「流出」相次ぐ 真田信之関連の史料も

『信濃毎日新聞』のサイトの2019年1月4日付の記事です。 https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20190104/KT181227KQI090007000.php 長野県内で作成、保管されていたとみられる古文書が古書店に売却されるなどして県外に「流出」するケースが相次いでいるこ…

静岡大と静岡市の共同調査30年 地域の歴史後世に 大学祭で成果展示 17、18日

『毎日新聞』のサイトの2018年11月11日付の記事です。 https://mainichi.jp/articles/20181111/ddl/k22/040/134000c 静岡大学の日本史学研究室と静岡市が共同で取り組む古文書調査が30年を超えた、という内容です。

中世地下文書の世界: 史料論のフロンティア

春田直紀編. 中世地下文書の世界: 史料論のフロンティア. 勉誠出版, 2017, 320p, (アジア遊学, 209). 主な内容は以下の通りです。 序論 中世地下文書論の構築に向けて 春田直紀 I 地下文書とは何か 「地下」とは何か 佐藤雄基 地下文書の成立と中世日本 小川…

歴史実践の現在

歴史学研究会編. 歴史実践の現在. 績文堂出版, 2017, 311p, (第4次現代歴史学の成果と課題, 3). 主な内容は以下の通りです。 第1章 歴史学をとりまく環境 歴史修正主義とのたたかい 1 歴史修正主義とその背景 中野聡 2 人文・社会科学の危機と歴史学 久保…

戦国文書調査マニュアル

柴辻俊六. 戦国文書調査マニュアル. 戎光祥出版, 2017, 218p. 主な内容は以下の通りです。 第I章 "古文書"が語るもの 一、古文書の魅力に触れてみよう 二、くずし字を解読するには 三、複雑な伝来と文書群の移転 四、文書の原本へのアプローチ 第II章 事前の…