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記録管理、文書管理、公文書館、アーカイブ、アーカイブズ... 今注目のキーワードを読み解くための最新情報を厳選してお伝えします。

人物

全史料協関東部会第316回定例研究会「戦争体験をめぐる記録と記憶の継承を考える」【2/22】

標記の研究会が開催されます。 参加には申し込みが必要です。 詳しくは、全国歴史資料保存利用機関連絡協議会関東部会のサイトをご参照ください。 http://www.jsai-kanto.jp/teireikai2020.html 日 時 令和5年2月22日(水) 14時00分から16時00…

危険なニオイがするから…立花隆さんが残した取材資料の寄託が難航 匿名の情報源含まれれば公開にリスク

『東京新聞』のサイトの2022年12月26日付の記事です。 https://www.tokyo-np.co.jp/article/222060 ジャーナリスト故・立花隆さんの取材資料の寄託について、相続代理人が「法的リスクや経済的・人的負担が大きい」と難色を示しているそうです。

100歳超「元兵士」語り継ぐ…太平洋戦争 開戦から81年

『読売新聞』のサイトの2022年12月8日付の記事です。 https://www.yomiuri.co.jp/national/20221208-OYT1T50019/ 市民団体「戦場体験放映保存の会」は、真珠湾攻撃やマレー半島の侵攻作戦などに赴いた元兵士ら約1800人の証言を映像などに収め、そのうち…

中村哲さんのマインド、九大がネットに集約…死去から3年

『読売新聞』のサイトの2022年12月3日付の記事です。 https://www.yomiuri.co.jp/local/kyushu/news/20221203-OYTNT50045/ 九州大学は、アフガニスタンなどで人道支援に取り組んだ医師の中村哲さんが著した寄稿文や講演録などを収集し、「アーカイブ」として…

第3回アジ歴オンラインセミナー「アジ歴資料で戦友さがし 戦場日記をめぐる事例報告」【10/7】

標記のセミナーが開催されます。 参加には申し込みが必要です。 詳しくは、アジア歴史資料センターのサイトをご参照ください。 https://www.jacar.go.jp/wp/janews/others/894/ 開催日時 2022年10月7日(金)午後4時〜5時30分 開催方法 Zoom ウェビナー方式…

「スティーブ・ジョブズ・アーカイブ」開設 家族やジョニー・アイブなどが

ITmedia Newsの2022年9月8日付の記事です。 https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2209/08/news171.html Apple社の故スティーブ・ジョブズ氏の業績を称えるアーカイブ「Steve Jobs Archive」が開設されたそうです。

「ジョー」原画を複製 越前和紙の「あしたのために」 資料の保存 新たな活用法に注目

『中日新聞』のサイトの2022年8月19日付の記事です。 https://www.chunichi.co.jp/amp/article/529406 福井県越前市で、漫画家ちばてつやさんの代表作「あしたのジョー」などの原画を越前和紙を使って複製する取り組みが始まったそうです。

2022年度アート・ドキュメンテーション学会第15回秋季研究集会【9/11】

標記の研究集会が開催されます。 参加には申し込みが必要です。 詳しくは、アート・ドキュメンテーション学会のサイトをご参照ください。 http://www.jads.org/news/2022/20220911.html 日時:2022年9月11日(日)13:00~16:30 9月10日(土)14:00-15:00 及…

薄れゆく特攻隊員たちの肉筆 遺書や日記のインク文字、保存難航

『西日本新聞』のサイトの2022年8月15日付の記事です。 https://www.nishinippon.co.jp/item/n/972834/ 鹿児島県南九州市の知覧特攻平和会館が所蔵する特攻隊員たちの遺書や手紙の文字が色あせ、薄れていっているそうです。

デジタル地図で伝える被爆地の実相 米NYで東大研究室が企画展

『毎日新聞』のサイトの2022年8月7日付の記事です。 https://mainichi.jp/articles/20220807/k00/00m/030/064000c 東京大学大学院の渡邉英徳教授の研究室が、核拡散防止条約(NPT)再検討会議が開かれている米国ニューヨークで企画展を開き、被爆者が被爆地…

李登輝氏死去2年 史料など2千点超 政府に寄贈/台湾

フォーカス台湾の2022年7月30日付の記事です。 https://japan.focustaiwan.tw/culture/202207300009 台湾の総統府直属の歴史研究機関「国史館」に寄贈された李登輝元総統関連の文物や史料、図書は2000点余りに上るそうです。

渡航先や名前などで検索 5万件網羅のDBを開設 知事「交流深めるツールに」

『沖縄タイムス』のサイトの2022年7月23日付の記事です。 https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/996231 沖縄県は、1900~37年に県から海外へ渡った県系移民の渡航記録などを検索できるデータベース(DB)を開設したそうです。

収蔵庫 容量確保の提言 原爆資料館 在り方巡る有識者会議

『中国新聞』のサイトの2022年7月7日付の記事です。 https://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=121006 原爆資料館の展示や運営の在り方について意見を聞く有識者会議では、被爆者の高齢化などで今後も多くの資料の受け入れが想定されるとして、収蔵スペースの…

立教大学共生社会研究センター・オンラインセミナー「記録される生と死—アーカイブズと『名前』をめぐるディスカッション」【7/23】

標記のセミナーが開催されます。 参加には申し込みが必要です。 詳しくは、立教大学共生社会研究センターのサイトをご参照ください。 https://www.rikkyo.ac.jp/research/institute/rcccs/news/2022/mknpps000001z1t7.html 日時:2022年7月23日(土) 14:00…

被爆者の資料 どう残す 人生や思い刻む手紙・メモ… 本人の死後に散逸危機

『中国新聞』のサイトの2022年5月30日付の記事です。 https://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=119817 原爆被害に関わる証言や平和活動を続けてきた被爆者が高齢化し、訃報が相次ぐ中、本人が残した資料の保存が課題になっている、としています。

「ノーモア・ヒバクシャ」実現を 東京のNPOと被団協がオンラインシンポ

『長崎新聞』のサイトの2022年5月24日付の記事です。 https://nordot.app/901650738386796544?c=174761113988793844 被爆者運動の資料保存や活用に取り組む東京のNPO法人「ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会」の設立10周年を記念したシンポジウムに…

後世に語り継ぐべきハンセン病問題 史料保存の当事者らが方策を議論

朝日新聞デジタルの2022年5月16日付の記事です。 https://www.asahi.com/articles/ASQ5H7KK5Q5HPPZB002.html ハンセン病の回復者が暮らす全国13の国立療養所にある歴史的建造物や文書について考える催しが開かれたそうです。

東アジア近代史学会第27回研究大会歴史資料セッション「私蔵資料と歴史研究――「発見」から保存・活用へ」【7/2】

標記のセッションが開催されます。 参加には申し込みが必要です。 詳しくは、東アジア近代史学会のサイトをご参照ください。 http://www.jameah.gr.jp/annual_conference.html 日 程:2022年7月2日(土) 場 所:早稲田大学早稲田キャンパス プログラム 1…

記録管理学会2022年研究大会「大分県、熊本県の記録管理の現場から」【5/21-22】

標記の大会が開催されます。 詳しくは、記録管理学会のサイトをご参照ください。 https://www.rmsj.jp/ 期 日:2022年5月21日(土)、22日(日)の二日間 会 場:別府大学メディア教育・研究センター棟 大会日程 第1日目:2022年5月21日(土) 講 演 会 15:00…

サリン被害者の声を発信、当事者で映画監督の阪原淳さん ユーチューブに 国の実態把握と支援に期待

『東京新聞』のサイトの2022年3月15日付の記事です。 https://www.tokyo-np.co.jp/article/165745 オウム真理教による地下鉄サリン事件から27年を前に、被害者で映画監督の阪原淳さんが、被害者らの声を記録・保存するアーカイブを動画投稿サイト上に開設…

『Archives and Records』Volume 38, Issue 1

『Archives and Records』Volume 38, Issue 1(2017年)の主な内容は以下の通りです。 「アーカイブズとパブリック・ヒストリー」の特集号です。 Archives and Public History: Places, Pasts and Identities Editorial: archives and public history Victor…

『Records Management Journal』Volume 27, Issue 3

『Records Management Journal』Volume 27, Issue 3(2017年)の主な内容は以下の通りです。 Visualizing information in the records and archives management (RAM) disciplines: Using Engelhardt’s graphical framework Pauline Joseph, Jenna Hartel Re…

開戦80年、平和への思い継承

『毎日新聞』のサイトの2021年12月10日付の記事です。 https://mainichi.jp/articles/20211210/ddm/004/070/008000c 戦争について、整理されず埋もれた資料などから個人や社会の記憶を読み解く研究や、ビジュアルなアーカイブを若者とつくる活動について取り…

増田友也、没後40年 建築資料デジタル保存 遍歴、理論たどる 京大が企画展 /京都

『毎日新聞』のサイトの2021年11月21日付の記事です。 https://mainichi.jp/articles/20211121/ddl/k26/040/263000c 戦後モダニズム建築家の一人で京都大学教授を務めた増田友也が生涯に残した膨大な設計図面やスケッチなどの資料を、デジタルアーカイブとし…

『Archival Science』Volume 16, Issue 1

『Archival Science』Volume 16, Issue 1(2016年3月)の主な内容は以下の通りです。 「感情とアーカイブズ、アーカイブズと感情」の特集号です。 Special Issue: Affect and the Archive, Archives and their Affects Affect and the archive, archives and…

「貴重な宝が一夜で…」 江戸川乱歩館、火事で未整理資料など焼失

『毎日新聞』のサイトの2021年10月26日付の記事です。 https://mainichi.jp/articles/20211026/k00/00m/040/079000c 三重県鳥羽市で火事があり、未整理の資料を保存していた「江戸川乱歩館~鳥羽みなとまち文学館」が焼け落ちたそうです。

よみがえる南米移民の肉声 大城立裕さん「ノロエステ鉄道」の基盤に 20日から公開

『琉球新報』のサイトの2021年10月16日付の記事です。 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1408404.html 沖縄初の芥川賞作家・大城立裕さんが、1973年と78年に県史編纂所長として南米などを訪れ、沖縄県系1世らに移民体験の聞き取り調査をした際の音源を活…

原爆文学5点、記憶遺産へ15日申請 広島市と市民団体

『中国新聞』のサイトの2021年10月14日付の記事です。 https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=800414&comment_sub_id=0&category_id=112 「広島文学資料保全の会」は、原爆詩人・峠三吉たち被爆作家3人の日記や手帳など5点を、…

帝国軍人: 公文書、私文書、オーラルヒストリーからみる

戸高一成; 大木毅. 帝国軍人: 公文書、私文書、オーラルヒストリーからみる. KADOKAWA, 2020, 296p, (角川新書). 主な内容は以下の通りです。 まえがき 序 章 帝国軍人との出会い 第一章 作戦系と情報系――陸軍編1 第二章 陸軍はヤマタノオロチ――陸軍編2 第…

エゴ・ドキュメントの歴史学

長谷川貴彦編. エゴ・ドキュメントの歴史学. 岩波書店, 2020, 284p. 主な内容は以下の通りです。 序 章 エゴ・ドキュメント研究の射程 長谷川貴彦 第1章 浮動するエゴ、もう一つのエゴ、創られるエゴ――魔女ベレッツァ・オルシーニの審問記録と手記(一五二…