駿河台大学文化情報学研究所が、第4回行政文書管理セミナーを開催します。対象は自治体職員限定です。
情報公開制度・個人情報保護制度及び電子文書管理・アーカイブズ管理などに対し、各市町村におかれましては、行政文書管理に関わる諸課題への問題解決にご尽力されていることと拝察いたします。
駿河台大学文化情報学研究所では、1998年の創設以来、行政文書管理研究プロジェクトを進め、また大学院現代情報文化研究科においては、自治体職員を対象とする行政文書管理の教育研究を目的とした現職専修コースを開設することによって、行政文書管理の発展に努力してまいりました。
そのような研究・教育の一環として、このたび、大学の地元である埼玉県内の自治体を支援し、地域の行政文書管理を向上させることを目的として、行政文書管理セミナーを開催することとなりました。
このセミナーは、2002年から毎年開催しておりますが、第４回に当たる今回もまた埼玉県及び特定非営利活動法人（NPO）行政文書管理改善機構の後援を得て、従来からの紙文書に加え、今回は特に電子文書とアーカイブズに焦点を当てて、議論を起こしたいと考えています。
プログラムは、下記のとおりです。報告者は、全国の自治体で行政文書管理を担当している者及び本大学院の修了生・現院生ら１５名によって進められてきた、「電子ＡＫＦ（行政ナレッジ・ファイリング）プロジェクト」の委員全員です。同プロジェクトの研究成果が、全国に先駆けて本セミナーで公表されることになります。
名 称：第４回駿河台大学行政文書管理セミナー
日 時：２００５年１１月４日（金）１３時から１６時３０分まで
（１２時３０分から受付開始）
場 所：埼玉教育会館会議室（ＪＲ浦和駅西口徒歩１０分）
講 演：報告者及び演題は次のとおりです
- 1. 報告Ⅰ（紙文書分科会報告 分科会座長 太田信孝（長崎県時津町）ほか）「紙文書管理を効率的かつ最適的に支援するシステムの開発 〜文書係長を支援し、職員から歓迎されるシステムを目指して〜」
- 2. 報告Ⅱ（電子文書分科会報告 分科会座長 落合和之（静岡県菊川市）ほか）「電子文書を紙文書管理に融合させ、統合管理するシステムの開発 〜期待される電子文書の管理と、まだまだ増える紙文書の管理との融合のために〜」
- 3. 報告Ⅲ（アーカイブズ分科会報告 分科会座長 平田豊弘（本渡市天草切支丹館）ほか）「紙文書と電子文書の評価選別システムと、アーカイブズ目録等を作成・管理するシステムとの開発 〜人類共有相続財産であるアーカイブズの廃棄防止と、アーキビストの専門性発揮のために〜」
申込み及び問合せ先：
特定非営利活動法人 行政文書管理改善機構
〒１６２−００６２ 東京都新宿区市谷加賀町２−５−２２−１０７
Tel. 03-5225-2356 Fax. 03-5225-0250 URL http://www.npo-bunshokanri.jp
E-mail： info@npo-bunshokanri.jp
参加申込みについては、Faxいただくか、あるいはメールにていただきたく存じます。
（参加者は、自治体関係者に限らせていただきます。なお，会場の都合により先着１００名までとし、参加決定者にはFax並びにメールにてご回答いたします。）
参加費：無料
