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記録管理、文書管理、公文書館、アーカイブ、アーカイブズ... 今注目のキーワードを読み解くための最新情報を厳選してお伝えします。

2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

『地方史研究』第333号

地方史研究協議会の機関誌『地方史研究』第333号(2008年6月)に、シンポジウム「歴史資料保存利用運動のなかの公文書館法−その理念と現実−」の内容が収録されています。 その構成は以下のとおりです。 「歴史資料保存利用運動のなかの公文書館法−その理念と…

『専門図書館』第229号

専門図書館協議会の機関誌『専門図書館』第229号(2008年5月)の特集は、「アーカイブズとアーキビスト」です。 その構成は以下のとおりです。 アーカイブズの世界から専門図書館を考える 高山 正也 科学技術研究とアーカイビング 小川千代子 “記録を守り 記…

日本アーカイブズ学会2008年度第1回研究集会「デジタル情報技術が拓くアーカイブズの可能性」【10/4】

日本アーカイブズ学会が、標記の研究集会を開催します。 詳しくは、同会のサイトをご参照ください。 http://www.jsas.info/modules/news/article.php?storyid=21 テーマ:デジタル情報技術が拓くアーカイブズの可能性 日 時:2008年10月4日(土) 14:00〜17…

日本オーラル・ヒストリー学会第6回年次大会【10/11】

日本オーラル・ヒストリー学会の年次大会の期間中、以下の研究実践交流会が行われます。 詳しくは、同会のサイトをご参照ください。 http://joha.jugem.jp/?eid=93 日程:2008年10月11日(土)・12日(日) 場所:慶應義塾大学三田キャンパス 西校舎1階 (東…

貴重な映像捨てないで 8ミリ“再生”DVD化

『河北新報』のサイトの2008年9月8日付の記事です。 http://www.kahoku.co.jp/news/2008/09/20080908t15051.htm 仙台市の映像制作会社が、8ミリフィルムの所有者宅を訪れて映像を確認するサービスを始めたそうです。

米市民団体、チェイニー副大統領の記録の保護を求め提訴

AFPBB Newsの2008年9月9日付の記事です。 http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2515195/3309683 記事によれば、「チェイニー副大統領は、個人情報の保護や大統領記録法(Presidential Records Act)で記録の保護管理が義務付けられ…

新潟市が紙文書を大幅削減へ

『新潟日報』のサイトの2008年9月3日付の記事です。 http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=2&newsNo=113106 新潟市が、庁内の行政文書を電子化し、決裁をパソコン上で行う「文書管理システム」を導入するそうです。

中越地震避難所メモ、奇跡的に保存 貴重な資料に

MSN産経ニュースの2008年9月6日付の記事です。 http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/niigata/080906/ngt0809060301002-n1.htm 新潟県の長岡市立中央図書館文書資料室が公開を始めた災害アーカイブスの資料のうち、避難所に掲示されたメモ等を紹介していま…

国会図書館:米兵裁判権資料、閲覧禁止 法務省要請受け

毎日jpの2008年8月22日付の記事です。他紙でも報道されました。 http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080822ddm012040022000c.html 国立国会図書館は「国や自治体が非公開と決定したものは利用を制限できるとする内規があり、法務省の申し出と異なる判断…

現代世界の考古学:WAC6からの問いかけ/中 略奪、盗掘助長する不法売買

毎日jpの2008年9月2日付の記事です。 http://mainichi.jp/enta/art/news/20080902dde018040048000c.html 記事では、国際的な「市場に出ている古写本はほとんどが不法売買によるものとみられ、それを利用することは犯罪に加担することになる」と指摘していま…

北米の研究図書館による記録管理の現状

北米研究図書館協会(ARL)は、協会に加盟する図書館によって実施される記録管理プログラムの現状について調査し、2008年8月27日に、その結果をRecords Management: SPEC Kit 305として発表しました。 目次と概要が、同協会のサイトから無料でダウンロードでき…

デジタル情報の保存実験に関する方法論

英国のデジタルキュレーションセンター(DCC)は2008年8月28日、DCC Methodology for Designing and Evaluating Curation and Preservation Experiments V1.0を発表しました。 同センターのサイトからダウンロードできます。 http://www.dcc.ac.uk/tools/#ex…

米国議会図書館等による連邦政府のWebサイト保存

米国議会図書館と他の図書館等が協同して、ブッシュ政権退任時の連邦政府のWebサイトの保存を行うとのことです。 2008年8月14日、同館のサイトで発表されました。 http://www.loc.gov/today/pr/2008/08-139.html カレントアウェアネス-Rで2008年8月18日に紹…

紙記録を管理するためのツールキット

英国記録管理協会(Records Management Society)の地方自治体グループは2008年8月19日、Toolkit for Managing Paper Recordsを発表しました。 同協会のサイトで公開されています。 http://www.rms-gb.org.uk/resources/873 紙記録の保存計画表の作成、組織内…

Caring for CDs and DVDs

英国のNational Preservation Office (NPO)が、標記のパンフレットを発行しました。 英国図書館のサイトからダウンロードできます。 http://www.bl.uk/services/npo/publicationsleaf.html CDやDVDの保存のための課題や方法について簡潔にまとめています。 …

Seamless Flow Programmeの完了

英国国立公文書館が進めてきた、電子記録の管理に関する事業であるSeamless Flow Programmeが、2008年7月に完了したそうです。 このプログラムは、英国政府の電子記録の選別・移管・保存・公開等に関する各種プロジェクトから構成されていました。 プログラ…

鴨沂高校の戦前・戦中を記録 フィルム調査へ 大谷大と連携協定

『京都新聞』のサイトの2008年8月27日付の記事です。 http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008082700155&genre=F1&area=K00 「鴨沂高の書庫に眠る戦前・戦中の学校生活を記録したフィルム」を調査するそうです。 ※ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG) の…

福田首相:「急に辞めちゃったことも」公文書の重要性強調

毎日jpの2008年9月5日付の記事です。 http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080905k0000m010022000c.html 首相官邸のサイトにも掲載されています。 http://www.kantei.go.jp/jp/hukudaphoto/2008/09/04koubunsyo.html 各紙でも報道されています。 首相「…

国文学研究資料館の近世史料整理補助者の募集

国文学研究資料館が、近世史料整理補助者を公募しています。 作業期間は、平成20年10月〜平成21年2月頃です。 応募資格は特になし(ていねいで几帳面な仕事ができるかた)です。 応募締切日は、作業月の前月21日です。 詳しくは、同館のサイトをご…

東京文化財研究所特別研究員(アソシエイトフェロー)の募集

東京文化財研究所が、特別研究員(アソシエイトフェロー)を公募しています。 応募資格があるのは、大学院修士課程修了程度の学歴を有する者、もしくはこれと同等の専門知識・研究能力を有する者に加え、下記の「募集分野および条件」を満たす者です。 募集…

「中間報告」に対する全史料協の意見書

全史料協(全国歴史資料保存利用機関連絡協議会)は2008年8月13日、「公文書管理の在り方等に関する有識者会議 中間報告「時を貫く記録としての公文書管理の在り方」〜今、国家事業として取り組む〜に対する意見書」を提出しました。 意見書の全文と提出時の…

日本学術会議の提言「公文書館法とアーキビスト養成」

日本学術会議史学委員会の「歴史・考古史資料の情報管理・公開に関する分科会」は2008年8月28日、標記の提言を公表しました。 提言の全文が、日本学術会議のサイトに掲載されています。 http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/2008.html 提言の骨子は以下のと…

全史料協関東部会の第248回定例研究会【9/30】

全史料協(全国歴史資料保存利用機関連絡協議会)の関東部会が、2008年9月の定例研究会を開催します。 詳しくは、同部会のサイトをご参照ください。 http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~shozawa/zkkennew.html 1.と き 平成20年9月30日(火)午後1時〜4…

SNIA 技術セミナ ストレージ基礎編/応用編【10/3-10/28】

SNIA(Storage Networking Industry Association)の日本支部が、標記のセミナーを開催します。 参加には申し込みが必要です。 詳しくは、同支部のサイトをご参照ください。 http://snia-j.org/modules/news/index.php?page=article&storyid=40 基礎編 東京会…

『Archival Science』Vol. 7, No. 4

『Archival Science』Vol. 7, No. 4(2007年12月発行)の主な内容は以下のとおりです。 Introduction Ann Blair and Jennifer Milligan Deciphering the diplomatic archives of fifteenth-century Italy Paul Marcus Dover Mirroring governance: archives,…

全史料協近畿部会の第97回例会【9/20】

全史料協(全国歴史資料保存利用機関連絡協議会)の近畿部会が、例会を開催します。 詳しくは、全史料協のサイトをご参照ください。 http://www.jsai.jp/iinkai/kinki/index.html#20080903 1 日 時 平成20年9月20日(土) 午後1時30分から午後4時30分 2 場…

『Archival Science』Vol. 7, No. 2

『Archival Science』Vol. 7, No. 2(2007年6月発行)の主な内容は以下のとおりです。 Beyond chip monks and paper tigers: towards a new culture of archival format specialists Joanna Sassoon Consulting records management oracles—a Delphi in prac…

『Archival Science』Vol. 7, No. 3

『Archival Science』Vol. 7, No. 3(2007年9月発行)の主な内容は以下のとおりです。 “This is the Whiteman’s Law”: Aboriginal resistance, bureaucratic change and the Census of Canada, 1830–2006 Brian Edward Hubner The legacy: British Mandate r…

『Archival Science』Vol. 6, No. 3-4

『Archival Science』Vol. 6, No. 3-4(2006年12月発行)の主な内容は以下のとおりです。 第2回記録とアーカイブズの歴史に関する国際会議(International Conference on the History of Records and Archives (ICHORA-2))の特集号です。 Preface Karen Ander…

『Archival Science』Vol. 7, No. 1

国際的な学術誌『Archival Science』のVol. 7, No. 1(2007年3月発行)の主な内容は以下のとおりです。 「研究データのアーカイビング」についての特集号です。 Introduction: archiving research data Peter Doorn and Heiko Tjalsma Analyzing archives an…