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記録管理、文書管理、公文書館、アーカイブ、アーカイブズ... 今注目のキーワードを読み解くための最新情報を厳選してお伝えします。

諸国

SNS各社がアフガンのユーザー保護措置、閲覧機能の停止など

ロイターのサイトの2021年8月20日付の記事です。 https://jp.reuters.com/article/afghanistan-conflict-social-media-idJPKBN2FL00Z ツイッターは、イスラム主義組織タリバンの管理下に入ったアフガニスタンについて、市民活動組織と連携して現地のグループ…

旧東ドイツ秘密警察の膨大な諜報記録 「シュタージ文書」が公文書館に

ナショナルジオグラフィック日本版サイトの2021年8月14日付の記事です。 https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/photo/stories/21/080500043/ ドイツ民主共和国(旧東ドイツ)の秘密警察シュタージの諜報ファイルが、ドイツ連邦公文書館に移されるそうです。

目からウロコの海外資料館めぐり

三輪宗弘. 目からウロコの海外資料館めぐり. クロスカルチャー出版, 2019, 163p, (CPCリブレ, 10). 主な内容は以下の通りです。 I アメリカのアーカイブ 1 米国国立公文書館本館 2 米国国立公文書館II 3 米国議会図書館 4 米海軍歴史センター 5 メリーランド…

世界の図書館から: アジア研究のための図書館・公文書館ガイド

U-PARL(東京大学附属図書館アジア研究図書館上廣倫理財団寄付研究部門)編. 世界の図書館から: アジア研究のための図書館・公文書館ガイド. 勉誠出版, 2019, 232p, (ライブラリーぶっくす). 主な内容は以下の通りです。 はじめに 東アジア 東南アジア 南ア…

公文書管理における現状と課題

中京大学社会科学研究所アーカイブズ研究プロジェクト編. 公文書管理における現状と課題. 創泉堂出版, 2019, 228p. 主な内容は以下の通りです。 発刊にあたって 日本の公文書管理のあり方について ─アーカイブとしての公文書のあり方について─ 戦前期行政機…

地方公共団体における公文書管理制度の形成: 現状と課題

中京大学社会科学研究所アーカイブズ研究プロジェクト編. 地方公共団体における公文書管理制度の形成: 現状と課題. 公職研, 2017, 293p. 主な内容は以下の通りです。 刊行にあたって 1 公文書管理制度の現状 日本の公文書管理制度について 地方公共団体にお…

歴史ある家々を守るデジタル記録と市民の誇り シリア首都

AFPBB Newsの2021年1月17日付の記事です。 https://www.afpbb.com/articles/-/3323883 あるシリア人は、首都ダマスカスの旧市街の建築物を後世に残すために、電子情報としてアーカイブ化する取り組みを始めたそうです。

河北春秋

『河北新報』のサイトの2020年10月23日付のコラムです。 https://www.kahoku.co.jp/column/kahokusyunju/20201023_01.html 『君主論』で知られるイタリアのマキャベリの文書を取り上げつつ、菅菅義偉首相の著書『政治家の覚悟』から公文書管理の重要性につい…

デジタルアーカイブ学会第5回研究大会【10/17-18】

標記の大会がオンラインで開催されます。 参加には申し込みが必要です。 詳しくは、デジタルアーカイブ学会のサイトをご参照ください。 http://digitalarchivejapan.org/kenkyutaikai/5th 日時: 2020 年 10 月 17 日 (土) ~ 18 日 (日) Zoom によるオンライ…

アルカイダから古文書を守った図書館員

ジョシュア・ハマー. 梶山あゆみ訳. アルカイダから古文書を守った図書館員. 紀伊國屋書店, 2017, 349p. 主な内容は以下の通りです。 重責を負わされた少年 失われた黄金の歴史 古文書を探す苦難の旅 私設図書館第一号の誕生 トンブクトゥの新たな春 忍び寄…

リポジトリデータの格納が完了した「Arctic Code Vault」について、GitHubに聞いてみた

クラウドWatchの2020年7月28日付の記事です。 https://cloud.watch.impress.co.jp/docs/special/1267588.html GitHubで公開されたオープンソースプロジェクトなどのリポジトリデータを北極圏に1000年間保存するプロジェクトについて、関係者にインタビューし…

近代ヒスパニック世界と文書ネットワーク

吉江貴文編. 近代ヒスパニック世界と文書ネットワーク. 悠書館, 2019, 398p. 主な内容は以下の通りです。 序 「近代ヒスパニック世界と文書ネットワーク」の構想と課題(吉江貴文) I 文書循環サイクルの成立過程 1 スペイン帝国の植民地統治と文書 中央アメ…

アーカイブズの現在・未来・可能性を考える: 歴史研究と歴史教育の現場から

渡辺尚志編. アーカイブズの現在・未来・可能性を考える: 歴史研究と歴史教育の現場から. 法政大学出版局, 2016, 328p. 主な内容は以下の通りです。 編者まえがき 第一部 日本前近代史研究とアーカイブズ 第一章 訴訟からみた近世社会の特質──信濃国松代藩領…

日本におけるフィルムアーカイブ活動史

石原香絵. 日本におけるフィルムアーカイブ活動史. 美学出版, 2018, 384p, (Museum Library Archives, 02). 主な内容は以下の通りです。 序 章 フィルムアーカイブ活動の歴史を問う 第一章 フィルムアーカイブ活動の原点を求めて 第二章 軍国主義時代の映画…

写真技法と保存の知識: デジタル以前の写真: その誕生からカラーフィルムまで

ベルトラン・ラヴェドリン. 白岩洋子訳. 高橋則英監修. 写真技法と保存の知識: デジタル以前の写真: その誕生からカラーフィルムまで. 青幻舎, 2017, 368p. 主な内容は以下の通りです。 第1部 ポジティブ―陽画 金属支持体のポジ画像 ガラス支持体のポジ画像…

映画という《物体X》: フィルム・アーカイブの眼で見た映画

岡田秀則. 映画という《物体X》: フィルム・アーカイブの眼で見た映画. 立東舎, 2016, 256p. 主な内容は以下の通りです。 はじめに 生まれたからには、すべて映画は映画 第一章 なぜ映画を守るのか "私たち”の映画保存に向かって 対談:石原香絵 第二章 フィ…

被災・劣化なく後世に ASEANの文化財 一元的なデジタル化進む

『毎日新聞』のサイトの2020年3月14日付の記事です。 https://mainichi.jp/articles/20200314/ddm/014/040/001000c 東南アジア諸国連合(ASEAN)事務局がASEAN諸国の貴重な歴史的文化遺産をデジタル化するプロジェクトが進んでいるそうです。

2020 Spring Tokyo Digital History Symposium【2/23】

標記のシンポジウムが開催されます。 詳しくは、Historians' Workshopのサイトをご参照ください。 https://historiansworkshop.org/2020/01/18/ ・日時:2020年2月23日(日)13~18時 ・場所:東京大学 本郷キャンパス 経済学研究科学術交流棟・小島ホール …

行政文書を捨てない「ドイツ」のアーカイブ感覚 専門の教育を受けているアーキビストがいる

東洋経済オンラインのの2020年1月22日付の記事です。 https://toyokeizai.net/articles/-/324873 「公文書の扱いに関する制度整備を見ることも大切だが、制度の背景には歴史観や国家観、デモクラシーといったことがある」と主張しています。

映像は、未来を見通すための文化財だ 全番組を保管するフランスの発想

朝日新聞GLOBE+の2019年12月6日付の記事です。 https://globe.asahi.com/article/12936622 フランス国内で放送されるすべてのコンテンツを集め、保管する世界最大級の放送アーカイブ「国立視聴覚研究所」(INA)を取り上げています。

アトムにナウシカ……マンガ・アニメ原画が海外で1枚3500万円の落札も――文化資料の流出どう防ぐ

ITmediaビジネスの2019年12月5日付の記事です。 https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1912/05/news030.html 日本のマンガ原画やアニメのセル画が、海外のオークションで高額取引されているそうです。

公文書を生かす 情報公開法成立20年/8 伊エルバ島 住民「代表」が守る町の記録

『毎日新聞』のサイトの2019年11月25日付の記事です。 https://mainichi.jp/articles/20191125/ddm/004/040/036000c 加藤聖文・国文学研究資料館准教授は、イタリアの地方で市民生活の近くに公文書がある様子を見て、日本との違いを痛感したそうです。

じんもんこん2019「デジタルアーカイブの新たな挑戦 - 人文・芸術・文化資源の活用と創生」【12/14-15】

標記のシンポジウムが開催されます。 詳しくは、専用サイトをご参照ください。 http://jinmoncom.jp/sympo2019/index.html 日程 2019年12月14日(土)~15日(日) 会場 立命館大学 大阪いばらきキャンパス(大阪府茨木市) 主催 情報処理学会 (IPSJ) 人文科学…

GitHub、OSSのソースコードを1000年単位で保存 2次元コード化しフィルムに印刷、人類の共有財産として永久凍土の下に保管へ

ITmedia NEWSの2019年11月15日付の記事です。 https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1911/15/news083.html 米国のGitHubは、ノルウェーの永久凍土の地下にある情報保管庫に、GitHub上のソースコードをコピーして保存する他、月単位や年単位のコピーをInt…

中日春秋

『中日新聞』のサイトの2019年11月14日付のコラムです。 https://www.chunichi.co.jp/article/column/syunju/CK2019111402000115.html ローマ法王庁では古くから、膨大な資料や書類が公文書館などに収められてきたことに言及し、内閣府が「桜を見る会」の招…

アーカイブズ学講演会「フランスにおけるアーキビスト養成(過去、現在、未来):学問的、社会的および政治的課題」【12/7】

標記の講演会が開催されます。 参加申し込みは不要です。 詳しくは、学習院大学大学院アーカイブズ学専攻のサイトをご参照ください。 https://www.gakushuin.ac.jp/univ/g-hum/arch/ オリヴィエ・ポンセ教授 アーカイブズ学講演会 第1部: ご講演(45分) オ…

シンポジウム「文化遺産の意図的な破壊―人はなぜ本を焼くのか―」【12/1】

標記のシンポジウムが開催されます。 参加には申し込みが必要です。 詳しくは、文化遺産国際協力コンソーシアムのサイトをご参照ください。 https://www.jcic-heritage.jp/jcicheritageinformation20191008/ 主 催:文化遺産国際協力コンソーシアム、文化庁 …

「バチカン秘密文書館」が「バチカン使徒文書館」に 教皇が名称変更の自発教令

クリスチャントゥデイの2019年11月5日付の記事です。 https://www.christiantoday.co.jp/articles/27356/20191105/vatican-secret-archive-vatican-apostolic-archive-name-changed.htm バチカン(ローマ教皇庁)にあるローマ教皇私有の「バチカン秘密(機密…

日本アーカイブズ学会2019年度第1回研究集会「民間史料保存におけるアーキビストと司書」【11/16】

標記の研究集会が開催されます。 参加申し込みは不要です。 詳しくは、日本アーカイブズ学会のサイトをご参照ください。 http://www.jsas.info/modules/news/article.php?storyid=335 日 時:2019年11月16日(土)15時 会 場:学習院大学 中央教育研究棟302…

戦前の日本とミャンマーの合作映画復元・上映 デジタル技術駆使

SankeiBizの2019年10月4日付の記事です。 https://www.sankeibiz.jp/macro/news/191004/mcb1910040500005-n1.htm 第二次世界大戦前の1935年に製作された日本とミャンマーの初の合作映画が、最新のデジタル技術で復元されることになったそうです。