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記録管理、文書管理、公文書館、アーカイブ、アーカイブズ... 今注目のキーワードを読み解くための最新情報を厳選してお伝えします。

保存修復

重文の長命寺文書、3年かけ修理へ…尼僧らが携えて参詣・寄付呼びかけ

『読売新聞』のサイトの2022年4月6日付の記事です。 https://www.yomiuri.co.jp/culture/tsumugu/20220406-OYT1T50232/ 滋賀県近江八幡市の長命寺に伝わる古文書群「長命寺文書」の一部を、3年かけて修理するそうです。

古文書は虫のタイムカプセル 虫のミイラが教えてくれる昔の生態系

朝日新聞デジタルの2022年4月2日付の記事です。 https://www.asahi.com/articles/ASQ3056FHQ3QULBJ00H.html 古文書に挟まれたクモや昆虫などの死骸や抜け殻から、当時の虫の生態がわかるそうです。

西日本豪雨で泥まみれの歴史資料、愛媛の大学生らが3年がかりで修復

朝日新聞デジタルの2022年3月24日付の記事です。 https://www.asahi.com/articles/ASQ3R6SC7Q3QPTLC020.html 2018年の西日本豪雨で被災した愛媛県宇和島市の歴史文書を、愛媛大学の学生ら「愛媛資料ネット」が3年がかりで修復したそうです。

アーカイヴズ: 記録の保存・管理の歴史と実践

ブリュノ・ガラン著. 大沼太兵衛訳. アーカイヴズ: 記録の保存・管理の歴史と実践. 白水社, 2021, 152p, (文庫クセジュ, Q1042). 主な内容は以下の通りです。 序 第一章 アーカイヴズの歴史 I 古代および中世初期 II 中世 III 国家のアーカイヴズ(十六―十八…

文化財修復今も途上

『読売新聞』のサイトの2022年3月1日付の記事です。 https://www.yomiuri.co.jp/local/iwate/feature/CO055472/20220228-OYTAT50018/ 東日本大震災の津波で全壊した岩手県の陸前高田市立博物館は、地域の歴史を後世に残そうと被災した所蔵資料の修復を続けて…

外務省の任期付職員募集

外務省が、任期付職員1名を募集しています。 職務の内容は以下の通りです。 外交史料館において、所蔵史料の保存管理担当職員として、所蔵史料の劣化状態や保存環境を調査し、環境整備も含めた保存対策方針及び同方針を踏まえた修復計画の策定を行います。 …

第8回全国史料ネット研究交流集会【2/19-20】

標記の集会が開催されます。 参加には申し込みが必要です。 詳しくは、歴史資料ネットワークのサイトをご参照ください。 http://siryo-net.jp/event/8th-convention/ プログラム 1日目 2月19日(土) 13:30 開会挨拶 竹永三男(山陰歴史資料ネットワーク代表…

原爆写真、重み増す「証言」 ヒロシマの空白 証しを残す

『中国新聞』のサイトの2021年12月5日付の記事です。 https://www.chugoku-np.co.jp/column/article/article.php?comment_id=814037&comment_sub_id=0&category_id=1183 広島で自ら被爆し、家族や住まいを奪われた人たちが撮った「原爆写真」のフィルムが劣…

「そんなものより、ひとを捜せ」それでも…学芸員を支えた書き置き

朝日新聞デジタルの2021年12月2日付の記事です。 https://www.asahi.com/articles/ASPCY6HL4PCVOIPE039.html 岩手県陸前高田市の市立博物館で、東日本大震災で被災した収蔵品のレスキューに取り組んだ学芸員について取り上げています。

全史料協関東部会第311回定例研究会「台風・豪雨(水害)被災資料に対するレスキュー活動の現状」【12/23】

標記の研究会が開催されます。 参加には申し込みが必要です。 詳しくは、全国歴史資料保存利用機関連絡協議会関東部会のサイトをご参照ください。 http://www.jsai-kanto.jp/teireikai2020.html 日 時 令和3年12月23 日(木) 13時30分から16時0…

思い出、写真、語ろう 陸前高田・三陸アーカイブ減災センター

『岩手日報』のサイトの2021年11月3日付の記事です。 https://www.iwate-np.co.jp/article/2021/11/3/104910 東日本大震災後に拾得した写真などの返却を手掛ける岩手県陸前高田市の三陸アーカイブ減災センターは、被災前の写真を見ながら思い出を語り合う「…

歴史資料、災害から守るには ぐんま史料ネットの取り組み

朝日新聞デジタルの2021年11月2日付の記事です。 https://www.asahi.com/articles/ASPC172CTPB4UHNB008.html 「群馬歴史資料継承ネットワーク」(ぐんま史料ネット)の活動を取り上げています。

『Archives and Records』Volume 37, Issue 2

『Archives and Records』Volume 37, Issue 2(2016年)の主な内容は以下の通りです。 Articles ‘A permanent house for local archives’: a case study of a community’s archives in County Offaly Lisa Collins Shortall Building an archivist: explorin…

『American Archivist』Volume 79, Issue 1

『American Archivist』Volume 79, Issue 1(2016年春夏号)の主な内容は以下の通りです。 「アーカイブズのデジタル化」を特集しています。 FROM THE EDITOR Reconsidering Archives Gregory S. Hunter PRESIDENTIAL ADDRESS Why Archives? Kathleen D. Roe…

「貴重な宝が一夜で…」 江戸川乱歩館、火事で未整理資料など焼失

『毎日新聞』のサイトの2021年10月26日付の記事です。 https://mainichi.jp/articles/20211026/k00/00m/040/079000c 三重県鳥羽市で火事があり、未整理の資料を保存していた「江戸川乱歩館~鳥羽みなとまち文学館」が焼け落ちたそうです。

緊急フォーラム「マグネティック・テープ・アラート: 膨大な磁気テープの映画遺産を失う前にできること」【10/16】

標記のフォーラムが開催されます。 参加には申し込みが必要です。 詳しくは、国立映画アーカイブのサイトをご参照ください。 https://www.nfaj.go.jp/exhibition/unesco2021/ 日時:2021年10月16日(土)2:00 pm開始(1:30 pm開場) 4:25 pm終了予定 会場:…

全史料協第47回全国(高知)大会及び研修会【11/18-19】

標記の大会が開催されます。 参加には申し込みが必要です。 詳しくは、全国歴史資料保存利用機関連絡協議会のサイトをご参照ください。 http://jsai.jp/taikai/47/index.html 期日 令和3年11月18日(木)・19日(金) 会場 高知県立公文書館(オンライン開催…

第26回ビジネスアーキビスト研修講座【10/4-12/10】

標記の講座が開催されます。 参加には申し込みが必要です。 詳しくは、企業史料協議会のサイトをご参照ください。 https://www.baa.gr.jp/newst.asp 日 時 オンライン授業実施日 基礎コース(4日間) 1. 10月4日(月) 2. 10月8日(金) 3. 10月12日(火) 4…

公文書をアーカイブする: 事実は記録されている

小川千代子; 菅真城; 大西愛編著. 公文書をアーカイブする: 事実は記録されている. 大阪大学出版会, 2019, 230p, (阪大リーブル, 70). 主な内容は以下の通りです。 はじめに 公文書をアーカイブとして正しく残す 1 国と地方公共団体の公文書 2 さまざまな…

写真の返却事業、再出発 陸前高田・三陸アーカイブ減災センター

『岩手日報』のサイトの2021年7月26日付の記事です。 https://www.iwate-np.co.jp/article/2021/7/26/100214 岩手県陸前高田市で東日本大震災後に拾得した写真などの返却を手掛ける三陸アーカイブ減災センターは、市の委託ではなく、自主事業として再出発し…

地方史研究協議会シンポジウム「非常時の記録保存と記憶化を考える―コロナ禍の〈いま〉、地域社会をどう伝えるか―」【9/18】

標記のシンポジウムが開催されます。 参加には申し込みが必要です。 詳しくは、地方史研究協議会のサイトをご参照ください。 http://chihoshi.jp/?p=2854 日 時 2021年9月18日(土)午後1時~5時 開催方法 オンライン開催 参加費 無料 参加申込 事前申込制。…

国立歴史民俗博物館の教員公募

国立歴史民俗博物館が、准教授1名を公募しています。 業務内容は以下の通りです。 今回、新たに地域歴史資料学を構築するため、歴史学を専門とし、大規模自然災害により被災した近世・近代を中心とした歴史資料の保全活動に積極的に取り組んだ実績を有し、か…

岡山史料ネット活動報告会「西日本豪雨と図書館」【8/1】

標記の報告会が開催されます。 参加には申し込みが必要です。 詳しくは、岡山史料ネットのサイトをご参照ください。 http://okayamasiryonet.s1008.xrea.com/2021/06/22/2021-sokai/ 日時:2021年8月1日(日) 14:30~16:30 開催方法:zoomをもちいたオンラ…

第7回熊本被災史料レスキューネットワーク講演会 「球磨川水害による被災文化財ー現状と課題ー」【7/31】

標記の講演会が開催されます。 参加には申し込みが必要です。 詳しくは、熊本大学永青文庫研究センターのサイトをご参照ください。 http://eisei.kumamoto-u.ac.jp/event/2021/07/-731.php 期日:2021年7月31日(土)13:00-16:30 開催方式:事前申込によるオ…

古文書がつなぐ人と地域: これからの歴史資料保全活動

荒武賢一朗; 高橋陽一編. 古文書がつなぐ人と地域: これからの歴史資料保全活動. 東北大学出版会, 2019, 178p. 主な内容は以下の通りです。 まえがき 高橋陽一 1 歴史資料保全活動の現場から―宮城県白石市の事例 櫻井和人 2 原発事故被災地における歴史資…

災害アーカイブ: 資料の救出から地域への還元まで

白井哲哉. 災害アーカイブ: 資料の救出から地域への還元まで. 東京堂出版, 2019, 236p. 主な内容は以下の通りです。 序 被災と活動の開始 第一章 資料救出活動の開始から茨城史料ネットの設立へ――三・一一から七・二へ 第二章 茨城における大震災被害と歴史…

文化財修理の「匠」育成へ5か年計画…京都移転予定の文化庁

『読売新聞』のサイトの2021年6月2日付の記事です。 https://www.yomiuri.co.jp/culture/20210602-OYT1T50128/ 文化庁は、文化財保護に欠かせない人材の育成や環境整備を強化する「文化財の匠プロジェクト」と名づけた取り組みを始めるそうです。

第26回史料保存利用問題シンポジウム「東日本大震災10年と史料保存―その取組と未来への継承―」【6/26】

標記のシンポジウムが開催されます。 参加には申し込みが必要です。 詳しくは、日本歴史学協会のサイトをご参照ください。 http://www.nichirekikyo.com/symposium/symposium2021hm.html 主催:日本歴史学協会・日本学術会議史学委員会 日本学術会議史学委員…

台風19号 被災史料を守り継ぐ意義知って 長野市立博物館が企画展開催へ

『信濃毎日新聞』のサイトの2021年5月20日付の記事です。 https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2021052000186 長野市立博物館が、2019年10月の台風19号災害で被災した資料の救出・保全活動と、東日本大震災で被災した岩手県陸前高田市の資料…

豪雨被害の文書修復活動を記録 絵画修復士がCF活用し冊子制作

『山陽新聞』のサイトの2021年5月8日付の記事です。 https://www.sanyonews.jp/article/1127977/ 岡山県倉敷市真備町地区での西日本豪雨で泥水に漬かった日記や古文書などの救済に当たったボランティアの取り組みをまとめた記録集「残す。」が完成したそうで…