Daily Searchivist

記録管理、文書管理、公文書館、アーカイブ、アーカイブズ... 今注目のキーワードを読み解くための最新情報を厳選してお伝えします。

災害アーカイブ: 資料の救出から地域への還元まで

  • 白井哲哉. 災害アーカイブ: 資料の救出から地域への還元まで. 東京堂出版, 2019, 236p.

災害アーカイブ 資料の救出から地域への還元まで
主な内容は以下の通りです。

序 被災と活動の開始
 第一章 資料救出活動の開始から茨城史料ネットの設立へ――三・一一から七・二へ
 第二章 茨城における大震災被害と歴史資料の状況
第一部 資料救出活動と災害アーカイブの実践
 第三章 地域における被災文化遺産救出態勢の構築と課題――茨城県・福島県の事例から
 第四章 原子力災害被災地における民間アーカイブズ救出・保全の課題――福島県双葉町の実践から
 附 震災資料の紹介ホームページ開設について
 第五章 被災資料の救出から地域への還元へ――茨城県鹿嶋市龍蔵院における実践
 第六章 震災資料の保全から活用へ――福島県双葉町における実践
 第七章 関東・東北豪雨水害における資料救出から復旧へ――茨城県常総市での活動実践から
第二部 災害アーカイブから考える
 第八章 福島の被災から学ぶ歴史資料の保存と地方史研究―─地域史研究講習会「災害と向き合い歴史に学ぶ」参加記
 第九章 原子力災害被災地における地域資料保全の現状と課題――福島県双葉町の事例から
 第一〇章 歴史資料の保存・活用における専門職とネットワークの意義
 第一一章 現代日本の資料保存をめぐる動向――二〇一一年の画期性の検討から
 第一二章 災害アーカイブを考える

出版社による紹介が以下のページにあります。
http://www.tokyodoshuppan.com/book/b440714.html