- 新井敦史. 下野国黒羽藩主大関氏と史料保存: 「大関家文書」の世界を覗く. 随想舎, 2007, 248p.
主な内容は以下のとおりです。
第一章 戦国期大関氏の動向と権力構造
1 大関高増の軍事的動向と政治的地位
2 戦国期大関氏の権力構造
3 心の安穏を求める大関高増
第二章 関ヶ原合戦期〜近世前期における大関氏の動向
1 関ヶ原合戦と大関氏
2 黒羽藩体制の確立
第三章 「大関家文書」の世界を覗く
1 「大関家文書」の構造
2 「大関家文書」の紹介――大名家文書入門講座
第四章 「大関家文書」の収納状況
1 「大関家文書」の寄贈と現在の収納状態
2 昭和四十五年(一九七〇)段階の状況――木箱の墨書等の紹介を兼ねて
3 近世段階の状況
第五章 黒羽藩主大関家による史料保存
1 「御朱印箱」の虫干し
2 大関増備の藩政改革への意欲と史料保存措置
3 大関増業による藩政改革と文化財保護
4 大関増裕による藩政改革と史料保存措置
5 増裕没後の大関家と史料保存措置
出版社による紹介が以下のページにあります。
http://www.zuisousha.co.jp/book/978-4-88748-161-9.htm