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記録管理、文書管理、公文書館、アーカイブ、アーカイブズ... 今注目のキーワードを読み解くための最新情報を厳選してお伝えします。

Web情報源

九州大学大学院ライブラリーサイエンス専攻の開設

九州大学は、平成23年4月に、大学院統合新領域学府に「ライブラリーサイエンス専攻」(修士課程、入学定員10名)を開設することを発表しました。 同専攻は、「「図書館情報学」と「アーカイブズ学(文書記録管理学)」を基盤として、法学、学習科学、情…

公文書等の管理に関する法律施行令案についての意見募集

内閣府が、公文書管理法の施行令案を公表するとともに、これに関するパブリックコメントを実施しています。 意見提出期限は、平成22年12月5日(日)必着です。 詳しくは「電子政府の総合窓口」をご参照ください。 http://search.e-gov.go.jp/servlet/Pu…

世界アーカイブズ宣言

国際アーカイブズ評議会(ICA)は2010年9月17日の年次総会で、Universal Declaration on Archivesを全会一致で可決しました。 ICAのサイトで、8言語による宣言の本文が公表されています。 http://new.ica.org/1055/news-events/the-universal-declaration-on…

JIIMA電子化文書取扱ガイドライン

日本画像情報マネジメント協会(JIIMA)法務委員会は2010年10月、標記のガイドライン(簡易版V2.0)を発表しました。 同会のサイトから入手できます。 http://www.jiima.or.jp/archive/archivelaw04.html 電子化文書の法的証拠能力を高めるための具体的方策…

「特定歴史公文書等の保存、利用及び廃棄に関するガイドライン検討素案」に対する意見募集

内閣府公文書管理委員会が、「特定歴史公文書等の保存、利用及び廃棄に関するガイドライン検討素案」に対する意見を募集しています。 この検討素案では、以下のような構成からなる利用等規則の規定例を示しています。 第A章 総則 第B章 保存 第1節 受入れ…

『丸善ライブラリーニュース』第11号

『丸善ライブラリーニュース』第11号(2010年8月25日)の特集は、「「アーカイブズの今」 MLA 連携が模索する」です。 以下の記事から構成されています。 アーカイブズ後進国を脱するために 松岡 資明 ポータブル端末の興隆とデジタル化された文化資源 〜「…

『カレントアウェアネス』No. 304

『カレントアウェアネス』No. 304(2010年6月20日付)に、以下の記事が掲載されています。 動向レビュー:デジタルゲームのアーカイブについて―国際的な動向とその本質的な課題― 細井浩一 ゲームアーカイブの概念や方法、現状について解説しています。 国立…

日本独特の企業文化「帳票」を理解する

ZDNet Japanの2010年3月12日から26日までの連載記事です。 http://japan.zdnet.com/sp/feature/chohyo-2010/ 以下の記事から構成されています。 新社会人の皆さんに質問--「帳票」をご存じですか? 紙帳票の4つのデメリットと電子化の意味 新社会人の皆さん…

徹底研究 メディアの寿命

PC Onlineの2010年5月25日から27日までの連載記事です。 http://pc.nikkeibp.co.jp/article/basic/20100513/1024834/ 以下の記事から構成されています。 総論 必ず壊れる記録メディアに万全の備えを! USBメモリー編 放置厳禁!データの“自然蒸発”に要注意 D…

キーワードでひもとくバックアップ最新事情

TechTargetジャパンの2008年10月から2010年2月までの連載記事です。 http://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/0810/25/news01.html 以下の記事から構成されています。 “テープバックアップ”はもう時代遅れなのか? “D2D2Tバックアップ”はテープとディスクの…

クラウド・コンピューティングをめぐる記録管理上のリスクへの対処

Australasian Digital Recordkeeping Initiative (ADRI)は2010年8月、Advice on managing the recordkeeping risks associated with cloud computingを発表しました。 ADRIのサイトで全文が公開されています。 http://adri.gov.au/default.aspx 政府機関がク…

公文書等の管理に関する法律施行令の検討素案等に対する意見募集

内閣府公文書管理委員会が、「公文書等の管理に関する法律施行令」の検討素案及び「行政文書の管理に関するガイドライン」の検討素案に対する意見を募集しています。 意見は400字程度でまとめ、電子メールまたは郵送で提出することとなっています。 意見…

文化遺産に関するアーカイブ資料の保存と活用のための施策の充実を求める意見書

標記の意見書が、2010年7月8日付で文化審議会文化政策部会長及び文化庁長官に提出されました。 アート・ドキュメンテーション学会、記録管理学会、情報知識学会、日本アーカイブズ学会、慶應義塾大学アート・センターの連名で、以下の事項などを要望していま…

コンシェルジュ神奈川「公文書館へようこそ」

神奈川県が放送していたテレビ番組「コンシェルジュ神奈川」で、2010年2月21日に標記の番組が放映されました。 神奈川県立公文書館の活動を分かりやすく紹介しています。 同県のサイトで、過去の番組動画を見ることができます。 http://www.pref.kanagawa.jp…

ISO/TR 21548:2010

国際規格Health informatics -- Security requirements for archiving of electronic health records -- Guidelinesが、2010年1月26日に発行されました。 電子形態の医療記録の保存をめぐるセキュリティ要件についてのガイドラインを示した規格です。 日本規…

ISO/TS 21547:2010

国際規格Health informatics -- Security requirements for archiving of electronic health records -- Principlesが、2010年2月2日に発行されました。 電子形態の医療記録の保存をめぐるセキュリティ要件についての原則を示した規格です。 日本規格協会の…

ISO/IEC 29121:2009

国際規格Information technology -- Digitally recorded media for information interchange and storage -- Data migration method for DVD-R, DVD-RW, DVD-RAM, +R, and +RW disksが、2009年1月29日に発行されました。 DVDデータのマイグレーションに関す…

ISO/TR 22957:2009

国際規格Document management -- Analysis, selection and implementation of electronic document management systems (EDMS)が、2009年12月3日に発行されました。 電子文書管理システム(EDMS)の分析、選択及び実装に関する規格です。 日本規格協会のサイト…

ISO 16245:2009

国際規格Information and documentation -- Boxes, file covers and other enclosures, made from cellulosic materials, for storage of paper and parchment documentsが、2009年11月24日に発行されました。 セルロース素材の資料保存容器に関する規格です…

ISO/TR 15801:2009

国際規格Document management -- Information stored electronically -- Recommendations for trustworthiness and reliabilityが、2009年10月9日に発行されました。 電子情報の信頼性に関する規格です。 日本規格協会のサイトから購入できます。 http://www…

ISO 11506:2009

国際規格Document management applications -- Archiving of electronic data -- Computer output microform (COM) / Computer output laser disc (COLD)が、2009年6月9日に発行されました。 コンピュータ上のデータを、マイクロフォームやレーザーディスク…

文化審議会文化政策部会「審議経過報告」に関する意見募集

文化審議会の文化政策部会が、文部科学大臣からの「文化芸術の振興のための基本的施策の在り方について」の諮問を受けてまとめた審議経過報告につき、意見募集を行っています。 メディア芸術に関する貴重な作品・資料等のアーカイブの構築 美術関連資料のア…

「外交文書の欠落問題に関する調査委員会」調査報告書

外務省は2010年6月4日、標記の報告書を公表しました。 同省のサイトで公開されています。 http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/mitsuyaku.html この報告書について、以下をはじめとする各紙が報じています。 密約文書廃棄の可能性 情報公開法施行前に指示か …

第5回中国・四国地区アーカイブズウィーク

中国・四国地区の公文書館施設7館が、6月の第1週を「アーカイブズウィーク」として、講演会・展示・講座等のイベントを同時開催する予定です。 行事の詳細については、各館のサイトをご参照ください。 岡山県 http://archives.pref.okayama.jp/koza.html 広…

PREMIS保存メタデータのためのデータ辞書: 第2.0版

PREMIS保存メタデータのためのデータ辞書 第2.0版 PREMIS編集委員会編. 栗山正光訳. PREMIS保存メタデータのためのデータ辞書: 第2.0版. 日本図書館協会, 2010, 219p. 主な内容は以下の通りです。 電子資料の長期保存とメタデータ ―訳者解説― 序論 背景 PREM…

日本の展望―学術からの提言2010

日本学術会議は2010年4月5日、標記の提言を発表しました。 同会議のサイトで公開されています。 http://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/tenbou/teigen.html また、以下の分科会・委員会の提言・報告の中で、アーカイブズと関連の強い内容が取り上げられてい…

文化・学術機関におけるデジタルアーカイブ等の運営に関する調査研究

国立国会図書館は2010年4月、標記の調査研究の成果を発表しました。 同館のサイトで、報告書及び調査データが公開されています。 http://current.ndl.go.jp/FY2009_research 報告書では、国内の公共図書館、大学図書館、公文書館、博物館等に対し、デジタル…

デジタル情報の長期アクセスを保証する

米国国立公文書館等が参加した「持続可能なデジタル保存・アクセスのための国際ブルーリボンタスクフォース」は、Sustainable Economics for a Digital Planet: Ensuring Long-term Access to Digital Informationと題する最終報告書を発表しました。 デジタ…

EAD適用の障害を克服する

米国のOCLCは2010年2月26日、Over, Under, Around, and Through: Getting Around Barriers to EAD Implementationと題する報告書を発表しました。 http://www.oclc.org/research/news/2010-02-26.htm Encoded Archival Description (EAD)を適用するにあたり…

証拠保全ガイドライン 第1版

デジタル・フォレンジック研究会は2010年4月、標記のガイドラインを公表しました。 電磁的証拠の収集・取得・保全に関して、海外の関連ガイドライン等を参考にしながら、我が国における関連技術の運用状況と大きく乖離しないよう作成されたガイドラインです…