Daily Searchivist

記録管理、文書管理、公文書館、アーカイブ、アーカイブズ... 今注目のキーワードを読み解くための最新情報を厳選してお伝えします。

消えゆく民話や風習、動画・音声で保存 宮崎大が伝承サイト開設

『毎日新聞』のサイトの2022年4月9日付の記事です。
https://mainichi.jp/articles/20220408/k00/00m/040/384000c
宮崎県内で伝承されている地域文化の情報をインターネット上に集約して幅広く共有しようと、宮崎大学が「みやざき伝承プラットフォーム」を開設したそうです。

明治から昭和の「新聞号外」2千点をオンライン公開、東大の明治新聞雑誌文庫…日露戦争生々しく

『読売新聞』のサイトの2022年4月8日付の記事です。
https://www.yomiuri.co.jp/culture/20220408-OYT1T50186/
明治から昭和にかけての新聞号外を集めた東京大学の「明治新聞雑誌文庫所蔵新聞号外コレクション」が、オンラインで公開されているそうです。

MANGA議連 メディアセンター整備へ法整備

『産経新聞』のサイトの2022年4月8日付の記事です。
https://www.sankei.com/article/20220408-H57EK4RDFZLLXM23IHSBIVU2YM/
超党派の「MANGA議連」は、漫画やアニメ、ゲームに関する資料を収集・保存・活用する拠点「メディア芸術ナショナルセンター」の整備法案について、議員立法で今国会中の成立を目指す方針を確認したそうです。

市電や伏見稲荷大社、在りし日の京都・深草 写真や動画、サイトで公開

『京都新聞』のサイトの2022年4月8日付の記事です。
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/758460
京都市伏見区深草地域での暮らしや神社の祭礼などに関する昭和期以前の写真や動画が見られるサイト「未来へ紡ぐ深草の記憶」が、オープンしたそうです。

全史料協近畿部会第159回例会「ようこそ あまがさきアーカイブズへ-新館の見学・公文書管理条例施行・AtoMの試行-」【4/28】

標記の例会が開催されます。
詳しくは、全国歴史資料保存利用機関連絡協議会近畿部会のサイトをご参照ください。
http://jsai.jp/iinkai/kinki/kinki-top.html

日 時 2022年(令和4)4月28日(木曜日) 13:30~16:30 
場 所 尼崎市立歴史博物館 講座室 (尼崎市南城内10番地の2)       
テーマ
 ようこそ あまがさきアーカイブズへ-新館の見学・公文書管理条例施行・AtoMの試行-
報告者
報 告 1 あまがさきアーカイブズの紹介 
 河野未央氏・辻川 敦氏(尼崎市立歴史博物館)
報 告 2 尼崎市公文書管理条例について 
 河野未央氏 (尼崎市立歴史博物館)
報 告 3 AtoMの試行について      
 辻川 敦氏・西村 豪氏 (尼崎市立歴史博物館)
参加費 無料  (直接会場にお越しください)

外務省外交史料館の非常勤職員募集

外務省外交史料館が、非常勤職員1名を募集しています。
業務内容は「紙史料の保存管理業務」です。
応募資格は以下の通りです。

(1)応募に際しては、以下の項目を参考にして下さい。
ア 紙史料の保存・管理についての専門的な知識を有すること。
イ 紙史料保存環境の管理(温湿度、環境pH等)や状態調査(pH測定、紙力測定等)の経験を有すること。
ウ 学術研究・教育機関、行政機関等での勤務経験があることが望ましい。
エ パソコンに関する基礎的な知識や操作能力を有する者。

応募締切は令和4年4月15日です。
詳しくは、同省のサイトをご参照ください。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/ms/da/page23_003271.html

デジタル化したい業務1位「文書管理」 DX課題は「従業員のリテラシー不足」が最多

ITmediaビジネスの2022年4月7日付の記事です。
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2204/07/news068.html
全国の総務担当者を対象に「DXに関する調査」を実施した結果、2022年度にデジタル化したい業務1位は「文書管理」、次いで「請求書・契約書」となったそうです。

日本アーカイブズ学会2022年度大会【4/23-24】

標記の大会が開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、日本アーカイブズ学会のサイトをご参照ください。
http://www.jsas.info/?p=1875

日程
2022年4月23日(土)
 13:00~15:00 総会(会員のみ)
 15:15~16:45 大会講演会
2022年4月24日(日)
 10:00~12:20 自由論題研究発表会
 13:30~17:00 大会企画研究会
開催方法 オンライン(Zoom)
参加費 会員:500円 非会員:1,000円
 部分参加でも全日程参加でも同額です。
大会講演会・自由論題研究発表会・企画研究会の概要
(1)大会講演会 4月23日(土)15:15~16:45
 タイトル:「知のアーカイブ、歴史のアーカイブ―『アーカイブの思想』を書いてみて」
 講演者:根本彰(東京大学名誉教授)
(2)自由論題研究発表会 4月24日(日)10:00~12:20 (10:00~10:05は注意等)
第1セッション
長瀬富郎商店(現:花王株式会社)の記録作成と保管について/清水ふさ子
戦後日本企業の組織運営と稟議制―山一證券における意思決定過程記録の分析を通して/金本弘之
四年制女子大学生の活動と記録―オーラルヒストリーの意義と可能性―/和田華子、加藤厚子、芹澤良子
韓国における地域アーカイブズ資料の収集と保存活動の現状/元ナミ
第2セッション
19世紀フィンランドにおける公文書管理と情報アクセス―棍棒戦争関係資料をめぐる業務について―/平井孝典
建築物に着目した近現代建築資料の記述方法について/藤本貴子
電子メールの評価選別をめぐる手法とその展開:米国における議論の分析から/坂口貴弘
物理学者資料を対象としたアーカイブズ整理における日米の変遷比較―中谷宇吉郎資料を事例とした整理に向けて/佐藤崇範・齋藤歩
(3)大会企画研究会 4月24日(日)13:30~17:00
テーマ:「DX時代のアーカイビング」
スピーカー:
 橋本陽(京都大学) 「守るべき記録の特性と進めるべき業務の電子化」
 岡崎敦(九州大学)「DX時代の公文書管理―『デジタルWG報告書』に寄せて―」
 大橋正司・関治之(デジタル庁)「行政のオープンネスとフェアネス―デジタル庁でDXに取り組む『民間採用人材』の視点から―」
コメンテーター:
 清水直哉・元島大輔(東京都)
 金甫榮(公益財団法人渋沢栄一記念財団)

人間文化研究機構の人間文化研究創発センター研究員募集

人間文化研究機構が、人間文化研究創発センター研究員1名を募集しています。
職務内容は以下の通りです。

配置された研究拠点において、広領域連携型基幹研究プロジェクト「横断的・融合的地域文化研究の領域展開:新たな社会の創発を目指して」に係る以下の職務を担当する。
1事業の企画・運営及び管理に関する業務
2事業の遂行に必要な関係機関等との連絡調整に関する業務
3事業に関する成果発信の企画・立案及び運営業務
4その他、事業遂行のために必要な業務

応募資格と採用条件は以下の通りです。

応募資格
次のいずれかに該当する者。
1博士の学位を取得している者
2博士の学位を取得する見込みの者
3採用日前日までに、大学院博士課程に標準修業年限以上在学し、所定の単位を修得の上退学した者で、博士の学位を取得した者に相当する能力を有すると認められる者
4大学共同利用機関又は大学において助教・助手又はこれに準ずる職員としての経歴があり、研究上の能力があると認められる者
5本事業及び拠点の研究活動について、優れた知識及び経験を有し、研究上の高度な能力があると認められる者
採用条件
フィールドワークに基づく地域研究を専門とし、かつアーカイブズについての知見をもつ者。日本において複数の研究領域にまたがる視点からの調査経験と研究業績を有すること。さらに文化財レスキュー活動に従事し、地域の博物館や教育委員会等と連携して教育普及活動を進めた経験があること。海外におけるフィールドワークの経験を持つことが望ましい。
応募者の国籍は問わない。ただし、日本語を母語としない場合、業務に支障がない日本語能力を有すること。なお、外国籍の者については、日本国内における活動に制限のない在留資格を有する者、若しくは採用日までに有する見込みの者。

応募締切は2022年5月13日です。
詳しくは、同機構のサイトをご参照ください。
https://www.nihu.jp/ja/recruit/kenkyu-f/20220401-0

京都国立近代美術館の特定研究員募集

京都国立近代美術館が、特定研究員(特定有期雇用職員)1名を公募しています。
職務内容は以下の通りです。

京都国立近代美術館において、主として美術図書・資料の登録・収集・整理・分類・保存等を行う。

応募資格は以下の通りです。

(原則として、以下の要件を全て満たすこと)
(1)図書館(図書室)で勤務した経験があること。特に大学や美術館等研究機関の専門図書館(図書室)で勤務した経験があることが望ましい。
(2)司書資格を有すること。
(3)大学卒業程度の英語能力を有すること。
(4)パソコン操作に習熟しており、ワード、エクセルが使えること。
(5)大学又は大学院で美術史学、文化資源学、アーカイブズ学を専攻した者が望ましい。

応募締切は令和4年4月28日です。
詳しくは、同館のサイトをご参照ください。
https://www.momak.go.jp/Japanese/recruitment.html