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記録管理、文書管理、公文書館、アーカイブ、アーカイブズ... 今注目のキーワードを読み解くための最新情報を厳選してお伝えします。

アニメ草創期の資料 アーカイブ化 新潟大 柏崎市出身・竹田満さん遺品

『新潟日報』のサイトの2020年12月18日付の記事です。
https://www.niigata-nippo.co.jp/news/local/20201218588032.html
1960年代後半に公開されたアニメーションの絵コンテなどが、新潟大学アニメ・アーカイブ研究センターで研究用に保管されることになったそうです。

電子化は「おおむね進展」 中央省庁作成の文書

時事通信のサイトの2020年12月15日付の記事です。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020121500805&g=pol
中央省庁など46行政機関が2019年度に作成・取得した文書のうち、電子媒体を正本・原本として管理しているかに関し、「全てで実施」「一部で実施できていない」を合わせると64%となったそうです。

被爆者運動の資料 後世に 被団協とNPO法人 オンラインでシンポ

『長崎新聞』のサイトの2020年12月14日付の記事です。
https://this.kiji.is/711046917279023104?c=39546741839462401
被爆者運動の資料の保存などに取り組む東京のNPO法人「ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会」と日本原水爆被害者団体協議会(被団協)は、被爆75年を記念したシンポジウム「被爆者運動の足跡に向き合う」をオンラインで開いたそうです。

佐竹史料館改築へ 22年度から休館、25年3月オープンへ

『秋田魁新報』のサイトの2020年12月14日付の記事です。
https://www.sakigake.jp/news/article/20201214AK0010/
秋田市は、秋田藩主佐竹氏に関連する資料を収蔵、展示する佐竹史料館について、2022年度から建て替え工事を行い、25年3月に開館させる方針を明らかにしたそうです。

仕事のゲンバ:県公文書館(秋田市) 古文書解読、広く県民へ

『秋田魁新報』のサイトの2020年12月13日付の記事です。
https://www.sakigake.jp/news/article/20201213AK0016/
秋田県公文書館では長年、藩政時代の古文書を中心に、くずし字を現代の文字に置き換える「翻刻」に取り組んでいるそうです。

ラウンドテーブル「デジタル公共文書を考える-公文書・団体文書を真に公共財にするために-」【1/12】

標記のラウンドテーブルが開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、DNP学術電子コンテンツ研究寄付講座のサイトをご参照ください。
http://dnp-da.jp/events-and-news/20201120/

日時:2021年1月12日(火) 15:00~17:30
主催:東京大学大学院情報学環 DNP学術電子コンテンツ研究寄付講座
後援:デジタルアーカイブ学会(予定)
 デジタルアーカイブ推進コンソーシアム(DAPCON)
形式:ラウンドテーブル
参加方式:オンライン視聴(無料、事前申し込み)
プログラム
(1) 趣旨説明 柳与志夫(東京大学):5分
(2) 基調講演 「ガバナンスにおけるデジタル公共文書の意義」
 御厨貴(東京大学名誉教授):30分
(3) 話題提供:各5分
 1デジタル公共文書はどのような要件として設定できるか
 2その明示的決定・管理プロセスは構築可能か
 3それを最大限社会的に利活用できる仕組みをどのように保障するか
(4)討議:社会インフラとしてのデジタル公共文書:90分
<登壇者>
生貝直人(東洋大学):法的側面からみた公共文書
加藤諭(東北大学):大学と公共文書
長坂俊成(立教大学):災害記録の公共性
林和弘(科学技術・学術政策研究所):オープンデータと公共文書
福島幸宏(東京大学):MLAと公共文書
三木由希子(情報公開クリアリングハウス):公文書問題の現在
山川道子(プロダクションIG):企業運営と公共文書
山本唯人(法政大学大原社会問題研究所):コミュニティと公共文書
司会:吉見俊哉(東京大学)

令和2年度東日本大震災アーカイブシンポジウム-これまでの10年とこれからの10年-【1/11】

標記のシンポジウムが開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、みちのく震録伝のサイトをご参照ください。
http://www.shinrokuden.irides.tohoku.ac.jp/symposium/20210111/

日時:令和3年1月11日(月・祝日) 午後2時から4時まで
開催方法:ウェブ会議システム(Zoom)によるオンライン開催
共催:東北大学災害科学国際研究所・国立国会図書館
参加及び参加申込み
(1)定 員:300名(受付は先着順。定員に達した時点で終了し、こちらでお知らせします。)
(2)参加費:無料
申込み期限:2021年1月7日(木)12時まで
プログラム(敬称略)
事例報告
「大槌町震災アーカイブ~つむぎ~の取組について」
 大槌町副町長 北田竹美
「東日本大震災・原子力災害伝承館における取組について」
 福島イノベーション・コースト構想推進機構東日本大震災・原子力災害伝承館事業課課長代理 瀬戸真之
総括報告
「東日本大震災アーカイブ宮城の10年」
 宮城県図書館資料奉仕部震災文庫整備班主事 日比遼太
「メディアと震災アーカイブの10年」
 NHK放送文化研究所メディア研究部主任研究員 山口 勝
「震災アーカイブの10年-ひなぎくとの連携を通じて」
 国立国会図書館電子情報部主任司書 中川 透
「震災アーカイブのこれまでの10年とこれからの10年」
 東北大学災害科学国際研究所准教授 柴山明寛
パネルディスカッション「これまでの10年とこれからの10年」
(進行)  東北大学災害科学国際研究所准教授 柴山明寛
(パネリスト) 岩手大学教授、東日本大震災津波伝承館運営協議会会長 南 正昭
上記報告者全員

立花家史料館が閉館の危機 コロナ禍で入場減、CF募る

朝日新聞デジタルの2020年12月11日付の記事です。
https://www.asahi.com/articles/ASNDB751WNDBTGPB001.html?iref=comtop_AreaArticle_06
福岡県柳川市の立花家史料館が閉館の危機にあり、閉鎖されれば、多くの収蔵品を寄託されている県立の柳川古文書館などが大きな打撃を受けそうだとしています。

書類の山、高さ9500m 移転で断捨離迫られる市役所

朝日新聞デジタルの2020年12月7日付の記事です。
https://www.asahi.com/articles/ASND66R9GNCTUUHB00R.html
栃木県小山市役所が新庁舎に引っ越すにあたり、「新庁舎に持っていける書類は今の半分程度。文書館に移すなり整理を進めてほしい」と呼びかけているそうです。

史料ネット10年 望まれる態勢強化

『福島民報』のサイトの2020年12月5日付の論説です。
https://www.minpo.jp/news/moredetail/2020120581554
ふくしま歴史資料保存ネットワーク(ふくしま史料ネット)が発足十年を迎えたことについて、「これまでの実績と反省を生かした史料保護の態勢強化が望まれる」としています。

倉敷チボリ公園・公文書、歴史資料扱いに 情報公開、対象外れる 平成の大問題、検証難しく /岡山

『毎日新聞』のサイトの2020年12月4日付の記事です。
https://mainichi.jp/articles/20201204/ddl/k33/040/395000c
岡山県倉敷市が保管している倉敷チボリ公園に関する大量の公文書が、市歴史資料整備室に移され、歴史資料の扱いとなったため、情報公開の対象から外れたとしています。

日本学術会議・日本歴史学協会主催シンポジウム「続発する大災害から史料を守る―現状と課題―」【12/19】

標記のシンポジウムが開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、日本学術会議のサイトをご参照ください。
http://www.scj.go.jp/ja/event/2020/295-s-1219.html

日時 令和 2年12月19日(土)13:30~
開催地 オンライン開催
対象 どなたでも参加いただけます
定員 なし
プログラム 
司会:大友一雄(日歴協史料保存利用特別委員会幹事、日本学術会議連携会員)
    熊本史雄(日歴協国立公文書館特別委員会委員長、駒澤大学教授)
開会挨拶
 若尾政希(日本学術会議会員 一橋大学教授)
趣旨説明
 佐藤孝之(日歴協史料保存利用特別委員会委員長)
第1報告:「2019年台風19号による那珂川・久慈川流域の被災資料保全活動」
 高村恵美(茨城史料ネット/常陸大宮市文書館係長)
第2報告:「2019年台風19号豪雨災害と信州資料ネット」
 山本英二(信州資料ネット/信州大学教授)
特別報告:「アーキビスト認証の実施について」
 梅原康嗣(国立公文書館統括公文書専門官)
パネルディスカッション
 パネリスト:高村恵美 山本英二
 コメント:久留島典子(第23・24期日本学術会議会員 東京大学史料編纂所教授)
閉会挨拶
 中野達哉(日本歴史学協会委員長 駒澤大学教授)
申込み 参加費無料・先着受付
主催:日本歴史学協会/日本学術会議史学委員会/日本学術会議史学委員会歴史資料の保存・管理と公開に関する分科会
後援:全国歴史資料保存利用機関連絡協議会/日本アーカイブズ学会

立教大学共生社会研究センターウェビナー 「原子力施設廃止をアーカイブする——課題と協働」【12/14】

標記のウェビナーが開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、立教大学のサイトをご参照ください。
https://www.rikkyo.ac.jp/research/institute/rcccs/news/2020/mknpps000001d7ol.html

日時:2020年12月14日(月) 19:00~21:00
実施方法:オンライン会議システムGoToMeeting(EOGAN提供)にて開催します。アクセス情報はお申込み受付後にお知らせいたします。
主催:立教大学共生社会研究センター
共催:EOGAN
使用言語:英語(通訳はありません)
申込:事前申込制・定員50名
お話をしてくださる方々
コルヤ・アブラムスキ氏(ジョージ・パドモア研究所アシスタント・アーキビスト)
マルタ・ムッソ氏(EOGAN代表)
マーティン・ロッブ氏(NDA 情報ガバナンスプログラムマネジャー)
ゴードン・リード氏 (原子力およびケイスネス郡アーカイブズ(Nucleus)アーキビスト)
ジェニー・ミッチャム氏(DPC 優良事例・標準部門長)

津波被災の古文書、修復が完了 仙台のNPOが9年半作業 石巻・雄勝の葉山神社

『河北新報』のサイトの2020年12月3日付の記事です。
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202012/20201203_13011.html
東日本大震災の津波で被災した宮城県石巻市の葉山神社が所有する古文書計約500点の修復が終わったそうです。