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記録管理、文書管理、公文書館、アーカイブ、アーカイブズ... 今注目のキーワードを読み解くための最新情報を厳選してお伝えします。

尼崎市、公文書管理条例制定へ 審議会設置議案、8日提出

『神戸新聞』のサイトの2020年12月3日付の記事です。
https://www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/202012/0013909596.shtml
兵庫県尼崎市は、公文書を適正に作成・保管・利活用する基準を定める「公文書管理条例(仮称)」を制定するため、専門家らによる審議会を設置するそうです。

首里城地下の32軍壕 沖縄県が個人の資料や証言提供を呼び掛け

『沖縄タイムス』のサイトの2020年12月1日付の記事です。
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/671568
沖縄県は、首里城地下の旧日本軍第32軍司令部壕に関連する体験手記や日記など個人保管の資料、証言などの情報提供の呼び掛けを始めたそうです。

三陸の豪商「奇跡の古文書」残った 津波で流出、回収し修復 岩手・大槌

『毎日新聞』のサイトの2020年11月29日付の記事です。
https://mainichi.jp/articles/20201129/k00/00m/040/007000c
岩手県大槌町で、江戸時代の豪商、前川(通称・吉里吉里)善兵衛の本家に保管されていた、歴代当主の交流や漁業経営についてつづった古文書は、東日本大震災の津波で流された後、修復されていたそうです。

第31回保存フォーラム「戦略的「保存容器」の使い方―さまざまなカタチで資料を護る―」【12/16-1/15】

標記のフォーラムが開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、国立国会図書館のサイトをご参照ください。
https://www.ndl.go.jp/jp/event/events/preservationforum31.html

日時 2020年12月16日(水) ~2021年1月15日(金)
 上記期間中、いつでも配信動画を視聴していただけます。
会場 オンライン動画配信(参加登録者限定)
テーマ 戦略的「保存容器」の使い方―さまざまなカタチで資料を護る―
プログラム 
報告1「正倉院文書の保存環境―保存容器を中心に」(約45分)
 高畑誠氏(宮内庁正倉院事務所保存課保存科学室員)
報告2「近代容器の起源と「防ぐ」保存の発展」(約30分)
 安江明夫氏(資料保存コンサルタント、専門図書館協議会顧問)
報告3「保存容器さまざま : 資料移転のために作成した保存容器について」(約30分)
 山口良子氏(九州大学附属図書館収書整理課長)
報告4「国立国会図書館の保存容器」(約30分)
 関さやか(国立国会図書館収集書誌部資料保存課洋装本保存係長)
 動画は報告別にファイルを分けて配信します。
 報告時間は変更となる場合があります。
対象 図書館員等の資料保存に関心のある方
募集人数 300名(先着順)
参加費 無料
申込み締切 12月2日(水)17時(定員に達した時点で受付を終了します。)

第165回記録管理学会例会「中小企業の文書・記録管理の現状と図書館司書等情報専門家に期待すること」【12/5】

標記の例会が開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、記録管理学会のサイトをご参照ください。
https://www.rmsj.jp/

内 容 山西芳幸氏(会員)による報告と参加者によるディスカッション
開催日時 2020年12月5日(土)15:00~17:00
開催方法 オンライン方式(Zoom形式)
主 催 記録管理学会:http://www.rmsj.jp/
後 援 ARMA東京支部:http://www.arma-tokyo.org/
 日本図書館研究会 情報組織化研究グループhttp://josoken.digick.jp/profile/index.html
参 加 費 会員・非会員とも無料

焼失した市街地、地割れした堤防 濃尾地震の惨状アーカイブ化

『岐阜新聞』のサイトの2020年11月27日付の記事です。
https://www.gifu-np.co.jp/news/20201127/20201127-23947.html
岐阜県内の研究者や防災士らでつくる「災害アーカイブぎふ」が進めるプロジェクトとして、1891年10月の濃尾地震の被災状況を克明に捉えた記録写真をアーカイブ化し、活用する取り組みが始まるそうです。

官房長官「大変遺憾」 森友問題に事実と異なる答弁

『日本経済新聞』のサイトの2020年11月25日付の記事です。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO66613020V21C20A1PP8000
加藤勝信官房長官は、学校法人「森友学園」を巡る国会答弁に事実と異なる点があったことに関し、「国民の疑惑を招く事態は二度と起こさないことが必要で、公文書管理法に基づく文書管理の徹底を図りたい」と語ったそうです。

前回五輪聖火リレー、県文書不明 長期保存前提なく廃棄か

『宮崎日日新聞』のサイトの2020年11月24日付の記事です。
https://www.the-miyanichi.co.jp/kennai/_49097.html
1964(昭和39)年東京五輪の聖火リレーを巡り、準備段階の課題を協議した宮崎県実行委員会関連の公文書が所在不明になっていることが分かったそうです。

米大統領公式アカウントはバイデン氏管理へ、来年の就任日に 米ツイッター

CNN日本語版サイトの2020年11月22日付の記事です。
https://www.cnn.co.jp/tech/35162797.html
ツイッターは、米国大統領の公式アカウント「@POTUS」の管理をバイデン氏に移行するにあたり、国立公文書館と密接に協議しながら実施するそうです。

神奈川県のHD流出事件が和解へ 富士通リースが2370万円

共同通信のサイトの2020年11月20日付の記事です。
https://this.kiji.is/702433784160453729?c=39546741839462401
神奈川県の行政文書を保存したハードディスク(HD)18台が流出した事件で、HDを含むサーバーのリース契約を結んでいた「富士通リース」が県に和解金約2370万円を支払うことで合意したそうです。

全史料協関東部会第306回定例研究会「MLAの所管・設置形態を考える~“活用”要請と独立担保のあいだで ~」【12/10】

標記の研究会が開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、全国歴史資料保存利用機関連絡協議会関東部会のサイトをご参照ください。
http://www.jsai-kanto.jp/teireikai2020.html

日 時 令和2年12月10日(木)13:30~15:30
方 法 会場で行う座談会をZoomを使用してオンライン中継する。
日 程
13:20~ Zoom エントリー開始
13:30~ 開会挨拶,趣旨説明,パネラー紹介
13:35~ 座談会
(パネラー)
 中野陽子氏(鎌倉市深沢図書館)
 平尾直樹氏(寒川文書館)
 久保庭萌氏(大磯町郷土資料館)
(司 会)青木 然 (関東部会運営委員/たばこと塩の博物館)
14:55~ 休憩,質疑集約
15:00~ 全体ディスカッション

「昭和」を刻む16ミリフィルムから復刻された地方の記録

『産経新聞』のサイトの2020年11月19日付の記事です。
https://www.sankei.com/west/news/201119/wst2011190003-n1.html
鳥取県立公文書館は、昭和39年から56年にかけ、鳥取県が観光PRなどのために制作した16ミリフィルム4本の映像をデジタル化したそうです。

新庁舎に書類が入りきらない? ペーパーレス意識追い付かず 移転まで半年の小山市

『下野新聞』のサイトの2020年11月18日付の記事です。
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/386215
新庁舎移転まで半年を切った栃木県小山市で、移転した時点で収納量が満杯となるのを避けるため、各部局に個人が新庁舎に持ち込む文書量を半減するよう通知しているそうです。

大阪市職員、公文書の草稿コピーを処分 分割コスト試算問題で

『産経新聞』のサイトの2020年11月18日付の記事です。
https://www.sankei.com/west/news/201118/wst2011180036-n1.html
大阪都構想の住民投票直前に「大阪市を4分割すると、218億円のコスト増になる」との試算を市財政局が報道機関に提供した問題で、取材先の職員が公文書に該当する草稿を印字した紙を故意に処分していたことが発覚したそうです。