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記録管理、文書管理、公文書館、アーカイブ、アーカイブズ... 今注目のキーワードを読み解くための最新情報を厳選してお伝えします。

『放送メディア研究』第8号

NHK放送文化研究所の『放送メディア研究』第8号(2011年)が、「特集・始動するアーカイブ研究〜テレビ・ドキュメンタリーは何を描いてきたか〜」を組んでいます。
主な内容は以下の通りです。

テレビ・アーカイブ研究の始動にあたって
 丹羽 美之
記録された沖縄の“本土復帰”
―「同化」と「異化」のはざまで―
 七沢 潔
NHK「明るい農村」の軌跡
―農地改革から自由化まで―
 伊藤 夏湖
ヒューマン・ドキュメンタリーの誕生
―NHK「ある人生」と1960年代―
 松山 秀明
中国農村のテレビ的表象
―前進・秘境・改革・矛盾―
 解 明明
韓国・朝鮮という<他者>イメージ
―1970〜80年代の「転換期」―
 丁 智恵
現代史ドキュメンタリーの展開
―「戦争責任」をめぐる番組の分析から―
 東野 真
コラム:NHKアーカイブス「学術利用トライアル研究」の試み
 阿部 康彦
座談会:テレビ・アーカイブの課題と可能性
 秋山 浩之 内海 愛子 濱崎 好治 藤田 真文 丹羽 美之

この号の詳細については、同研究所のサイトをご参照ください。
http://www.nhk.or.jp/bunken/book/regular/media/media_8.html