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歴史資料の保存と地方史研究

歴史資料の保存と地方史研究

  • 地方史研究協議会編. 歴史資料の保存と地方史研究. 岩田書院, 2009, 194p.

主な内容は以下の通りです。

第1章 なぜ資料保存なのか
 民具の収集・保管と博物館 加藤 隆志
 民間所在資料の保存をめぐって ―地方文書の整理と保存― 桜井 昭男
 考古資料の保存について 池田 悦夫
 資料保存機関には地方史研究が必要である 白井 哲哉
第2章 資料保存の現在
 指定管理者制度と公立博物館の民間管理 浜田 弘明
 平成の市町村合併と資料保存 ―熊本県天草市の事例― 平田 豊弘
 災害と歴史資料保全 松下 正和
 過疎化地域の資料保存問題と地域史研究 橋詰  茂
 地域の過疎化と資料保存―大分県の事例― 平井 義人
 電子文書の保存と地方史研究 太田 富康
第3章 資料保存の未来
 「専門職」とはなにか 福島 幸宏
 「公文書管理法」をめぐる動向と資料保存 小松 寿治
 博物館法改正と地域博物館・資料保存 渡辺 嘉之
 資格認定制度や法改正などをふまえてみる今後の動向  ―文書館をめぐって― 鎮目 良文
 新潟県中越大震災と資料保存―長岡市の場合― 田中 洋史

出版社による紹介が以下のページにあります。
http://www.iwata-shoin.co.jp/bookdata/ISBN978-4-87294-586-7.htm