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記録管理、文書管理、公文書館、アーカイブ、アーカイブズ... 今注目のキーワードを読み解くための最新情報を厳選してお伝えします。

日本の公文書: 開かれたアーカイブズが社会システムを支える

日本の公文書─開かれたアーカイブズが社会システムを支える

  • 松岡資明. 日本の公文書: 開かれたアーカイブズが社会システムを支える. ポット出版, 2010, 200p.

主な内容は以下の通りです。

はじめに
I 公文書管理法はなぜ、必要なのか
 公文書管理法は何のための法律か
 「公文書」は国民共有の知的資源
 情報公開とアーカイブズ
 日本の現実
 杜撰な文書管理は日本の伝統か?
II 公文書管理法の成り立ち
 公文書管理法成立へ
 公文書管理法
 公文書管理法の課題
III 深くて広いアーカイブズの海
 深くて広いアーカイブズの海
 知られざる“負の遺産”
 記録は時代の証人─1 市川房枝
 記録は時代の証人─2 満鉄・藤原豊四郎
 記録は時代の証人─3 横浜正金銀行資料
 記録資料は力
IV デジタル化の功罪
 研究資源共有化システム
 SMART-GS
 デジタル化とMLA連携
 デジタル・ジレンマ
V 記録資料を残す意味
 新潟・中越地震ボランティア
 熊本県・宇城市アーカイブズ
 公文書以外のアーカイブズ・建築、音楽、漫画
 公文書以外のアーカイブズ・公害裁判、学徒出陣、労働資料
VI 記録資料を残すには
 デジタル時代のアーキビスト
あとがき

出版社による紹介が以下のページにあります。
http://www.pot.co.jp/books/isbn978-4-7808-0140-8.html