- 研谷紀夫. デジタルアーカイブにおける「資料基盤」統合化モデルの研究. 勉誠出版, 2009, 392p.
主な内容は以下の通りです。
序章
- 研究の背景
- Digital Cultural Heritageの課題の考察とそのアプローチ
- 研究手順
- 本研究の総合的な特色と本研究によって得られる成果
第一章 主要三基盤から捉えるDigital Cultural Heritageの特徴とその役割
- 一章の構成内容
- 文化・歴史の研究・記述と資料の関係
- 人文科学の諸研究における資料基盤の課題
- 現代における「資料存在空間」の概要
- (Ω)関連資料の概要
- 各資料存在空間における課題
- 文化資源のデジタル化とその特徴
- 資料存在空間におけるデジタル技術
- 「θ:Digital Cultural Heritageの概要とその課題
- Digital Cultural Heritageの各特徴と人文科学研究における諸課題
- Digital Cultural Heritageの現状
- 現状の課題と今後への取り組み
第二章 「[1]Digital Cultural Heritageの基本モデル」の構築
- Digital Cultural Heritageの各構成要素と必要な技術・方法論
- [1]Digital Cultural Heritageの基本モデル」における主要要素と補助要素
- 各技術・手法の設計・構築
第三章 「[2]構築フローモデル」と「[3]Digital Cultural Heritageの評価モデル」の構築
- 各技術・手法の設計・構築
- 実際の過程
第四章 Digital Cultural Heritageの構築I〜基本プランニングと構築前タスク
- 全体概要
- 事前調査:A〜Cと既存のリアル・デジタルメディアの調査
- 全体設計
- 資料内容情報の取得
- 各「資料存在空間」とリアルメディアの構築
- Digital Cultural Heritage構築プランニング
- 本番環境の構築
- 実際の行程
第五章 Digital Cultural Heritageの構築II〜Digital Cultural Heritageの構築と実証実験
- Digital Cultural Heritageの構築
- 実証実験
第六章 実証実験を踏まえた各モデルの検証と今後の展望
- まとめ
- 「[1]Digital Cultural Heritageの基本モデル」に対する評価
- 総合評価
出版社による紹介が以下のページにあります。
http://www.bensey.co.jp/book/2108.html