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市町村合併と公文書

市町村合併と公文書に関する新聞記事を、3件まとめてご紹介します。
歴史的公文書、守って 県歴史文化研大会、市町村合併ひかえ要請文決議へ /栃木(『毎日新聞』8月4日付)<http://www.mainichi-msn.co.jp/search/html/news/2004/08/04/20040804ddlk09040337000c.html

 総会で、05年3月末に予定される「合併特例法」による市町村合併で、これまでそれぞれの各市町村の庁舎に保存されてきた歴史的に重要な意味を持つ公文書などの行方が分からなくなったり、破棄される恐れがあるとして、その管理や保存の徹底を各市町村長へ要望する要請文の決議を予定している。

ちほうがうごかす・新地動説:合併後の公文書保存 生きた郷土の歴史(『毎日新聞』9月6日付東京朝刊)<http://www.mainichi-msn.co.jp/search/html/news/2004/09/06/20040906ddm012040133000c.html

 津久井町では72年と89年にも、支所庁舎の建て直しで古い公文書が廃棄されそうになったことがある。その時は県が調査し、十数箱分の貴重な文書を保存した。井上係長は「合併後に改めて選別するまでは廃棄しないよう保管していきたい」と話している。

沼垂町合併の地図を市に寄贈(『新潟日報』9月22日付)<http://www.niigata-nippo.co.jp/news/index.asp?id=2004092223195

 1914年、新潟市と旧中蒲沼垂町との合併を記念して製作された地図を、父から受け継いで保存していた男性が21日、新潟市に寄贈した。(中略)過去の新潟市の合併では、旧町村の公文書の多くが消失していることを知り、市への贈呈を決めたという。