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フィルムセンターの独立について

文化庁が、「フィルムセンターの在り方に関する検討会」<http://www.bunka.go.jp/new_fr4.html>を設置し、このたび「フィルムセンターの独立について(審議のまとめ)」を発表したとのことです。

 フィルムセンターは我が国唯一の国の映画に関する専門機関として,これまで国内の映画関係者の支持を受けてきたとともに,国際的にも我が国を代表する機関として明確に位置づけられており,また,今後,その果たすべき役割,機能の充実が強く求められているところであるが,その実態は,東京国立近代美術館の一部門であり,諸外国のフィルムアーカイブや映画関係機関と比べた時,専門機関としては中途半端な位置づけであり,また,人員・体制の点では,貧弱な組織であると言わざるを得ない。

政府の知的財産戦略の一環として、この「独立」は位置づけられているようです。