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「災害の記録継承システムの構築を考える」シンポジウム

今日は防災の日ですが、地震災害の記録の保存に関するシンポジウムが、9月23日に神戸で開催されます。歴史資料ネットワーク(史料ネット)のサイト<http://www.lit.kobe-u.ac.jp/~macchan/news.htm#20040923>をご参照下さい。

第3回阪神・淡路大震災資料の保存・活用に関する研究会
「災害の記録継承システムの構築を考える」シンポジウム〜震災死をめぐる検証
翌2005年(平成17)1月には、阪神・淡路大震災から丸10年をむかえます。 この震災では、地震後の早い時期から、震災に関する記録保存の必要性が言われ、活動がおこなわれてきました。一方、震災死については、関連死も考慮されるようになり、災害による死について新たな視点をもたらしました。 今回、これらの経験を踏まえ、震災死をテーマに検証をおこない、今後の災害の基本的な記録保存はどうしていけばよいのか話し合ってみたいと思います。
場所:人と防災未来センター 防災未来館 5階 コンファレンスルーム
    神戸市中央区脇浜海岸通1−5−2(下記地図参照)
日時:2004年9月23日(祝)13:30〜16:30
内容:
(1)石崎勝伸「語り継ぐためにー10年目の震災報道から」(神戸新聞社会部)
(2)人と防災未来センター資料室へのレファレンス業務から
(3)「震災犠牲者聞き語り調査会」の取組みから
(4)コメント・質疑
参加費:無料
共催:神戸大学阪神・淡路大震災10周年事業委員会
   神戸大学文学部地域連携センター
問合せ先:神戸大学文学部地域連携センター(担当:佐々木)
〒657-8501 神戸市灘区六甲台町1-1
 Tel&Fax:078−803−5566、E-mail:area-c@lit.kobe-u.ac.jp

この夏に相次いだ新潟・福島、福井、四国などでの豪雨による災害に際して、史料ネットでは歴史資料保存のための数々の取り組みと情報発信を行っています。詳しくは<http://www.lit.kobe-u.ac.jp/~macchan/>へ。