AP通信は19日、クリントン米前政権で大統領補佐官(国家安全保障担当)を務めたサンディー・バーガー氏が、米連邦捜査局(FBI)の捜査対象になっていると伝えた。同時多発テロの独立調査委員会の公聴会出席を前に、機密資料を国立公文書館から持ち出したためだという。
バーガー氏と同氏の弁護士がAP通信に語ったところでは、同公文書館にあるテロ関連の機密資料の中から、複数の手書きメモ類を上着やズボンのポケットに入れて持ち出したという。(後略)
このニュース、日本と比べて、少し驚かされました。
何よりも、「機密資料」が国立公文書館に移管されていたということ。同時多発テロ関連ということは、ここ数年以内に作成された新しい文書が多いのでしょうか。国の安全保障にかかわる最新の機密資料でさえも、作成部署から速やかに公文書館へ移管される体制になっているのですね。