Daily Searchivist

記録管理、文書管理、公文書館、アーカイブ、アーカイブズ... 今注目のキーワードを読み解くための最新情報を厳選してお伝えします。

2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ICAの倫理綱領に関するアンケート

ICAのSection of Records Management and Archival Professional Associations (SPA)が2月13日、Questionnaire on the ICA Code of Ethicsを公開しました。 倫理綱領の改正に向けて、世界各国のアーキビストに対し意見を募っています。 締切は4月30日です。 …

電子オフィス環境における記録のための原則と機能要件

ICA (International Council on Archives)とAustralasian Digital Recordkeeping Initiative (ADRI)は共同で、Principles and Functional Requirements for Records in Electronic Office Environmentsを構成する以下の3つのモジュールの公開草案を発表しま…

SPA Report on Competencies Accreditation Certification April 2007

ICAのSection of Records Management and Archival Professional Associations (SPA)が発表しました。 アーカイブズやレコードキーピングに関わる専門職の技能や、それを教えるための教育・研修プログラムを認定する制度について、数か国の状況をまとめた報…

アーカイブズ資料の展示に関するガイドライン

ICA(International Council on Archives)のCommittee on Preservation of Archives in Temperate Climates (CPTE)は2007年12月6日、Guidelines on exhibiting Archival Materialsを発表しました。 アーカイブズ資料の貸し出し、輸送、梱包、環境管理、展示方…

RLG Programs Descriptive Metadata Practices Survey Results

米国のOCLCが、2007年11月27日に発表しました。 米国・英国の図書館、文書館、博物館等を対象に、記述メタデータをめぐる実務の現状を調査した結果を報告しています。 OCLCのサイトからダウンロードできます。 http://www.oclc.org/programs/publications/re…

DCCの保存戦略に関するマニュアル

英国のDigital Curation Centre (DCC)が2007年11月、DCC Digital Curation Manual Instalment on Preservation Strategies for Digital Librariesを公開しました。 digital preservationをめぐる技術的な問題と必要な戦略について解説しています。 DCCのサイ…

DPE Digtial Preservation Research Roadmap (draft)

digital preservationに関する連合体であるDigitalPreservationEurope (DPE)が、2007年10月1日に発表しました。 世界中で行われてきたdigital preservationに関する研究の現状を分析し、今後の市場やニーズを展望して、この課題を実質的に解決する上で核とな…

Information Management infoKit

イギリスの情報システム合同委員会(Joint Information Systems Committee (JISC))が、2007年9月26日に発表しました。 情報ライフサイクルの管理、記録管理、電子メール管理の3領域について解説したものです。 3つとも、Creation, Active Use, Semi-Active …

DVDディスク、寿命に格差 数年から「永遠」まで

asahi.comの2月9日付の記事です。 http://www.asahi.com/business/update/0209/TKY200802090125.html デジタルコンテンツ協会の実験結果を紹介しています。 「やまもも書斎記」で言及されていました。 http://yamamomo.asablo.jp/blog/2008/02/09/2613654

文書管理で有識者会議 不祥事防止向け新法制定へ

『東京新聞』のサイトの2月8日付の記事です。 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008020801000867.html 以下の記事をはじめ、他紙でも一斉に報道されています。 政府、文書管理で有識者会議 今春設置(asahi.com2月8日付) http://www.asahi.com/politic…

日野町臨時職員(町史編さん業務)の募集

滋賀県日野町が、「町史編さん事業にかかる古文書調査および編集業務」を担当する臨時職員1名を募集しています。 雇用期間は、平成20年4月1日から平成21年3月30日までです。 資格要件は以下のとおりです。 4年制大学または大学院で日本近世史また…

東京都公文書館の非常勤職員募集

東京都公文書館が、専務的非常勤職員(事務補佐員)1名を募集しています。 職務内容は、整理閲覧業務(資料整理保存、目録作成、閲覧業務等)です。 応募資格は以下のとおりです。 大学学部卒業又は卒業見込みの者 職務上求められる能力として、以下の条件を…

日本アーカイブズ学会研究集会「記録アーカイブズ法制の一層の整備に向けて」【3/1】

日本アーカイブズ学会が、標記の研究集会を開催します。 詳しくは、同会のサイトをご参照ください。 http://www.jsas.info/modules/news/article.php?storyid=13 日時: 2008年3月1日(土) 1:30〜?:00 会場: 学習院大学南3号館201 (JR山手線目白駅下車…

東京国立近代美術館フィルムセンターの時間雇用職員公募

東京国立近代美術館フィルムセンターが、1. 事務補佐員1名(情報資料室)と2. 技能補佐員2名(相模原分館管理担当)を公募しています。 雇用予定期間はそれぞれ以下のとおりです。 平成20年4月1日〜平成21年3月31日(年度契約,最大5年まで更新す…

全史料協近畿部会の第94回例会【2/22】

全史料協(全国歴史資料保存利用機関連絡協議会)の近畿部会が、以下のような例会を開催します。 詳しくは、全史料協のサイトをご覧ください。 http://www.jsai.jp/iinkai/kinki/index.html#20080204 1 日 時 平成20年2月22日(金) 午後1時30分から午後4時…

ARMA東京支部の第87回定例会【2/26】

ARMA東京支部が、以下のような定例会を開催します。 同支部の会員以外でも参加できます。 詳しくは、同支部のサイトの「イベント情報」をご覧ください。 http://www.arma-tokyo.org/index.htm 日 時 2008年2月26日(火) 13:30−16:00 場 所 …

法然上人絵図をデジタル保存

MSN産経ニュースの2月5日付の記事です。 http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080205/trd0802052150017-n1.htm インターネットでの公開を検討するそうです。

NY州職員、歴史的文書をネットで競売した容疑で逮捕

ロイターのサイトの1月29日付の記事です。 http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-30037120080129 ニューヨーク州の職員が、「州の公文書施設」の文書を盗んでネット競売のイーベイに出品していたようです。

メールマガジン「ビジネス・アーカイブズ通信」

渋沢栄一記念財団実業史研究情報センターが、標記のメールマガジンを発行します。 企業史料管理とビジネス・アーカイブズに関する海外情報を紹介するとのことです。 第1回目の配信は2月15日の予定です。 詳しくは、同センターのサイトをご参照ください。 htt…

京都府立総合資料館の「総合資料館あり方検討プラン」

京都府立総合資料館が、2007年12月21日、「総合資料館あり方検討プラン」を公表しました。 同館のサイトで閲覧することができます。 http://www.pref.kyoto.jp/shiryokan/pubcomre.html プランの中間案に対して寄せられた意見と、それに対する府の考え方も掲…

ODFかOpen XMLか――ニューヨーク州がオフィス文書フォーマットを近く決定 一般意見を収集し今後の対応に反映

Computerworld.jpの2007年12月21日付の記事です。 http://www.computerworld.jp/topics/dm/92389.html 記事によれば、マサチューセッツ、ミネソタ、テキサスなどの諸州でも検討中とのことです。

オランダ、南ア、韓国の政府機関がODFを採用へ 競合するOpen XMLにとって頼みの綱はISO承認

Computerworld.jpの2007年11月27日付の記事です。 http://www.computerworld.jp/topics/dm/88669.html Microsoftの文書フォーマットであるOffice Open XML(OOXML)と、ODF(OpenDocument Format)との対立の話です。

公文書管理、地方が先陣

『日本経済新聞』1月26日付夕刊12面のコラム「芸文余話」です。 主に熊本県宇土市、大阪市の文書管理条例を紹介しています。

公文書管理強化へ新法・政府方針、誤廃棄防止へ基準統一

NIKKEI NETの1月28日付の記事です。 http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20080128AT3S2700X27012008.html 政府は「文書管理法」(仮称)を制定する方針を固めた、と報道しています。 「来年の通常国会への提出を目指す」とのことです。

情報公開請求で「存在しなかった」文書を発見 大阪市

MSN産経ニュースの1月26日付の記事です。 http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080126/crm0801260212001-n1.htm 大阪市環境局が「公開対象になる文書ではなく私的な文書」と主張した文書について、市公文書館はこの文書を「公文書」と判断したそうです。

購入予算案を可決 都城市議会臨時議会 賛否同数で議長裁決 「島津邸」問題

『西日本新聞』のサイトの1月31日付の記事です。 http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/miyazaki/20080131/20080131_001.shtml 既報によれば、この予算案は「都城島津邸と同家から寄贈された古文書、文具など約1万点の史料群の保存・活用を行う事業計画…

『国立国会図書館月報』No. 561

『国立国会図書館月報』No. 561(2007年12月20日発行)に、以下の記事が掲載されています。 同館のサイトで全文を公開しています。 http://www.ndl.go.jp/jp/publication/geppo/back.html 小林直子. 資料保存コア活動、資料保存分科会関連会議 共通の悩みに…

図書館調査研究リポートNo.9 地域資料に関する調査研究

国立国会図書館が平成18年度に実施した、全国の公立図書館637館及び図書館類縁機関(文書館、行政情報センター、博物館等)192館を対象としたアンケート調査と、秋田、沖縄、滋賀の各県の県立図書館等合計16館を対象としたヒアリング調査の結果に関する報告…