Daily Searchivist

記録管理、文書管理、公文書館、アーカイブ、アーカイブズ... 今注目のキーワードを読み解くための最新情報を厳選してお伝えします。

2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『D-Lib Magazine』vol. 13, no. 5/6

デジタル図書館に関する電子雑誌であるD-Lib Magazineの2007年5・6月号に、以下の論文が掲載されています。 Yakel, Elizabeth; Shaw, Seth; Reynold, Polly. Creating the next generation of archival finding aids. D-Lib Magazine. vol. 13, no. 5/6, 200…

世界映画基金:埋もれた作品を修復・保存 スコセッシ監督ら設立

MSN毎日インタラクティブの5月29日付の記事です。 <http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/cinema/news/20070529dde018200064000c.html> 特に、余裕がない国々の映画修復を支援するそうです。

Google、ユーザーデータの長期保存を弁明

ITmediaの5月28日付のニュース記事です。 <http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0705/28/news025.html> Googleは、ユーザーの検索データは最長2年間保持しておく必要があるとしていますが、これについてEUより、欧州のプライバシー法に抵触する可能性…

ハリケーン等の災害に備えるために

米国の州立文書館長会議(Council of State Archivists (CoSA))は、緊急事態への準備計画事業(Emergency Preparedness Initiative)を進めています。 2005年のハリケーン「カトリーナ」等による被害を受けて、全米の記録やアーカイブズを災害から守るため…

ITトレンド〜データマネジメント編

ITmediaエンタープライズの連載企画です。 <http://www.itmedia.co.jp/enterprise/special/0601/hp/> 2006年5月22日から2007年4月27日まで、以下のような記事が掲載されています。 iSCSI が変える中小企業のストレージ環境 HP StorageWorks EVAの自営保守…

国立公文書館の省庁組織変遷図

国立公文書館デジタルアーカイブが5月11日、省庁組織変遷図の公開を始めました。 <http://www.digital.archives.go.jp/hensen/index.html> <http://www.digital.archives.go.jp/news/news070511.html> 膨大な過去の文書の中から必要なものを探し出すコツ…

米国訴訟対応に不可欠な電子文書管理の実務的課題とは FRCP改正に伴い,米国弁護士やフォレンジック専門家らが指摘

CIPOフォーラムのサイトの5月24日付の記事です。 <http://cipo.jp/articles/20070524.html> 米国に進出する企業にとって、米国での訴訟における社内文書の開示義務をめぐり、電子記録の管理が大きな課題になってきたそうです。

脳死ドナーの記録紛失 保存義務に違反 金沢大付属病院

asahi.comの5月23日付の記事です。 <http://www.asahi.com/national/update/0523/OSK200705230084.html> 「病院を挙げて捜している」が見つからないようで、これは「移植医療の信頼を揺るがすゆゆしき問題だ」そうです。

財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準並びに財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する実施基準の設定について(意見書)

金融庁の企業会計審議会は2月15日、標記の意見書を公開しました。 <http://www.fsa.go.jp/singi/singi_kigyou/tosin/20070215.html> いわゆる内部統制のためのガイドラインとして示されたものですが、記録の作成や保存に関して各所で言及しています。 文書…

中堅・中小規模企業でも適切なディザスタリカバリを 『データ・デデュープ』など先進のテクノロジーが注目

webBCNの5月17日付の記事です。 <http://www.computernews.com/scripts/bcn/vb_Bridge3.dll?VBPROG=ShowWeeklyArticle&NON=1&ImgTag=&Title=%83%58%83%67%83%8C%81%5B%83%57%93%C1%8F%57&File=F:\inetpub\wwwroot\bcn\Weekly\NonMemSpecialReport\20070517.…

映画の保存とフェアユース 著作権者の理解不可欠

Sankei Webの5月15日付の記事です。 <http://www.sankei.co.jp/culture/enterme/070515/ent070515003.htm> 先月、東京で開かれた「国際フィルム・アーカイブ連盟」の年次会議についてです。

貴重な資料を燻蒸で手入れ/寒川文書館

『神奈川新聞』のサイトの5月17日付の記事です。 <http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiimay0705201/> 燻蒸作業の様子が写真入りで紹介されています。

全史料協関東部会の第242回定例研究会【5/23】

全史料協(全国歴史資料保存利用機関連絡協議会)の関東部会が、今年度の総会終了後に記念講演会を開催します。 講演会は会員以外でも参加できます。 参加には申込が必要です。詳しくは、同部会のサイトをご覧下さい。 <http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~shoz…

史料保存利用問題シンポジウム【6/23】

日本歴史学協会と日本学術会議史学委員会が共催して、標記のシンポジウムを行います。 日 時:2007年6月23日(土) 13:30〜17:30 場 所:学習院大学南3号館201教室 内 容: 大友一雄(国文学研究資料館教授) 「日本の史料保存機関の現状」 滝沢繁(…

アート・ドキュメンテーション学会2007年度年次大会【6/23, 24】

アート・ドキュメンテーション学会が、今年度の年次大会を開催します。 会員以外でも参加できます。詳しくは、同会のサイトをご参照下さい。 <http://www.jads.org/news/2007/0623.html> 主催:アート・ドキュメンテーション学会/国立新美術館 於 国立新美…

全史料協の平成19年度資料保存研修会【6/18】

全史料協(全国歴史資料保存利用機関連絡協議会)の資料保存委員会が、下記のような研修会を開催します。 詳しくは、同会のサイトをご覧下さい。 <http://www.jsai.jp/iinkai/hozon/index.html> テーマ 合併のなかで変貌する市町村の軌跡を残すために 〜歴…

全史料協近畿部会の第89回例会【5/30】

全史料協(全国歴史資料保存利用機関連絡協議会)の近畿部会が、今年度の総会終了後に例会を開催します。 例会は会員以外でも参加できます。会費は無料です。 詳しくは、全史料協のサイトをご覧下さい。 <http://www.jsai.jp/iinkai/kinki/index.html#20070…

NGOの記録管理Q&A集

国際文書館評議会(ICA)は2004年、The Records of NGOs, Memory... To Be Shared. A Practical Guide in 60 Questionsを発行しました。 同会のサイトでダウンロードできます。 <http://www.ica.org/en/node/30140> 32ページとコンパクトですが、Q&A形式で…

研究会「国有林史料の保存と活用にむけて」【5/19】

標記の研究会が開催されます。 詳しくは、林業経済学会のサイトをご参照下さい。 <http://wwwsoc.nii.ac.jp/jfes/kenkyukai/kokuyurinshiryo2007.htm> テーマ:「国有林史料の保存と活用にむけて」 座長:脇野 博(秋田工業高等専門学校) 第1報告:「国有…

映画保存協会のメールマガジン

特定非営利活動法人映画保存協会が、メールマガジン「メルマガFPS」を発行しています。 <http://blog.mag2.com/m/log/0000158216/> 2005年5月以降、ほぼ月1回のペースで発行しているようです。

よみがえる昔の日本の光景 ネットで楽しむ古写真

asahi.comの5月6日付の記事です。 <http://www.asahi.com/komimi/TKY200705020302.html> 以下の写真データベースを紹介しています。 長崎大学付属図書館の「幕末・明治期日本古写真メタデータ・データベース」「超高精細画像データベース」 産業能率大学の…

国立国会図書館憲政資料室の所蔵資料検索ツール

国立国会図書館の憲政資料室が、4月2日、同館のサイト上で所蔵資料の検索ツールを公開しました。 <http://www.ndl.go.jp/jp/data/kensei_shiryo/index.html> 以下の資料につき、概要情報や検索の方法等を公開しています。 憲政資料 旧蔵者50音順索引 日本…

公開ワークショップ「研究資料・研究機関のアーカイブズ共有の前提:資料保存の経験・蓄積から資料情報共有へ」【5/14】

国文学研究資料館で、以下のような公開ワークショップが開催されます。 参加には申し込みが必要です。詳しくは、同館のサイトをご参照下さい。 <http://archives.nijl.ac.jp/DAS/events/workshop20070514-prg.htm> 日時: 2007年5月14日(月) 13:30-17:00…

デジタル情報へのアクセスのための連携に関する声明

米国の州立文書館長会議(Council of State Archivists (CoSA))は4月19日、Statement on Digital Access Partnershipsを採択しました。 <http://www.statearchivists.org/issues/ocp/> 州のアーカイブズが、民間業者・団体と連携してデジタル・コンテンツ…

アーカイブズに関する継続教育のガイドライン

米国アーキビスト協会は2006年11月、Guidelines for Archival Continuing Education (ACE)を採択しました。 <http://www.archivists.org/prof-education/ace.asp> 1997年に出されたガイドラインを改定したものです。 付録では、以下の5点について情報や指…

JIIMA2007文書情報マネジメントセミナー「内部統制と文書情報マネジメント」【5/22, 7/18】

日本画像情報マネジメント協会が、標記のセミナーを東京と大阪で開催します。 詳しくは、同協会のサイトをご覧下さい。 <http://www.jiima.or.jp/seminar/naibusemi07.html> 日 時 東京 5月22日(火)/大阪 7月18日(水) 場 所 東京 コクヨホール 東京都…

デジタル・アーカイブに関する卒業論文

岐阜女子大学が、デジタル・アーキビストの養成の成果として、学生の卒業研究をWeb上で公開しています。 <http://dac.gijodai.ac.jp/gp-da/Site4/seikabutu/site4_01.htm> 現在公開されているのは、以下の研究成果です。 大澤浩子「世界遺産白川郷和田家の…

日本デジタル・アーキビスト資格認定機構のサイト

特定非営利活動法人日本デジタル・アーキビスト資格認定機構が、4月17日にWebサイトを開設しました。 <http://www.gakujoken.jp/nintei_kikou/> 以下の4つの資格を認定する機構です。 上級デジタル・アーキビスト デジタル・アーキビスト 準デジタル・アー…

国立女性教育会館の女性アーカイブ担当アルバイト募集

独立行政法人国立女性教育会館が、女性アーカイブ担当のアルバイトを募集しています。 業務内容は、「女性アーカイブ構築のための文書史料等の受入・整理業務等」です。 応募資格は、「司書有資格者でパソコンの操作ができること」です。 応募締切は5月20日…

『情報管理』Vol. 50, No. 2

『情報管理』誌の2007年5月号に、以下の記事が掲載されています。 後藤敏行. デジタル情報保存のためのメタデータ: 現状と課題. 情報管理. Vol. 50, No. 2, 2007, p. 74-86. PREMIS(PREservation Metadata: Implementation Strategies)やMETS(Metadata Encod…