Daily Searchivist

記録管理、文書管理、公文書館、アーカイブ、アーカイブズ... 今注目のキーワードを読み解くための最新情報を厳選してお伝えします。

2004-01-01から1年間の記事一覧

UFJ銀、50人が2カ月かけ隠蔽 電子ファイル3万件

asahi.comの12月3日付の記事<http://www.asahi.com/special/ufj/TKY200412030225.html>です。 関連して12月1日付の記事「UFJ銀行審査5部、組織的改ざん 検査妨害事件」<http://www.asahi.com/special/ufj/TKY200412010245.html>もあります。 今回の…

文化資産としての放送番組保存促進のために

放送ライブラリーを運営する財団法人放送番組センターが、標記の報告書をまとめてサイト上<http://www.bpcj.or.jp/>で公開しています。 主な内容は以下のとおりです。 Ⅰ 放送番組センターの放送ライブラリー 1. 放送番組を文化資産として保存する 2. 放送…

第9回ビジネスアーキビスト研修講座

企業史料協議会が、標記の研修会を開催します。詳しくは<http://www.baa.gr.jp/files/03.html>をご覧下さい。 期 日 2005年1月13日(木)・1月24日(月)・2月10日(木)・2月24日(木)(計4回) 時 間 1 13:30〜15:00 (各日…

記録情報管理システムのケーススタディ

国際記録管理トラスト(International Records Management Trust)<http://www.irmt.org/index.html>が、各国における記録管理のケーススタディをサイト上で公開しています。 財務面からみたケーススタディ:チリ、ナイジェリア、タンザニア、ベトナム<ht…

日韓条約の外交文書公開へ 「年内に」と政府へ通告

大分合同新聞社のサイトから、11月26日付の記事<http://www4.oita-press.co.jp/news2.cgi?D=CN20041126&ID=CN2004112601004315.1.N.20041126T221433&J=Politics&UP=20041126T221433>です。 例えば日本の情報公開法では、「他国若しくは国際機関との信頼関…

『情報公開と個人情報保護』

「市町村アカデミー研修叢書」の第1巻で、10月29日発行です。 市町村アカデミー監修. 情報公開と個人情報保護. 東京, ぎょうせい, 2004, 207p, (市町村アカデミー研修叢書, 1). (ISBN 4-324-07192-6) 平松毅. 個人情報保護をめぐる最近の動向 …… p. 1-43. 曽…

熊本市歴史文書資料室を開設 古文書や古地図公開

『読売新聞』(電子版)「九州発」の10月22日付の記事<http://kyushu.yomiuri.co.jp/nsurf/nsurf43/nsu4310/nsu431022d.htm>です。 「文書館」「公文書館」を名乗っていないとはいえ、市史編さんで収集した史料を公開する専用室の設置までこぎつけた点は評…

『日本の時代史30 歴史と素材』

11月10日に刊行された、『日本の時代史』シリーズの最終巻です。出版社による案内は<http://www.yoshikawa-k.co.jp/jidaishi1.htm#>にあります。 石上英一編. 歴史と素材. 東京, 吉川弘文館, 2004, 418p, (日本の時代史, 30). (ISBN4-642-00830-6) 石上英…

電子公文書の保存

『読売新聞』11月18日付朝刊の13面に掲載された囲み記事です。 論説委員の天日隆彦氏が、先月行われたカナダ・オーストラリアのアーキビストを迎えてのシンポジウムに言及しています。

『カレントアウェアネス-E』No. 49

『カレントアウェアネス-E』No. 49(12月1日号)に、下記の2つの記事があります。 SpringerLink,来春から学術雑誌のアーカイブを拡大 地域の記録を電子アーカイブに−CAAPの報告書(英国) 前者は学術雑誌に掲載された過去の文献のオンラインでの提供につい…

元明治大学長の木村礎さん死去

asahi.comの12月3日付の記事<http://www.asahi.com/obituaries/update/1203/003.html>です。 木村氏は地方史研究協議会会長も務められ、戦後の歴史資料保存運動を精力的に主導された方の一人でした。

台風23号被災旧家から史料搬出 史料ネットなど

『神戸新聞』(電子版)11月9日付の記事<http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou04/1109ke59790.html>です。 ここで紹介されている歴史資料ネットワーク(史料ネット)のサイト<http://www.lit.kobe-u.ac.jp/~macchan/>では、豪雨の被災地で行ってい…

東京国立近代美術館フィルムセンター研究員

東京国立近代美術館フィルムセンターが、研究員を公募しています。詳しくは<http://www.momat.go.jp/jinji/koubo.html>をご覧下さい。 「映画フィルム,映画関連文献及び資料の収集,整理,保存,公開,展示及びこれらに関連する業務を担当し,並びにこれ…

オーラル・ヒストリーの可能性とアーカイヴズの課題Ⅱ【12/11】

下記のシンポジウムが開催されます。詳しくは<http://www.tufs.ac.jp/21coe/area/index-j.html>をご参照下さい。 東京外国語大学/21世紀COEプログラム「史資料ハブ地域文化研究拠点」オーラル・アーカイヴ班主催シンポジウムのお知らせ 日時 : 12月11日(…

史料保存の大切さ訴え 芸予地震被災資料救出ネットが講演会/愛媛

『朝日新聞』11月6日付の愛媛版の記事です。 「芸予地震被災資料救出ネットワーク愛媛」が11月7日、公開講演会「地域における資料保存と文書館」を開催したそうです。県立文書館の設立を訴える内容だったようです。

BL,電子メールのアーカイブに着手

『カレントアウェアネス-E』No. 48(11月17日発行)の記事<http://www.ndl.go.jp/jp/library/cae/2004/E-48.html#E268>です。 英国図書館(BL)が、著名な作家、科学者らの電子メールやデジタル・ファイルを収集し、一部は公開しているという内容です。 こ…

『歴史学研究』11月号

歴史学研究会が編集する雑誌『歴史学研究』の11月号(No. 795)が、「史料論の射程−歴史家は史料とどのように向き合っているのか」という特集を組んでいます。 歴史学研究会編集委員会. 特集によせて …… p. 1-2. 溝口孝司. 物質文化資料としての考古資料 …… …

企業との関係(4)文科系でも連携──商店街再生や史料発掘(11月22日)

「日経ネット関西版」11月22日付の大学特集の記事<http://www.nikkei.co.jp/kansai/univ/23425.html>です。 神戸大学文学部地域連携センター<http://www.lit.kobe-u.ac.jp/~area-c/>と、歴史資料ネットワーク<http://www.lit.kobe-u.ac.jp/~macchan/>…

古文書の重要性訴え 県歴史資料保存講演会 先進地の事例も紹介

『熊本日日新聞』10月6日付の記事です。 <http://d.hatena.ne.jp/searchivist/20040910>でお知らせした、熊本県歴史資料保存講演会の模様が報じられています。

『週刊現代』11月6日号

『週刊現代』11月6日号掲載の「本はともだち: リレー読書日記」の中で、加藤陽子氏が「公文書館の諸問題」に言及しています。 東京大学大学院助教授(近代日本史)の加藤氏は「公文書等の適切な管理、保存及び利用に関する懇談会」<http://www8.cao.go.jp/c…

「中間書庫制度の実現に向けて−−神奈川県の例を中心に」【12/17】

記録管理学会<http://wwwsoc.nii.ac.jp/rmsj/>が、第105回例会を開催します。どなたでも参加できます。参加申込先など、詳しくは<http://wwwsoc.nii.ac.jp/rmsj/katsudo/event/gathering/105gathering.html>をご参照下さい。 第1部 15:00〜17:00 講演会…

「博物館開設へ検討委」 求める会県に提言 文化拠点の必要性訴え

『静岡新聞』の11月20日付の記事<http://www.shizushin.com/local_social/20041120000000000045.htm>です。 この中で、「県立博物館の開設を求める会」が、市町村合併に際して公文書保存に関するガイドラインを作成することなどを県に求める書面を提出した…

英国記録管理協会のガイドライン

英国の記録管理協会(The Records Management Society of Great Britain)が、2つのガイドラインをサイト上で公開しています。ともに、<http://www.rms-gb.org.uk/index.cfm?SECTION=SERVICES&PAGE=RESOURCES>から入手することができます。 「地方自治体の…

分裂した「アメリカ」に処方箋?ワシントンに新スポット

NIKKEI NETの11月20日付のコラム<http://www.nikkei.co.jp/kaigai/column/20041120e3m1800a20.html>です。 国立公文書館の常設展「パブリック・ボルツ(公共の記録庫)」と、スミソニアンの国立アメリカ歴史博物館の展示「平和の対価―戦争におけるアメリカ…

金融庁、フロッピー紛失問題で局長ら4人処分

NIKKEI NETの11月19日付の記事<http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20041119AT1F1901519112004.html>です。 事件の再発防止策として、「電子申請・届け出システム」の導入と、文書取扱規定の改正が行われるそうです。

やっと県公文書館へ 明治、大正時代含む県教委の3000冊

大分合同新聞のサイトに、11月13日付の標記の記事<http://www.oita-press.co.jp/read/read.cgi?2004=11=13=409203=chokan>が掲載されています。 今年10月に県教育委員会の文書管理規程が改正されたことで、教育委員会の公文書を知事部局にある大分県公文書…

コクヨS&T、紙とデジタルの文書を一元管理する“情報管理ソリューション”を発売

『ASCII24』の11月9日付の記事<http://ascii24.com/news/i/serv/article/2004/11/09/652440-000.html>です。 「文書管理コンサルティング」「文書外部保管サービス」「アクティブアーカイブ」「機密文書リサイクルサービス」「文書メディア変換サービス」…

しのび寄る破綻―「三位一体」の行方(10)第2部・検証・県財政危機(2)

『沖縄タイムス』11月11日付の朝刊1面に、標記のタイトルの特集記事<http://www.okinawatimes.co.jp/spe/hatan20041111.html>が掲載されています。 沖縄県公文書館の建設について批判的に言及しています。 内容はともあれ、文書館の存在意義を閲覧者数だけ…

朝日新聞大阪本社 社史編修センター見学・検討会【12/4】

下記の見学会が開催されます。主催者は近畿地方を中心とした団体・個人のグループです。 シンポジウム「地域資料の保存と活用を考える」第4回準備研究会 朝日新聞大阪本社 社史編修センター 見学・検討会 地域資料シンポジウム実行委員会では、来年3月に開…

税書類倉庫の鍵紛失か-無施錠数年、出入り自由【奈良市】

『奈良新聞』の10月31日付の記事<http://www.nara-shimbun.com/n_all/041031/all041031a.shtml>です。 奈良市では最近、公文書のコピーが外部に流出した事件もあったそうです。事件が起こってしまった以上は、これを文書管理全体の改善のチャンスに転じて…