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記録管理、文書管理、公文書館、アーカイブ、アーカイブズ... 今注目のキーワードを読み解くための最新情報を厳選してお伝えします。

時代を編む 長野県史とわたしたち 第3部・「アーカイブズ」の今

『信濃毎日新聞』のサイトの連載記事です。
以下の記事から構成されています。

1「知的資源」適切に残せるか(2023年4月28日付)
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2023042800408
2長野県内の公文書館、全国最多 史料の編纂と密接な関係(2023年4月30日付)
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2023043000172

18万冊の移転先募集中 「マンガ県くまもと」アーカイブ構想ピンチ 6月末で倉庫使用できず

『熊本日日新聞』のサイトの2023年4月27日付の記事です。
https://kumanichi.com/articles/1028210
NPO法人熊本マンガミュージアムプロジェクトが熊本大学と取り組む「マンガ刊本アーカイブ事業」では、貸倉庫が使えなくなることから、新たな収蔵先を探しているそうです。

2023年記録管理学会研究大会「文書・情報管理の電子化の動向と課題」【5/27-28】

標記の大会が開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、記録管理学会のサイトをご参照ください。
https://www.rmsj.jp/

期 日:2023年5月27日(土)、28日(日)の二日間
会 場:お茶の水女子大学 共通講義棟1号 301教室(3階)
参 加 費:会 員 1500円(事前振込)/2000円(当日払)
 非会員 2500円(事前振込)/3000円(当日払)
 学 生 1000円(事前振込)/1500円(当日払)
大会プログラム
5月27日(土) 総会・講演
13:00 受付開始
13:30 通常総会
14:50 研究大会開会・会長挨拶(石井会長):5分
 研究大会開会から参加する方は、14:40迄に受付をお願いします。
14:55 大会趣旨説明(針谷大会担当理事):5分
15:00 プロジェクト研究報告
15:00~15:35
機械学習を用いた行政文書の第一次選別機能の開発と性能評価
 新原俊樹(西南大学)
15:35 理事会発案研究
15:35~16:10
地方自治体における公文書管理の事例研究
青森県平川市新庁舎建設時における文書主管課所管書庫設置事例
 荒俊樹(記録管理学会・研究推進担当理事)
16:20 協賛企業・団体等ご紹介
16:35 初日閉会挨拶(針谷)
 学会主催懇親会は不開催
5月28日(日) 基調講演・研究発表
09:10 受付開始
09:30 二日目開会・副会長挨拶(下田副会長)
09:35 講演準備
基調講演
09:40~11:00
『電子が原本・正本』時代の文書管理の動向
 上原哲太郎 (立命館大学情報理工学部教授・内閣府公文書管理委員会委員)
休憩
研究発表
11:10~10:35 嶋田典人(香川県立文書館)
公文書館旧役場文書にみる移動の記録~香川県旧粟島村寄留分析を通じて
11:35~12:00 小柏香穂理(お茶の水女子大学)
私立大学における中期計画文書策定までの意思決定過程に関する事例研究
12:00 (昼休み)
13:20 研究発表
13:20~13:45 坂口貴弘(創価大学)
アメリカ連邦政府における電子記録の評価選別
13:45~14:10 永井リサ(帝京大学)
鳥獣害被害に関する行政文書の保存について
14:10~14:35 平井孝典(藤女子大学)
19 世紀フィンランドの記録管理業務スウェーデン国立公文書館の影響
休憩
14:45~15:10 豊田恭子(北海学園大学)
アメリカ大統領図書館制度の変遷と今後の方向性
15:10~15:35 佐藤晋之(別府大学)
変わりゆく環境下における個人アーティストの記録管理能力の現状と課題
15:35 総評・石井会長
15:45 閉会挨拶・針谷

アート・ドキュメンテーション学会第34回年次大会【6/17-18】

標記の大会が開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、アート・ドキュメンテーション学会のサイトをご参照ください。
http://www.jads.org/news/2023/20230617-18.html

日時:2023年6月17日(土)、18日(日)
会場/開催方法
国際教養大学 コベルコホール(D棟2階)
 〒010-1292 秋田市雄和椿川字奥椿岱193-2 >アクセス
 およびオンライン(Zoom)(ハイブリッド型)
参加費(両日共通)
参加方法・参加日数を問わず同額となります。
 会員・賛助会員 1,000円
 学生会員    無料
 非会員(一般・団体購読会員)2,000円
 非会員(学生) 無料
大会プログラム詳細
第1日 6月17日(土)
シンポジウム「地域文化資源のドキュメンテーションと地域連携・国際発信」 13:00~15:30
開会挨拶 13:00~13:10
 赤間亮(アート・ドキュメンテーション学会 会長)
趣旨説明 13:10~13:20
報告1 13:20~13:40
 熊谷 嘉隆(国際教養大学副学長)
「秋田民俗芸能アーカイブス構築における問題意識と可能性」
報告2 13:40~14:00
 長瀬 一男(わらび座 Digital Art Factory)
「秋田を拠点にして70年を迎える劇団わらび座のアーカイブ活動と活用事例」
報告3 14:00~14:20
 西村 修(秋田ケーブルテレビ)
「地域文化資源の可能性と課題―油谷氏コレクションを題材に―」
休憩 14:20~14:30
パネルディスカッション・質疑応答 14:30~15:30
活動紹介 15:35~15:55
第17回野上紘子記念アート・ドキュメンテーション学会賞・奨励賞授賞式 16:10~17:00
国際教養大学図書館 自由見学 17:00~18:00
第2日 6月18日(日)
学会総会(会員限定)10:00~12:00
研究発表会 13:00~14:30
発表1 13:00~13:30
 大坪 逸貴(サイフォン合同会社)、大橋 正司(サイフォン合同会社)、飯塚 重善(サイフォン合同会社、神奈川大学)
「人間中心設計の考え方を取り入れたデジタルアーカイブデザイン」
発表2 13:30~14:00
 寺師 太郎(凸版印刷株式会社)
「高徳院 観月堂における色彩計測の結果」
発表3 14:00~14:30
 金子 貴昭(京都先端科学大学)、樋口 摩彌(同志社大学社会学部)
「出版記録のデジタルアーカイブとその効用―村上勘兵衛文書を事例として」
ポスターセッション(ライトニングトーク) 14:30~14:45
ポスター発表1
 矢部 恵子(京都芸術大学大学院)
「4つの雅号をもつ画家・平沢貞通の生涯」
ポスター発表2
 阿児 雄之(東京国立博物館)
「学会アーカイブSIG活動報告2022」
ポスター発表3
 田村 剛(NPO法人アーツセンターあきた)、三富 章恵(NPO法人アーツセンターあきた)、高橋 ともみ(NPO 法人アーツセンターあきた)
「プロセスの記録と発信―アーツセンターあきたの実践から―」
動向紹介 15:00~15:50
動向紹介1 15:00~15:25
 中尾 智行(文化庁博物館振興室 博物館支援調査官)
「博物館のデジタル化:課題と展望」
動向紹介2 15:25~15:50
 川口 雅子(国立アートリサーチセンター 情報資源グループリーダー)
「国立アートリサーチセンター情報資源グループの活動概要」
閉会挨拶 15:50~16:00
 本間友(アート・ドキュメンテーション学会 幹事長)

法制史学会第74回総会【6/10-11】

標記の総会が開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、法制史学会のサイトをご参照ください。
https://www.jalha.org/soukai2/

(1)研究報告
第1日 2023年6月10日(土) 午前9時55分開始
(午前9時30分より会場受付開始)
第2日 2023年6月11日(日) 午前10時開始
会場 早稲田大学早稲田キャンパス 大隈記念講堂 小講堂
参加費:無料
プログラム
第1日 6月10日(土)
9:30  会場受付開始 / 9:45  Zoom開室
9:55  開会の辞
〔自由報告〕
10:00~11:00 「ナチ・ドイツにおける土地収用法制」
 森田匠(早稲田大学大学院博士課程)
11:00~12:00 「イギリス近代法と判事—不動産約款を例にして—」
 眞嶋叙脩(ケンブリッジ大学大学院博士課程)
12:00~13:30 ・・・・・・昼休み・・・・・・
13:30~17:00 〔ミニ・シンポジウム 1〕
「法制史学資料の来し方と行く末―紙媒体資料・蔵書の継承に向けて―」 
「趣旨説明」
 和仁かや(早稲田大学)
「アーカイブズ保存論の新展開—「脱・保管(post-custodial)」時代の渦中で—」
 青木睦(前国文学研究資料館)
「特殊文庫の死蔵と再生」
 山根泰志(九州大学附属図書館)
「宮崎道三郎旧蔵書の紹介」
 新田一郎(東京大学)・田口正樹(東京大学)
「コメント」
 ディミトリ・ヴァンオーヴェルベーク(東京大学)
17:30~19:30 懇親会(早稲田大学早稲田キャンパス内:未定)
第2日 6月11日(日)
9:30  会場受付開始  / 9:45  Zoom開室
10:00~13:00 〔ミニ・シンポジウム 2〕
「裁判記録のあり方を考える:裁判手続IT化時代の課題」 
「趣旨説明」
 浅古弘(早稲田大学)・藤野裕子(早稲田大学)
「民事裁判のIT化と裁判記録—非電磁的記録から電磁的記録へ―」
 菅原郁夫(早稲田大学)
「刑事裁判のIT化と裁判記録—何のために、誰のために—」
 福島至(龍谷大学)
「裁判のIT化と裁判記録—台湾の事例—」
 浅古弘(早稲田大学)
「歴史研究から見る電子裁判記録の課題―大規模コーパスの構築・運用の現状から―」
 長野壮一(社会科学高等研究院 (EHESS)レイモン・アロン社会学政治学研究センター博士課程)
「電子記録管理論から見る裁判記録の課題―アメリカ連邦政府を中心に―」
 坂口貴弘(創価大学)
13:00~14:30  昼休み
14:30~16:00 総会
〔自由報告〕
16:00~17:00 「フランス留学時代の富井政章―西洋と日本の美術の架け橋―」
 フレイヤ・テリン(ルーヴェン・カトリック大学)
17:00~17:05 閉会の辞

全国地方教育史学会第46回大会【5/27-28】

標記の大会が開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、同会のサイトをご参照ください。
https://w3.waseda.jp/assoc-zckyoiku/?page_id=25

大会1日目 2023年5月27日(土):14時集合~ 資料見学会
14:00:甲南大学岡本キャンパス中庭平生釟三郎胸像前に集合
18:00:懇親会
大会2日目 2023年5月28日(日):甲南女子大学10号館
8:30:受付開始
9:00-12:00:研究発表
13:00-15:20:公開シンポジウム「地域の教育史資料の収集・保存・活用」
パネリスト:
 奥村 弘(神戸大学・歴史資料ネットワーク/非会員)
 小宮山 道夫(広島大学)
 知本 康悟(元新潟県公立学校教員)
司会:野口穂高(早稲田大学)
15:30-16:00:総会

憲法事件を歩く 第6部「21条」3 「判決を読めば分かる」裁判長発言の真意は 沖縄密約情報公開訴訟(下)

『信濃毎日新聞』のサイトの2023年4月23日付の記事です。
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2023042300021
1971年調印の沖縄返還協定に反して、日本側が財政負担する日米「密約」文書の管理について取り上げています。

被災文化財守る、京の技…双葉町出身の仁和寺学芸員、福島で保全ボランティア

『読売新聞』のサイトの2023年4月22日付の記事です。
https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20230422-OYO1T50014/
福島県双葉町出身で、京都市の世界遺産・仁和寺の学芸員が、東日本大震災に伴う原発事故で多くの住民が避難した故郷の文化財を保全するボランティアを9年間続けているそうです。

新潟県公文書データ10万件超消失、システム運用の委託業者がミスで削除 県民への影響「小さい」見込み

『新潟日報』のサイトの2023年4月22日付の記事です。
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/206698
新潟県では、公文書管理システムから、県事業の事務手続きに関わる資料など10万3389件のデータが消失したそうです。

「思い出の品」保管岐路に 打ち切り自治体相次ぐ

『産経新聞』のサイトの2023年3月8日付の記事です。
https://www.sankei.com/article/20230308-3XAVBPI63NMZTEF72GIZ6UAHC4/
東日本大震災の津波で流され、自治体が回収保管する家族写真やアルバム、ランドセル、位牌などの「思い出の品」について、19市町が保管を終了したか終了を検討・決定しているそうです。

京都大学の教員募集

京都大学が、人文科学研究所附属人文情報学創新センターで勤務する教授もしくは准教授1名を募集しています。
研究分野は以下の通りです。

第2次世界大戦後の日本の社会変動を史料に基づいて研究するもの
ただし、以下の諸条件のうち、複数に該当することが望ましい
1一次史料の整理・公開に携わった経験を有すること
2人文学に関連した市民との協業に携わった経験を有すること(たとえば、自治体・市民と連携した一次史料の収集・整理・分析・展示等)
3共同研究組織の運営に携わった経験を有すること
4デジタル・アーカイブズの基本的知識を有すること

応募資格は以下の通りです。

・博士の学位を有すること、もしくはそれと同等の研究業績を有すること
・国籍は問わないが、史料整理、市民との協業、組織の運営を遂行するのに十分な日本語能力を有すること

募集期間は2023年5月31日までです。
詳しくは、同大学のサイトをご参照ください。
https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/jobs/open

倉敷市歴史資料専門員の募集

岡山県倉敷市が、歴史資料専門員1名を募集しています。
業務内容は以下の通りです。

・歴史資料整備室にて、歴史資料の収集及び整理、保存及び活用、調査及び研究、普及及び啓発等
(1)歴史公文書、古文書等の歴史資料の調査・収集・整理・保存
(2)資料閲覧等の窓口対応およびレファレンス業務
(3)研究誌『倉敷の歴史』の執筆・編集・発行・販売事務
(4)展示業務
(5)歴史資料講座・古文書解読講座・歴史資料解説会の実施(講師・事務)
(6)その他歴史資料整備室業務
・その他所属長が命ずる業務

受験資格は以下の通りです。

次の(1)~(5)のすべての要件を満たす人が、この試験を受けることができます。年齢は問いません。
(1) 次のいずれかに該当する人
 ・大学又は大学院において日本史又は関連科目を専攻した人
 ・公文書館・図書館・博物館・美術館・自治体史編さん室等で3年以上の勤務経験を有する人
(2) 古文書を解読する能力を持ち、古文書の整理や研究業務に従事した経験がある人
(3) 資料作成ができる程度にパソコン(ワード・エクセル等)に習熟した人
(4) 電話・窓口業務に対応できる人
(5) 普通自動車運転免許以上の免許を所持し、自ら運転できる人

受付期間は令和5年5月19日までです。
詳しくは、同市のサイトをご参照ください。
https://www.city.kurashiki.okayama.jp/1438.htm

2023年度アーカイブズ・カレッジ【7/18-11/11】

標記の研修会が開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、国文学研究資料館のサイトをご参照ください。
https://www.nijl.ac.jp/event/seminar/2023/07/post-50.html

期間
長期コース(東京会場):
 2023年7月18日(火)~8月4日(金)
 2023年8月21日(月)~9月8日(金)
短期コース(大分会場):
 2023年11月6日(月)~11日(土)
主催 国文学研究資料館
共催(短期コース) 大分県立先哲史料館
後援(短期コース) 大分県、大分県教育委員会、大分県地方史研究会、別府大学
会場
長期コース:国文学研究資料館
短期コース:豊の国情報ライブラリー
申込資格
次のいずれかに該当する者です。
(1)大学院在学中または大学卒業以上の学歴を有する者で、アーカイブズ学に強い関心を持つ者。
(2)文書館などの歴史資料保存利用機関をはじめとして、官公署・大学・企業等の文書担当部局及び歴史編纂部局、又はアーカイブズを取り扱う必要のあるその他の組織に勤務し、アーカイブズの収集・整理・保存・利用等の業務に従事している者。
定員
長期コース 45名程度
短期コース 30名程度
(両コースとも特別聴講若干名を含む)
修了論文構想の内容及び提出の可能性を精査し、選考を行います。
なお、同一年度に長期コースと短期コースを受講することはできません。
受講料
無料。ただし、施設見学時の観覧料(200円程度)は受講者の負担となります。
申込締切日
長期コース 2023年5月8日(月)17時
短期コース 2023年6月2日(金)17時

足利・雷電神社から戦国時代の古文書発見 長尾氏第5代の署名と花押 春祭りの23日から公開

『東京新聞』のサイトの2023年4月21日付の記事です。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/245369
栃木県足利市の足利雷電神社で、周辺の大規模山林火災による焼失を避けようと本殿や社務所の保管品を避難させたことをきっかけに、貴重な古文書が見つかったそうです。