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記録管理、文書管理、公文書館、アーカイブ、アーカイブズ... 今注目のキーワードを読み解くための最新情報を厳選してお伝えします。

記録管理学会例会第173回例会「公文書管理の改善を目指し、認証アーキビストが取り組むべき評価選別」【3/10】

標記の例会が開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、記録管理学会のサイトをご参照ください。
https://www.rmsj.jp/

開催日時:2023年 3月 10日(金)14:00~16:30(含 質疑応答)
テーマ
  『公文書管理の改善を目指し、認証アーキビストが取り組むべき評価選別』
パネリスト
  ・青木祐一氏(静岡県歴史博物館 学芸員)
  ・定兼 学氏(元岡山県立記録資料館 特別館長)  
講演方法:オンライン開催(ZOOM)定員 100 名
申込締切:2022年2月25日(土)22:00
モデレータ 齋藤柳子理事
主催 記録管理学会
後援 ARMA東京支部、全史料協、日本アーカイブズ学会(依頼予定)
参加費 会員・非会員とも無料

宮内庁宮内公文書館事務補佐員の募集

宮内庁書陵部図書課宮内公文書館が、事務補佐員2名を募集しています。
採用後の職務は以下の通りです。

宮内公文書館が所蔵する歴史資料として重要な公文書等の保存管理、出納及び閲覧者対応に関する業務

応募資格は以下の通りです。

1.高等学校卒業又はこれと同等以上の学力を有すると認められる者
2.パソコンの操作(Excel、Word、一太郎等)に十分習熟していること
3.当該採用期間にわたり継続して勤務が可能なこと
4.来館者への応対ができること
5.史料保存利用機関等での実務経験があることが望ましい

書類受付期間は令和5年3月15日までです。
詳しくは、同庁のサイトをご参照ください。
https://www.kunaicho.go.jp/kunaicho/saiyo/sho-r050215-1.html

京都府の任期付職員募集

京都府が、京都府立京都学・歴彩館で勤務する任期付職員1名を募集しています。
職務内容は以下の通りです。

京都府立京都学・歴彩館における中世・近世資料の調査・収集・整理・閲覧や、活用・普及を中心とした業務の企画・実施

受験資格は以下の通りです。

学芸員資格を有し、かつ、学校教育法に基づく大学又は大学院において、日本史(中世・近世)その他これに類する課程を修了し、かつ、大学・研究機関・文書館・博物館等における歴史資料の収集、整理、閲覧対応等の業務に1年以上従事するとともに、古文書の解読能力を有する方

受付期間は令和5年2月27日までです。
詳しくは、同府のサイトをご参照ください。
https://www.pref.kyoto.jp/shokuinboshu/news/0502ninkituki.html

裁判記録の廃棄 常識の乖離埋める努力を

『産経新聞』のサイトの2023年2月18日付の「主張」です。
https://www.sankei.com/article/20230218-G2MS2MAD2VNQTPZ5VZRHHSJJYI/
複数の重大な少年事件の記録が廃棄されていた問題について、「人々の意識や法律を変えるほどの影響を及ぼす重大事件の記録は、いわば国民の「共有財産」だ」と主張しています。

FBI、デラウェア大捜索 バイデン氏機密文書調査で=CNN

ロイター日本語版サイトの2023年2月16日付の記事です。
https://jp.reuters.com/article/usa-documents-biden-idJPKBN2UQ04C
アメリカのバイデン大統領の機密文書取り扱いを巡る調査に関連し、米連邦捜査局(FBI)は、同氏が資料を寄贈したデラウェア大学を2回捜索したそうです。

文研フォーラム2023「放送アーカイブの「公共利用」」【3/2】

標記のシンポジウムが開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、NHK放送文化研究所のサイトをご参照ください。
https://www.nhk.or.jp/bunken/forum/2023/index.html

WEBライブ配信 3/1(水)2(木)3(金)
3/2(木)14:30~16:00
研究発表&シンポジウム
放送アーカイブの「公共利用」
地域文化施設アンケートからみえる放送局の新たな使命
パネリスト
 福井健策 弁護士
 岡室美奈子 早稲田大学坪内博士記念演劇博物館 館長
 坂下雅子 石川県小松市立博物館 参事
報告・進行
 大高崇 NHK放送文化研究所メディア研究部 主任研究員

神戸事件遺族に最高裁が陳謝 裁判記録廃棄問題で

『日本経済新聞』のサイトの2023年2月14日付の記事です。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE149QD0U3A210C2000000/
1997年に起きた神戸連続児童殺傷事件の記録を神戸家裁が永久保存とせずに廃棄していた問題で、最高裁判所の総務局長は、事件で次男の土師淳君を殺害された父親に陳謝したそうです。

長野県の公文書管理は進んだか 条例全面施行10カ月余 廃棄に歯止め、仕分けに限界も

『信濃毎日新聞』のサイトの2023年2月12日付の記事です。
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2023021200038
長野県の公文書の適正な管理や保存を目的とした「県公文書管理条例」について「条例や仕組みの確かな運用に加え、県民に関心を持ってもらうための工夫も鍵になりそうだ」としています。

震災デジタルアーカイブ閉鎖増、進む集約 維持費負担重く、資料分類にAI活用模索

『河北新報』のサイトの2023年2月11日付の記事です。
https://kahoku.news/articles/20230210khn000078.html
東日本大震災の写真や動画などを収集、公開しているデジタルアーカイブを運営する自治体や民間団体が、システム更新などに伴う維持管理費の重さを理由に、他の機関にデータを移す例が多いそうです。

信長の貴重な朱印、デジタル画像に 京都・松尾大社の秘蔵史料500点を無料公開 

『京都新聞』のサイトの2023年1月26日付の記事です。
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/962111
京都市西京区の松尾大社が所蔵する文字史料約500点について、同大社と東京大学史料編纂所は、デジタル画像データの無料公開を始めたそうです。

滋賀県立美術館の職員募集

滋賀県立美術館が、アーカイブ担当の職員1名を募集しています。
業務内容は以下の通りです。

 ・美術関連資料・書籍等の整理・配架・保管 
 ・美術作品・資料等のデータベース運用
 ・画像情報の整理・保管
 ・美術館ボランティアへの指導
 ・館内外でのイベント補助
 ・その他美術館事務

応募条件は以下の通りです。

年齢・学歴・経験不問/学芸員資格か図書館司書資格を有していること

応募締切は2023年2月24日です。
詳しくは、同館のサイトをご参照ください。
https://www.shigamuseum.jp/news/5032/

神戸連続児童殺傷「少年A」の事件記録、捜査文書1200点以上廃棄か 目録のコピー発見で判明

『神戸新聞』のサイトの2023年2月8日付の記事です。
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202302/0016032157.shtml
神戸連続児童殺傷事件の全ての事件記録が廃棄された問題で、神戸家裁が廃棄した記録のうち捜査関係文書だけで少なくとも1200点以上が捨てられたとみられるそうです。
この件については、以下をはじめとする記事が関連する内容を報じています。

事件記録は「国民共有の知的資源」 元記者の大学教授、最高裁有識者委が開始の意見聴取に(『神戸新聞』のサイトの2023年1月23日付の記事)
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202301/0015989150.shtml
<失われた事件記録 最高裁への提言>(1)司法文書を公文書管理法の対象に 民事記録の廃棄報じた元記者 国民の財産との理念が重要(『神戸新聞』のサイトの2023年1月27日付の記事)
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202301/0015997871.shtml
<失われた事件記録>「裁判所の体質、変わっていない」4年前、民事記録の廃棄を報じた2人の元記者(『神戸新聞』のサイトの2023年1月27日付の記事)
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202301/0015997874.shtml
<失われた事件記録 最高裁への提言>(2)保存場所と人の確保を 青山学院大元教授の塚原英治さん デジタル化は「閲覧の手段」に(『神戸新聞』のサイトの2023年1月28日付の記事)
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202301/0016000600.shtml
<失われた事件記録 最高裁への提言>(3)保存の選択、第三者の目を 草加事件弁護団長の清水洋さん 記録端緒に覆った非行事実(『神戸新聞』のサイトの2023年1月30日付の記事)
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202301/0016005884.shtml
<失われた事件記録 最高裁への提言>(4)過去の精神鑑定書参考に 永山被告鑑定の医師、石川義博さん 再発防止や治療に役立つ(『神戸新聞』のサイトの2023年1月31日付の記事)
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202301/0016008498.shtml
<失われた事件記録 最高裁への提言>(5)公文書館へ移管の道筋を 元公文書管理委員会委員、三宅弘さん 行政との申し合わせ生かすとき(『神戸新聞』のサイトの2023年2月1日付の記事)
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202302/0016011283.shtml

あなたの家にも貴重な資料が眠っている? 新発見の遍路日記をひもとく

『毎日新聞』のサイトの2023年2月5日付の記事です。
https://mainichi.jp/articles/20230203/k00/00m/040/176000c
約220年前の江戸後期の遍路旅をつづった日記が見つかったことに関連して、こうした日記など貴重な歴史資料が世に出る機会はなお残っているとしています。

横尾忠則現代美術館の学芸員補助員募集

横尾忠則現代美術館が、学芸員補助員(アーカイブ担当)1名を募集しています。
職務内容は以下の通りです。

(1) アーカイブ資料の収集・整理・公開に関する用務
(2) 作品検索システムの運用に関する用務
(3) 美術館活動記録の保存・整理に関する用務
(4) アーカイブルームへの博物館実習生及びインターン生の受け入れに関する用務
(5) 展覧会及び展覧会の準備に関する用務
(6) その他、上記事務に付随する用務

応募資格は以下の通りです。

(1) 年齢不問
(2) 学芸員資格を有する人
(3) パソコン操作のできる人(業務執行上、ワード・エクセル・フォトショップ・イラストレーター・ファイルメーカープロ、ワードプレスなどが使用できることが望ましい)
(4) 雇用の日に兵庫県立美術館王子分館「横尾忠則現代美術館」に勤務可能な人

受付期限は令和5年2月22日です。
詳しくは、同館のサイトをご参照ください。
https://ytmoca.jp/topics/2312/