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記録管理、文書管理、公文書館、アーカイブ、アーカイブズ... 今注目のキーワードを読み解くための最新情報を厳選してお伝えします。

国会図書館のアーカイブ 13年から倍増、445万件 防災教育や研究に活用 /岩手

『毎日新聞』のサイトの2021年2月25日付の記事です。
https://mainichi.jp/articles/20210225/ddl/k03/040/034000c
東日本大震災の教訓を後世に伝えるため、国立国会図書館が関連文書や写真、映像などのデジタルデータを公開するポータルサイト「東日本大震災アーカイブ(愛称・ひなぎく)」を取り上げています。

被災文書の活用法探る 全国史料ネット、オンラインで集会

『河北新報』のサイトの2021年2月22日付の記事です。
https://kahoku.news/articles/20210221khn000032.html
災害によって破損した民間の古文書や復旧・復興の過程で作られる文書の保全を目指すボランティア団体による「全国史料ネット研究交流集会」の模様を報じています。

会津藩の古文書を電子化 会津図書館所蔵471点、ネット公開へ

『福島民友新聞』のサイトの2021年2月21日付の記事です。
https://www.minyu-net.com/news/news/FM20210221-587687.php
福島県会津若松市は、同市の会津図書館で所蔵する会津藩関連の古文書などをデジタル撮影し、高精細画像をインターネット上で公開する「デジタルアーカイブ事業」を展開するそうです。

第169回記録管理学会例会「公文書管理の改善を目指し、認証アーキビストが取り組むべき展望」【3/6】

標記の例会が開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、記録管理学会のサイトをご参照ください。
https://www.rmsj.jp/

テ ー マ  公文書管理の改善を目指し、認証アーキビストが取り組むべき展望
開催日時  2021 年 3 月 6 日(土)14:30~16:10
開催方法  オンライン方式(Zoom 形式)
モデレー タ  会長 菅 真城
パネリスト
・仲本和彦氏(沖縄県公文書館)
・辻川 敦氏(尼崎市立歴史博物館あまがさきアーカイブズ)
・大木悠佑氏(学習院大学大学院アーカイブズ学専攻 博士後期課程)
参 加 費  会員・非会員とも無料
申込締切  2021 年 2 月 28 日(日)22:00

宮内庁書陵部図書課宮内公文書館事務補佐員の募集

宮内庁書陵部図書課宮内公文書館が、事務補佐員2名を募集しています。
採用後の職務は以下の通りです。

宮内公文書館が所蔵する歴史資料として重要な公文書等の保存管理,出納及び閲覧者対応に関する業務

応募資格は以下の通りです。

1.高等学校卒業又はこれと同等以上の学力を有すると認められる者
2.心身共に健全であること
3.パソコンの操作(Excel,Word,一太郎等)に十分習熟していること
4.当該採用期間にわたり継続して勤務が可能なこと
5.来館者への応対ができること
6.史料保存利用機関等での実務経験があることが望ましい

書類受付期間は令和3年3月18日までです。
詳しくは、同庁のサイトをご参照ください。
https://www.kunaicho.go.jp/kunaicho/saiyo/sho-r030219-1.html

熊本豪雨の記録、地震アーカイブに追加 熊本県が改修

『熊本日日新聞』のサイトの2021年2月19日付の記事です。
https://kumanichi.com/news/id118391
熊本県は、熊本地震の記録や教訓を残す専用サイト「熊本地震デジタルアーカイブ」を改修し、豪雨の記録も合わせた「熊本災害アーカイブ(仮称)」としてリニューアルするそうです。

被災した古文書「廃棄前に連絡を」 仙台のNPO呼び掛け

『河北新報』のサイトの2021年2月18日付の記事です。
https://kahoku.news/articles/20210218khn000019.html
宮城、福島両県を襲った地震を受け、NPO法人宮城歴史資料保全ネットワークが、被災した家屋に残る古文書などの救出や保全の活動を進めているそうです。

裁判記録の半永久的保存、基準は「全国紙の1面掲載」

朝日新聞デジタル2021年2月12日付の記事です。
https://www.asahi.com/articles/ASP2D72ZFP2DUTIL011.html
判決文や尋問の速記録といった刑事裁判記録のうち、通常の期限後も半永久的に保存される「刑事参考記録」について、法務省は、指定対象となる事件の類型に「主要全国紙の1面に掲載されるなど大きく報道された事件」などの具体的な基準を定めることを決めたそうです。

全国映画資料アーカイブサミット2021【3/2】

標記のイベントが開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、映像産業振興機構のサイトをご参照ください。
https://www.vipo.or.jp/news/25790/

日 時 2021年3月2日(火)10:00~18:00(予定)
 「Zoom」を使ったライブ配信での開催となります。お申込み後、メールにて「ライブ視聴」のご案内をいたします。
 オンラインでの開催になりますため、ご自身で受信できる環境を整えてくださいますようお願い申し上げます。
定 員 500名(事前予約制、先着順)
参加費 無料
申込締切  3月1日(月)まで 定員に達し次第受付終了
プログラム
主催者挨拶
(10:00~10:10予定) 文化庁参事官(芸術文化担当)付 芸術文化調査官 戸田 桂 氏
第1部:セミナー
(10:10~11:10予定) 「映画資料の魅力~映画宣材は如何にして生まれるか?」
 講師:元松竹株式会社 宣伝部長 幸田 順平 氏
 聞き手:国立映画アーカイブ 主任研究員 岡田 秀則 氏
第2部:セミナー
(11:10~12:10予定) 「展示キュレーション―映画資料の持つ可能性を拡げる」
 講師:公益財団法人川喜多記念映画文化財団(鎌倉市川喜多映画記念館専任担当)増谷 文良 氏
休憩 50分
第3部:セミナー
(13:00~14:00予定) 「『羅生門展』に見る映画資料のデジタル展示について」
 講師:株式会社アイ・ティー・ワン 代表取締役社長  野久尾 智明 氏
 聞き手:事務局 槙田 寿文 氏
休憩 15分
第4部:セミナー
(14:15~15:45予定) 「映画資料のアーカイブと公開に関する権利処理と最新動向」
 講師:骨董通り法律事務所 弁護士(日本・ニューヨーク州)福井 健策 氏
休憩 15分
第5部:シンポジウム
(16:00~17:30予定) 「映画資料をめぐる現状とその課題―全国ネットワーク化に向けて」
 モデレーター:国立映画アーカイブ 主任研究員 岡田 秀則 氏
 パネリスト:株式会社東映京都スタジオ 特別顧問 山口 記弘 氏
 調布市立中央図書館 調査支援係主任 須川 綾子 氏
 神戸映画資料館 支配人/NPO法人プラネット映画保存ネットワーク専務理事 田中 範子 氏
事業説明、閉会
(17:30~18:00予定) 事務局

日本写真芸術学会関西支部第4回シンポジウム「写真のアーカイブについて4」【2/28】

標記のシンポジウムが開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、日本写真芸術学会のサイトをご参照ください。
https://www.jsahp.org/information/index.html

日時:2021年2月28日(日曜日) 午後5時~午後7時
 ZOOMによるオンライン開催です
基調講演:
 佐藤 守弘 氏(同志社大学 文学部 美学芸術学科 教授)
 竹中 悠美 氏(立命館大学 大学院 先端総合学術研究科 教授)
パネルディスカッション:
 佐藤 守弘 氏
 竹中 悠美 氏
 菅谷 富夫 氏(大阪中之島美術館 館長・本学会会員)
参加無料
事前申し込みが必要です

Q&Aでわかる公文書管理法入門

Q&Aでわかる 公文書管理法 入門

  • 岡本信一; 植草泰彦. Q&Aでわかる公文書管理法入門. ぎょうせい, 2019, 168p.

主な内容は以下の通りです。

第1章 Q&A
1 総論
2 行政文書の管理
3 法人文書の管理
4 特定歴史公文書等の管理
5 公文書管理委員会
6 その他
第2章 資料
1 公文書等の管理に関する法律
2 公文書等の管理に関する法律施行令

出版社による紹介が以下のページにあります。
https://shop.gyosei.jp/products/detail/10010