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記録管理、文書管理、公文書館、アーカイブ、アーカイブズ... 今注目のキーワードを読み解くための最新情報を厳選してお伝えします。

被災文化財の再生 国の長期的支援を望む

『岩手日報』のサイトの2018年12月24日付の論説です。
https://www.iwate-np.co.jp/article/2018/12/24/42007
津波による被災文化財の再生事業について、「東日本で確立された文化財再生技術を、来るべき南海トラフ地震津波などの被害想定地域に着実に継承するためにも、国には長期的視野からの支援を期待したい」と主張しています。

展示 県公文書、保管の裏側 「永久保存」60点 横浜 /神奈川

『毎日新聞』のサイトの2018年12月22日付の記事です。
http://mainichi.jp/articles/20181222/ddl/k14/040/087000c
神奈川県立公文書館が、公文書の内容や保管方法について知る展示「公文書を考える」を開催しているそうです。

日米欧でデータ流通圏=中国けん制、情報流出に課徴金−政府

時事通信のサイトの2018年12月19日付の記事です。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018121903762&g=pol
政府は、個人情報や重要産業に関するデータ管理が適切に行われていると確認し合った国同士で、データを自由にやりとりできる「国際データ流通圏」の構築を目指す方針を決めたそうです。

東日本大震災アーカイブシンポジウム「震災の記録を伝える〜自然災害と防災教育」【1/11】

標記のシンポジウムが開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、東北大学災害科学国際研究所のサイトをご参照ください。
http://shinrokuden.irides.tohoku.ac.jp/?page_id=4061&preview=true

日時:平成31年1月11日(金)13時00分から16時30分まで(開場12時30分)
会場:東北大学災害科学国際研究所棟 1階多目的ホール
(宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉468-1)
共催:東北大学災害科学国際研究所・国立国会図書館
定員:200名
 受付は先着順とし、定員に達した時点で終了し、こちらでお知らせします。
参加費:無料
プログラム
13:00-13:10 開会
13:10- 緊急報告 大阪府北部の地震、北海道胆振東部地震の状況と震災アーカイブ〜アーカイブの初動対応とは
「災害記録の発展的継承を考えるー国立民族学博物館(みんぱく)の活動を通じてー」
 国立民族学博物館 学術資源研究開発センター 教授 林勲男氏
「近年の自然災害からわかる自然災害アーカイブの重要性〜北海道胆振東部地震の調査からわかったこと〜」
 東北大学災害科学国際研究所准教授 柴山明寛
〜休憩〜
震災の記録と防災学習
「多賀城高校が取り組む防災・減災学習」
 宮城県多賀城高等学校校長 佐々木克敬氏
「いわて震災津波アーカイブと防災学習」
 岩手県復興局復興推進課 推進協働担当課長 多賀聡氏
「使ってみよう!国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(ひなぎく)」
 国立国会図書館電子情報部 主任司書 伊東敦子
〜休憩〜
パネルディスカッション「震災の記録を伝える〜自然災害と防災教育」
16:25-16:30 閉会

国際デジタルゲーム保存会議 2019 デジタルゲームの保存には何が求められるのか【1/7】

標記の研究会が開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、立命館大学ゲーム研究センターのサイトをご参照ください。
http://www.rcgs.jp/2018/12/2019.html?fbclid=IwAR3RE4om6XQ8bbkXXdyFOBaPrLaLru7ThiA6yHYP5EhJ5n_8R8PXH3-N85U

日時 2019 年1 月7 日(月)
場所 立命館大学 衣笠キャンパス 創思館 1F カンファレンスルーム
http://www.ritsumei.ac.jp/accessmap/kinugasa/
プログラム
9:30 受付
10:00 開会
10:15 講演
 Espen Aarseth(コペンハーゲンIT大学教授、ゲーム研究センター長)
11:15 講演
 杉本重雄(筑波大学教授)
12:15-13:30 休憩
13:30 ゲーム研究セッション
 Florent Gorges, 三宅陽一郎, Martin Roth
15:00 ゲーム保存セッション
 Peter Chan, 兵藤岳史&岸本好弘、三原鉄也、福田一史
17:00 閉会
言語 英語/日本語  同時通訳あり
 発表資料は英語となっております。予めご了承ください。
主催 立命館大学ゲーム研究センター、文化庁

豊島区 メールも公文書 条例案を提出へ 区発表 /東京

『毎日新聞』のサイトの2018年12月14日付の記事です。
https://mainichi.jp/articles/20181214/ddl/k13/010/014000c
東京都豊島区は、決裁前に職員間でやりとりした業務に関するメールも原則的に公文書とする内容の公文書管理条例案を提出するそうです。

尾上松之助 日本映画、最初のスター 写真1500点など公開へ 立命館大などアーカイブ化進める /京都

『毎日新聞』のサイトの2018年12月14日付の記事です。
https://mainichi.jp/articles/20181214/ddl/k26/040/412000c
尾上松之助が遺した写真資料などを、ウェブ上で誰でも無料で見られるようにしようと、「尾上松之助遺品保存会」と立命館大学アート・リサーチセンターがデジタルアーカイブ化に取り組んでいるそうです。

奈良文化財研究所アソシエイトフェロー(古文書調査研究)の募集

独立行政法人国立文化財機構 奈良文化財研究所が、アソシエイトフェロー(古文書調査研究)1名を募集しています。
職務内容は以下の通りです。

近畿を中心とする古寺社等に伝来した古文書・古典籍・歴史資料の調査研究。
その他、研究所内の関連業務に携わることがある。

応募資格は以下の通りです。

(1)日本中世史・近世史または宗教史に関わる分野を専攻し、大学院修士課程(博士前期課程)修了(平成31年3月修了見込を含む)の学歴を有する者又はこれと同等以上の専門知識・研究能力を有する者。
(2)古文書・古典籍の調査経験を有することが望ましい。

申込期限は平成31年1月9日です。
詳しくは、同研究所のサイトをご参照ください。
https://www.nabunken.go.jp/japanese/goannai.html#recruit01

東北大学東北アジア研究センター上廣歴史資料学研究部門の助教公募

東北大学東北アジア研究センター上廣歴史資料学研究部門が、助教1名を募集しています。
職務内容は以下の通りです。

・ 地域の旧家が所蔵する古文書などの調査と保全、歴史資料を所蔵する機関との連携、文書目録の作成、および主として宮城県や東北地方をフィールドとする地域史研究
・ 学生および一般向けの古文書講座や歴史講演会、資料展示の企画
・ 調査研究の成果報告会や報告書出版など、部門が主催・協力する事業の推進
・ 東北アジア研究センターが企画する研究推進事業の実務(立案および運営)

応募資格は以下の通りです。

1. 日本史(江戸時代・幕末維新<明治時代前期を含む>)に関する研究業績を有し、学位(博士)を取得している方(または着任時までに取得見込の方)。
2. 近世古文書を解読する能力を有し、その研究と教育に従事できる方。
3. これまで歴史資料調査や文書目録作成の経験を持つ方が望ましい。

公募締切は2019年1月8日です。
詳しくは、同センターのサイトをご参照ください。
http://www.cneas.tohoku.ac.jp/news/2018/news181107.html

ガラス乾板  写真家の故・永野太造さん作品、デジタル化 7000枚のデータ提供し活用へ 奈良・帝塚山大の研究所 /奈良

『毎日新聞』のサイトの2018年12月9日付の記事です。
https://mainichi.jp/articles/20181209/ddl/k29/040/260000c
帝塚山大学奈良学総合文化研究所と付属博物館は、古美術写真家の故永野太造さんの遺族から寄贈された約7000枚ものガラス乾板写真のデジタルアーカイブス化を進めているそうです。

野党4党派、公文書管理適正化法案を提出 文書改ざん問題受け

『毎日新聞』のサイトの2018年12月5日付の記事です。
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20181205/k00/00m/010/211000c
野党4党派は、公文書管理の適正化を図るため「公文書記録管理院」の設置を柱とする公文書記録管理院設置推進法案を衆議院に提出したそうです。