- 熊本史雄. 近代日本の外交史料を読む. ミネルヴァ書房, 2020, 416p, (史料で読み解く日本史, 3).
はしがき
序 章 近代日本の外交史料への招待——公文書を“読む”とは
第I部 外交文書の概要を知る ——公文書のなかの外交文書
第1章 「外務省記録」とは
第2章 電報の読み方
第3章 公信の読み方
第4章 原文書と編纂史料とデジタルアーカイブズ
第II部 記録の構造変化に即して“読む”——記録秩序論
第5章 分類規程の改編と記録秩序の変化
第6章 記録の移管にみる政策対応の変化
第7章 原秩序の復元からみる「外務省記録」のなかの拓務省文書
第III部 文書の処理に即して“読む”——組織制度論・政策論
第8章 文書回付からみる参事官制度
第9章 「写」供与の変化にみる政策対応の変化
第10章 〈亜細亜局保管文書〉の再現にみる組織の機能
第11章 〈文化事業部保管文書〉の再現にみる文化外交像
終 章 歴史研究への応用 ——「近代史料学」の構築へ向けて
あとがき
出版社による紹介が以下のページにあります。
https://www.minervashobo.co.jp/book/b496814.html