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過去を伝える、今を遺す: 歴史資料、文化遺産、情報資源は誰のものか

過去を伝える、今を遺す―歴史資料、文化遺産、情報資源は誰のものか (史学会125周年リレーシンポジウム2014)

  • 九州史学会, 史学会編. 過去を伝える、今を遺す: 歴史資料、文化遺産、情報資源は誰のものか. 山川出版社, 2015, 256p, (史学会125周年リレーシンポジウム2014, 4).

主な内容は以下の通りです。

はじめに
第I部 文化遺産管理の現場で
 対馬宗家文書の現近代 − 「宗家文庫」の伝来過程から
 歴史学とデジタル化 − 韓国の事例から
第II部 資料、市民、公共性
 文化遺産の継承そして創造へ − 参加型考古学を試みる
 アーカイブズ資料情報の共有と継承 − 集合記憶の管理を担うのは誰か
 高校世界史と教科「情報」 − クリティカル・シンキングから歴史的思考力へ
第III部 資料を越えて
 公共考古学の可能性
 現代の記録を未来へ − アーカイビングにかかわる責任の連続
 歴史資料をめぐる「よそ者」と「当事者」 − 専門家的知性と市民的知性

出版社による紹介が以下のページにあります。
http://www.yamakawa.co.jp/product/detail/2459/