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書物と映像の未来: グーグル化する世界の知の課題とは

書物と映像の未来――グーグル化する世界の知の課題とは

  • 長尾真; 遠藤薫; 吉見俊哉編. 書物と映像の未来: グーグル化する世界の知の課題とは. 岩波書店, 2010, 204p.

主な内容は以下の通りです。

はじめに
I 書物の未来
第1章 書物と図書館の未来 長尾 真
第2章 グーグル問題とは何か 柴野京子
第3章 書物の公共性とは何か――グーグル問題をきっかけとして考える 龍澤 武
第4章 グーグル・ブック・サーチ――近未来の著作権 名和小太郎
コラム 書き手としての立場から 上野千鶴子
II 映像とネット文化の未来
第5章 映画文化財の長期保存――問題点の整理とフィルム・アーカイブの役割 岡島尚志
第6章 放送アーカイブの新たな動き――「公共的利用」の視点から 大路幹生
第7章 これは誰の映画か?――ドキュメンタリー映画とアジアの共通の記憶 テッサ・モーリス―スズキ
コラム 映像アーカイブの社会的共有とメディア・リテラシー 伊藤 守
第8章 メタ複製技術時代における〈知〉の公共性 遠藤 薫
第9章 公共知の未来へ――デジタルの衝撃とメディア文化財 吉見俊哉

出版社による紹介が以下のページにあります。
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/02/3/0234800.html