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シンポジウム「オウィディウス・挿絵・アーカイブ・・・デジタル時代の図像学を考える」【9/29】

日仏美術学会が、標記のシンポジウムを開催します。
詳しくは、同会のサイトの「講演会その他イベント」をご参照ください。
http://www.francojaponais504.jp/art_top.html

  • 日時 : 2007年9月29日(土)13:30 〜19:00
  • 会場 : 日仏会館1Fホール(東京都渋谷区恵比寿3−9−25)
  • 主催 : 日仏美術学会
  • 共催 : 科学研究費・基盤研究(C)(19520112)共同研究グループ
  • 後援 : アート・ドキュメンテーション学会
  • 協力 : 日本大学総合学術情報センター
  • 参加費等 : 無料・予約不要

○プログラム○  
第一セッション 「美術史研究と挿絵本」

13:30〜13:50  木村 三郎 (日本大学教授)
基調報告 「挿絵・図像・出版文化 ・ ・ ・ オウィディウス『変身物語』(1559伊訳版、1615仏訳版)のデジタル・アーカイブ化の試みから」
13:55〜14:15  小野崎 康裕 (川村女子学園大学教授)
研究発表 「 《イオ》 の系譜 ― オウィディウスに至る変身譚継承の一様相―」
14:20〜14:50  新畑 泰秀 (横浜美術館主任学芸員)
研究発表 「オウィディウスの 『変身物語』 ―― 16・17世紀の挿絵本とフランス絵画」 
14:55〜15:15  栗田 英法 (名古屋芸術大学准教授)
研究発表 「ニコラ・プッサン作 《エコーとナルキッソス》 と挿絵本の伝統について」
15:20〜15:40  望月 典子 (慶應義塾大学非常勤講師)
研究発表 「ニコラ・プッサン作 《連れ去られるリナルド》 ・ ・ ・ トルクァート・タッソ 『解放されたエルサレム』 の絵画化をめぐって」
15:45〜16:05  安室 可奈子 (日本大学非常勤講師)
研究発表 「18世紀フランスにおけるオウィディウス挿絵本の刊行状況とディアナ図像」
16:10〜16:30  森 洋子 (明治大学名誉教授)
研究発表 「失われたブリューゲル(?)の 《イカロスの墜落》 ―― ダエダロス不在の寓意的な意味 ――」
第二セッション 「デジタル・アーカイブ : 記述と描写の文化的翻案」
17:00〜17:15  木村 三郎 (日本大学教授)
趣旨説明
17:15〜17:30 鯨井 秀伸 (愛知県美術館主任学芸員)
研究発表 「アドニスのイメジャリー : 記述と描写の文化的翻案」
17:30〜17:45  松田 隆美 (慶應義塾大学教授)
研究発表 「テクストとパラテクスト ―― 15・16世紀挿絵本のデジタル・エディション」
17:45〜18:00  大西 廣 (前武蔵大学教授)
研究発表 「絵本・絵手前のアーカイブ ―― 金沢美大における 『江戸時代出版文化データベース』 の構築を踏まえて」
18:00〜19:00 パネルディスカッション 
鯨井 秀伸 (座長)+松田 隆美+大西 廣+木村 三郎