- 山本博文. 日本史の一級史料. 東京, 光文社, 2006, 232p. (光文社新書) (ISBN 4-334-03353-9)
主な内容は以下のとおりです。
はじめに 歴史は何によって描かれるのか?
第1章 有名時代劇のもと史料
1 宮本武蔵の一次史料はたったこれだけ
2 一次史料が豊富な「忠臣蔵」
第2章 歴史家は何をどう読む?
1 東京大学史料編纂所
2 史料集の編纂とは何をするのか?
3 歴史家の史料解読法
第3章 新しい史料を発掘する
1 歴史学の基礎を築く「史料採訪」
2 わたしの「史料採訪」
3 新しい研究の糸口を見つける
4 今でも集まってくる新史料
第4章 一級史料の宝庫「島津家文書」を読む
1 島津家の文書とともに死ぬのなら本望
2 一次史料だけで「歴史」が書ける
3 史料からしかわからない歴史
第5章 「歴史学」への招待
1 いろいろな一級史料に出会う
2 データベースから史料を探す
3 時代劇を見るための基礎知識
4 史跡散策の楽しみ方
おわりに 「歴史の感覚」を身につける