Daily Searchivist

記録管理、文書管理、公文書館、アーカイブ、アーカイブズ... 今注目のキーワードを読み解くための最新情報を厳選してお伝えします。

コンプライアンス対応は不可避 CMS導入は企業の社会的責任〜米Stellentのメイシー氏

少し古いですが、「ITmediaエンタープライズ」の9月1日付の「ニュース」のコーナーからです。<http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0409/01/news003.html>と<http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0409/01/news003_2.html>の2ページにわたっています。

 「Content Management Forum 2004」の講演で、米Stellentのプロダクト・マーケティング部門バイスプレジデントのデイビッド・メイシー氏は話し、コンテンツマネジメントシステム(CMS)の方向性を明らかにした。
 「いままでのコンテンツマネジメントソリューションは、増大化する文書や情報の効率的な管理に焦点を当てた技術指向のアプローチだった。しかし2004年以降は、規制や法令遵守の観点から、企業の社会的責任を果たすためのソリューションへと変貌してきている」(中略)
 「コンプライアンスという観点から考えると、情報やドキュメント、コンテンツなどの非構造化データが重視される。しかもただ保管するだけでなく、一定の期間が過ぎたら廃棄するといった、コンテンツのライフサイクルを管理する仕組み、そして業務プロセスの中できちんと法令順守ができているかをマネジメントする仕組みが必要になる。ここにCMSの価値がある。」(メイシー氏)

content managementとrecords managementとは密接な関係にあるのですね。
この講演の記事は、Enterprise Watchのサイト<http://enterprise.watch.impress.co.jp/cda/software/2004/09/03/3259.html>にも掲載されています。