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記録管理、文書管理、公文書館、アーカイブ、アーカイブズ... 今注目のキーワードを読み解くための最新情報を厳選してお伝えします。

新潟県立文書館の会計年度任用職員(専門)募集

新潟県立文書館が、会計年度任用職員(専門)1名を募集しています。
業務内容は以下の通りです。

文書館が所蔵する歴史資料の整理業務、閲覧業務、歴史資料を活用した講座等の普及業務、歴史資料に関わる調査業務

資格要件は以下の通りです。

次のいずれかに該当する人であること
ア 大学又は大学院で歴史学(日本史)、文化財学、民俗学、又は国文学(漢文等含む)を専攻し卒業又は卒業見込みの人で、かつ和紙等に筆で書かれた文字の判読ができる人
イ 学校等の教育機関又は歴史資料保存活用機関(文書館、公文書館、博物館、資料館、自治体史編さん室等)での職務経験のある人で、かつ和紙等に筆で書かれた文字の判読ができる人

申込受付期間は令和2年3月12日(木)までです。
詳しくは、同館のサイトをご参照ください。
https://www.pref-lib.niigata.niigata.jp/index.php?action=pages_view_main&active_action=journal_view_main_detail&post_id=863&comment_flag=1&block_id=3049#_3049

大学COC+シンポジウム「地域歴史遺産の「保存」と「活用」-博物館・公文書館の役割-」【3/21】

標記のシンポジウムが開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、園田学園女子大学のサイトをご参照ください。
https://www.sonoda-u.ac.jp/event/mgjvff0000000m20.html

日時 2020年3月21日(土曜日)午前10時から12時
会場 園田学園女子大学5号館3階大会議室
 〒661-8520 尼崎市南塚口町7丁目29-1
 https://www3.sonoda-u.ac.jp/access/index.html
趣旨説明
 大江篤(園田学園女子大学人間教育学部教授)
基調講演「博物館と公文書館の役割~「わたし」と「わたしたち」~」
 藪田貫(兵庫県立歴史博物館館長)
ディスカッション
 稲村和美・尼崎市市長
 藪田貫・兵庫県立歴史博物館館長
 大江篤・園田学園女子大学人間教育学部教授
 市澤哲・神戸大学大学院人文学研究科教授

野党推薦公述人が公文書管理を批判 衆院予算委

『東京新聞』のサイトの2020年2月21日付の記事です。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/202002/CK2020022102000273.html
衆議院予算委員会の中央公聴会で、NPO法人「情報公開クリアリングハウス」の三木由希子理事長は、安倍晋三首相主催の「桜を見る会」の名簿廃棄など政府のずさんな公文書管理を厳しく批判したそうです。
他紙にも関連する記事が掲載されました。

点検「桜を見る会」 電子データ「復元不可能」
(『東京新聞』のサイトの2020年2月24日付の記事)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/202002/CK2020022402000154.html?ref=rank
揺らぐ公文書管理制度 与野党で立て直し議論を
(『毎日新聞』のサイトの2020年2月25日付の社説)
https://mainichi.jp/articles/20200225/ddm/005/070/046000c
検察人事の経緯を公開せよ
(『日本経済新聞』のサイトの2020年2月26日付の社説)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56077590W0A220C2SHF000/
検察官の定年 繰り返される政権の病
(朝日新聞デジタルの2020年2月27日付の社説)
https://www.asahi.com/articles/DA3S14380980.html

オープンデータから「ネコ探せ!」大阪市立図書館

朝日新聞デジタルの2020年2月27日付の記事です。
https://www.asahi.com/articles/ASN2V71JBN2QPTIL00N.html
大阪市立図書館は、インターネット上のデジタルアーカイブで無料公開・提供している著作権切れの画像からネコを探し当て、ツイッターに「#大阪オープンデータ」とつけて投稿してと呼びかけているそうです。

傍聴席でメモは禁止?

『西日本新聞』のサイトの2020年2月26日付のコラムです。
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/587132/
裁判の傍聴席で自由にメモが取れるようになったのは平成になってからであることを挙げ、「裁判記録を読めば、裁判官の判断の過程を後から確認することができ、妥当かどうかの検証も可能だ。歴史家にとっては裁判当時の社会や制度を分析する史料になる。まさに国民共有の財産だろう」としています。

滋賀県公文書館4月1日開設 30年以下の保存期間で管理、HPで絵図公開も

『京都新聞』のサイトの2020年2月25日付の記事です。
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/152183
滋賀県の公文書のうち歴史資料として重要な「特定歴史公文書」を保存する県立公文書館が、大津市の県庁新館内に開設されるそうです。

裁判記録の保存 後世の検証へ一歩前進

『京都新聞』のサイトの2020年2月22日付の社説です。
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/169840
東京地裁が民事裁判記録の保存要領を作成し、永久保存の範囲が大きく広がったことについて、「最高裁は地裁任せにせず、裁判記録の保存や公開など総合的、統一的な管理ルールの策定を急ぐべきである」と主張しています。

民事裁判記録、判例集掲載は永久保存 東京地裁が基準設定 最高裁も周知へ

『毎日新聞』のサイトの2020年月日付の記事です。
https://mainichi.jp/articles/20200219/k00/00m/040/220000c
東京地方裁判所は、民事裁判の記録を永久保存するための要領を定め、最高裁判例集に掲載された裁判を対象とするなど一定の基準を設けたそうです。

ネットに信頼を再び インターネットアーカイブ創設者、ブリュースター・ケールさん

朝日新聞デジタルの2020年2月19日付の記事です。
https://www.asahi.com/articles/DA3S14370626.html
20年以上にわたり、ウェブ上のあらゆる情報を収集・保存しているインターネットアーカイブの創設者にインタビューしています。

風化を防げ、デジタル技術 広がるSNS発信

『毎日新聞』のサイトの2020年2月17日付の記事です。
https://mainichi.jp/articles/20200217/ddn/010/040/023000c
阪神大震災の記憶と教訓を継承するため、当時の写真をデジタル化して保存し、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で情報発信する取り組みが進んでいるそうです。

全国映画資料アーカイブサミット2020【3/13-14】

標記のイベントが開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、映像産業振興機構のサイトをご参照ください。
https://www.vipo.or.jp/news/23099/

日時
2020年3月13日(金)13:00~18:30(予定)/12:30~受付開始 19:00~21:00 参加者交流会
2020年3月14日(土)10:30~16:00(予定)/10:00~受付開始
会場 神楽座
(〒102-8552東京都千代田区富士見2-13-12 KADOKAWA富士見ビル1F)
定員 100名(先着順) 残席がある場合は、当日参加可能
参加費 無料  参加者交流会は会費制(5,000円)
申込締切 3月6日(金)まで
主催 文化庁(令和元年度アーカイブ中核拠点形成モデル事業[撮影所等における映画関連の非フィルム資料])
運営 特定非営利活動法人 映像産業振興機構
プログラム
2020年3月13日(金)
主催者挨拶(13:00~13:05予定)
文化庁参事官 坪田 知広 氏
第1部:セミナー(13:05~13:55予定)
「映画資料の保存対策と防災」
 講師:日本図書館協会資料保存委員会 委員長 眞野 節雄 氏
第2部:プレゼンテーション&シンポジウム(14:00~15:50予定)
「映画資料所蔵館による自館紹介」3館のプレゼンテーション
(14:00~14:30予定)
「映画資料所蔵館の課題を共有し、その改善に向けて」シンポジウム
(14:35~15:50予定)
・モデレーター:国立映画アーカイブ 主任研究員 岡田 秀則 氏
・パネラー:東映京都スタジオ 代表取締役 山口 記弘 氏
      松竹大谷図書館 主任司書 武藤 祥子 氏
      調布市立図書館 調査支援係主任 越路 ひろの 氏
休憩10分
第3部:セミナー(16:00~17:00予定)
「映画資料のアーカイブと開示に関する権利の課題」
・講師:骨董通り法律事務所 弁護士(日本・ニューヨーク州)日本大学 藝術学部 客員教授 福井 健策 氏
第4部:上映会(17:10~18:30予定)
「映画撮影所を紹介した映像」
 作品:『スタジオは大騒ぎ』(大映東京撮影所/1956年/47分)
 『スタジオはてんやわんや』(大映東京撮影所/1957年/28分)
交流会:サミット参加者交流会(19:00~21:00予定)
 参加費:5000円
 会場:ロイヤルガーデンカフェ飯田橋店
 (〒102-0071 東京都千代田区富士見2丁目10-2 飯田橋グラン・ブルーム サクラテラス 2F)
2020年3月14日(土)
第5部:ゲストトーク(10:30~11:20予定)
「映画資料の魅力(映画資料の歴史と文化的資料価値を知る)」
・モデレーター:国立映画アーカイブ 主任研究員 岡田 秀則 氏
・ゲスト:元松竹株式会社 宣伝部長 幸田 順平 氏
第6部:セミナー(11:30~12:30予定)
「映画資料展のキュレーションについて」
・講師:鎌倉市川喜多映画記念館 総括責任者 増谷 文良 氏
休憩
90分(各自昼食/施設場所へ移動)
第7部:見学会(14:00~16:30予定)
「映画関連施設」の視察
・国立映画アーカイブ[先着12名様まで]
(〒104-0031 東京都中央区京橋3-7-6)
・葛飾柴又寅さん記念館[先着20名様まで]
(〒125-0052 東京都葛飾区柴又6-22-19)

近畿部会第156回例会「劣化の進む近現代の紙資料 ―コッピー紙・ガラスペン・わら半紙―」【3/8】

標記の例会が開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、全国歴史資料保存利用機関連絡協議会近畿部会のサイトをご参照ください。
http://jsai.jp/iinkai/kinki/kinki-top.html

と き 2020年(令和2)3月8日(日曜日) 13:00~16:30 new!
ところ 京都造形芸術大学 直心館       
講 師 大林賢太郎氏(京都造形芸術大学教授)
定 員 20人
参加費 会員無料(非会員 500円 材料費)
お申し込み締切 令和2年2月29日(土曜日)まで

第3回肖像権ガイドライン円卓会議【3/6】

標記の円卓会議が開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、デジタルアーカイブ学会のサイトをご参照ください。
http://digitalarchivejapan.org/4251

主催:デジタルアーカイブ学会法制度部会
日時:2020年3月6日(金)午後6時半~9時
場所:東京大学本郷キャンパス工学部2号館93B教室
プログラム
1.ガイドライン第三次改訂版の報告
 川野智弘法制度部会員(弁護士)
2.ラウンドテーブル
討論者(50音順)
・井上佐知子(国立国会図書館電子情報部電子情報流通課課長補佐)
・内田朋子(共同通信編集局ニュースセンター校閲部委員)
・大髙崇(日本放送協会放送文化研究所メディア研究部)
・宍戸常寿(東京大学教授)
・数藤雅彦(弁護士)
・瀬尾太一(日本写真著作権協会常務理事・授業目的公衆送信補償金等管理協会常務理事)
・中井秀範(日本音楽事業者協会専務理事)
・橋本阿友子(弁護士)
・原田健一(新潟大学教授)
・福井健策(弁護士・デジタルアーカイブ学会法制度部会長):司会
・宮本聖二(立教大学教授)
・渡邉英徳(東京大学教授)
3.実証実験への参加機関公募及び今後の取組について
 福井健策 法制度部会長
参加対象者と申込方法
参加者数:50名~80名程度
参加方法:デジタルアーカイブ学会員は無料、非会員は資料代2000円を当日いただきます