Daily Searchivist

記録管理、文書管理、公文書館、アーカイブ、アーカイブズ... 今注目のキーワードを読み解くための最新情報を厳選してお伝えします。

第3回肖像権ガイドライン円卓会議【3/6】

標記の円卓会議が開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、デジタルアーカイブ学会のサイトをご参照ください。
http://digitalarchivejapan.org/4251

主催:デジタルアーカイブ学会法制度部会
日時:2020年3月6日(金)午後6時半~9時
場所:東京大学本郷キャンパス工学部2号館93B教室
プログラム
1.ガイドライン第三次改訂版の報告
 川野智弘法制度部会員(弁護士)
2.ラウンドテーブル
討論者(50音順)
・井上佐知子(国立国会図書館電子情報部電子情報流通課課長補佐)
・内田朋子(共同通信編集局ニュースセンター校閲部委員)
・大髙崇(日本放送協会放送文化研究所メディア研究部)
・宍戸常寿(東京大学教授)
・数藤雅彦(弁護士)
・瀬尾太一(日本写真著作権協会常務理事・授業目的公衆送信補償金等管理協会常務理事)
・中井秀範(日本音楽事業者協会専務理事)
・橋本阿友子(弁護士)
・原田健一(新潟大学教授)
・福井健策(弁護士・デジタルアーカイブ学会法制度部会長):司会
・宮本聖二(立教大学教授)
・渡邉英徳(東京大学教授)
3.実証実験への参加機関公募及び今後の取組について
 福井健策 法制度部会長
参加対象者と申込方法
参加者数:50名~80名程度
参加方法:デジタルアーカイブ学会員は無料、非会員は資料代2000円を当日いただきます

公開セミナー「社会問題資料を未来に繋ぐ 資料保全と活用」【3/1】

標記のセミナーが開催されます。
参加申し込みは不要です。
詳しくは、関西大学経済・政治研究所のサイトをご参照ください。
http://www.kansai-u.ac.jp/Keiseiken/news/2020/02/3202031.html

日 時:2020年3月1日(日) 10:30 ~ 17:00
場 所:エル・おおさか(府立労働センター)5階研修室1
 〒540-0031 大阪市中央区北浜東3-14
アクセスhttp://www.l-osaka.or.jp/access/
プログラム
10:30 挨拶(宇城輝人:関西・大阪の社会経済問題の歴史と現状研究班主幹)
10:35 趣旨説明(黒川伊織:関西・大阪の社会経済問題の歴史と現状研究班委嘱研究員)
10:45 講演「社会運動史に向き合うことの意味と可能性」(原山浩介:国立歴史民俗博物館)
11:30 講演「社会運動資料との向き合い方」(三輪泰史:大阪教育大学名誉教授)
12:15~12:30 質疑応答
13:30 参加者リレートーク
15:00 休憩(エル・ライブラリーの修復資料展示の観覧)
15:20 講演「研究者の残した資料の活用実践例」(谷合佳代子:大阪産業労働博物館)
15:50 自由討論
17:00 終了
聴講無料
事前申込不要

全史料協近畿部会第155回例会「仕事に役立つ公文書 ―自治体職員による歴史的公文書の利活用―」【2/28】

標記の例会が開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、全国歴史資料保存利用機関連絡協議会近畿部会のサイトをご参照ください。
http://jsai.jp/iinkai/kinki/kinki-top.html

と き 2020年(令和2)2月28日(金曜日) 13:30~17:00 
ところ 尼崎市総合文化センター 7階 第2会議室 
 (兵庫県尼崎市昭和通2-7-16)
報告者 松岡 弘之 氏(尼崎市立地域研究史料館)
コメント 蓮沼 素子 氏(大仙市アーカイブズ)

国文学研究資料館の事務補佐員募集

国文学研究資料館が、事務補佐員1名を募集しています。
業務内容は以下の通りです。

史料目録編集業務補助、アーカイブズ史料の調査・収集補助

応募資格は以下の通りです。

・事務業務を行う上で、パソコン(ワード、エクセルは必須)及び電子メールを支障のないレベルで使いこなせること。
・近世・近代の古文書が読め、史料目録の作成・編集ができること。

応募締切は令和2年3月4日です。
詳しくは、同館のサイトをご参照ください。
https://www.nijl.ac.jp/news/2020/02/3417-1.html

滋賀県立公文書館の歴史公文書専門職員募集

滋賀県が、滋賀県立公文書館で勤務する歴史公文書専門職員3名を募集しています。
仕事内容は以下の通りです。

一般事務
(1)公文書館における特定歴史公文書等の適切な管理に関する事務
(2)公文書館における歴史的公文書等の利用請求への対応(レファレンスを含む。)
(3)公文書館が管理する特定歴史公文書を活用した特別展示、講演会等の企画および実施その他公文書館の情報発信に関する事務
(4)歴史資料としての価値を有すると認められる現用公文書の選別に関する事務
(5)その他特に命ぜられた事務

必要な資格等は以下の通りです。

必要な経験・知識・技能等
あれば尚可
・くずし字が読めること
・歴史学(日本史)またはこれに類する専攻について大学(短期大学を除く。)卒業程度以上の知識があること。
パソコン基本操作(ワードでの一般的な文書作成、エクセルでの基本的な関数・機能を用いたデータの抽出等、画像編集ソフトによる基本的な画像の加工ができる程度)
次のア、イ、ウのいずれかに該当する者であること
ア 学芸員の資格を有する者
イ 司書の資格を有する者
ウ 国立公文書館によるアーカイブズ研修2又は3を修了した者

応募締切は令和2年3月4日です。
詳しくは、ハローワークインターネットサービスのサイトをご参照ください。
https://www.hellowork.mhlw.go.jp/kensaku/GECA110010.do?screenId=GECA110010&action=dispDetailBtn&kJNo=2501002269301&kJKbn=1&jGSHNo=6tXb3VAvZFWOOWo%2Bh6O0lA%3D%3D&fullPart=2&iNFTeikyoRiyoDtiID=&kSNo=&newArrived=&tatZngy=1&shogaiKbn=0

京都府立京都学・歴彩館の学芸員募集

京都府立京都学・歴彩館が、任期付職員(学芸員)計2名を募集しています。
職務内容と受験資格は以下の通りです。
申込区分B

京都府立京都学・歴彩館における中世・近世資料の調査・収集・整理・閲覧や、活用・普及を中心とした業務の企画・実施
学芸員資格を有し、かつ、学校教育法に基づく大学又は大学院において、日本史(中世・近世)その他これに類する課程を修了し、かつ、大学・研究機関・文書館・博物館等における歴史資料の収集、整理、閲覧対応等の業務に1年以上従事するとともに、古文書の解読能力を有する方

申込区分C

京都府立京都学・歴彩館における行政文書の調査・収集・整理・閲覧や、活用・普及を中心とした業務の企画・実施
学芸員資格を有し、かつ、学校教育法に基づく大学又は大学院において、日本史(近現代史)その他これに類する課程を修了し、かつ、次のいずれかの業務に1年以上従事した方
1 文書館等における公文書の収集、整理、閲覧対応等の業務
2 地方自治体史の編纂業務

受付期間は令和2年3月2日までです。
詳しくは、同府のサイトをご参照ください。
http://www.pref.kyoto.jp/shokuinboshu/news/02ninkitsuki.html

廃棄記録作成・公表ゼロ 保存1年未満の公文書 全府省と内閣官房、指針拡大解釈か

『毎日新聞』のサイトの2020年2月17日付の記事です。
https://mainichi.jp/articles/20200216/k00/00m/040/082000c
官僚の裁量で廃棄できる保存期間1年未満の公文書の廃棄記録が、公文書ガイドラインに基づき作成・公表されたケースが2019年末までに一件もなかったことが判明したそうです。
他紙にも関連する記事が掲載されました。

廃棄記録作成・公表ゼロ 保存1年未満の公文書 全府省と内閣官房、指針拡大解釈か
『毎日新聞』のサイトの2020年2月17日付の記事です。
https://mainichi.jp/articles/20200216/k00/00m/040/082000c
官僚の裁量で廃棄できる保存期間1年未満の公文書の廃棄記録が、公文書ガイドラインに基づき作成・公表されたケースが2019年末までに一件もなかったことが判明したそうです。
他紙にも関連する記事が掲載されました。
公文書クライシス  内閣府指針、保存1年未満の前提 消えた「日常業務」限定 「桜」名簿、廃棄の根拠に
(『毎日新聞』のサイトの2020年2月12日付の記事)
https://mainichi.jp/articles/20200212/ddm/012/010/079000c
点検「桜を見る会」 公文書管理 即廃棄、新指針で可能に
(『東京新聞』のサイトの2020年2月15日付の記事)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/202002/CK2020021502000153.html
点検「桜を見る会」 公文書管理 民主や事務方に責任転嫁
(『東京新聞』のサイトの2020年2月16日付の記事)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/202002/CK2020021602000113.html
「解釈、どうとでも」 "保存1年未満"文書破棄記録ゼロ 情報公開、ルール骨抜き
(『毎日新聞』のサイトの2020年2月17日付の記事)
情報公開、規定骨抜き 裁量廃棄7類型逸脱 公文書管理に詳しい東洋大・早川和宏教授(行政法)の話
(『毎日新聞』のサイトの2020年2月17日付の記事)
https://mainichi.jp/articles/20200217/ddm/041/010/140000c
公文書管理の担当なのに…内閣府、監察室の指摘をほったらかし?
(『毎日新聞』のサイトの2020年2月18日付の記事)
https://mainichi.jp/articles/20200218/k00/00m/010/157000c

昭和史のかたち 質の高い日記出ぬ現代=保阪正康

『毎日新聞』のサイトの2020年2月15日付のコラムです。
https://mainichi.jp/articles/20200215/ddm/005/070/017000c
「いずれ将来、『平成天皇実録』が刊行されるだろう。その時に、史料になる文献は意外に少ないように思うが、どうだろうか」と述べています。

公文書改ざん再発防止、赤磐市が電子決済導入

朝日新聞デジタルの2020年2月15日付の記事です。
https://www.asahi.com/articles/ASN2G74SWN2GPPZB002.html
岡山県赤磐市は、市教委で臨時職員の賃金に関する公文書が改ざんされた問題の再発防止策として、電子決済システムを導入すると発表したそうです。

五輪文書保存、条例制定へ 都民ファースト・公明、都議会に共同で提案

『毎日新聞』のサイトの2020年2月13日付の記事です。
https://mainichi.jp/articles/20200213/ddm/012/050/077000c
東京五輪・パラリンピック終了後に開催経費を検証できるようにするため、大会組織委員会に対し、職員が作った文書の保存について努力義務を課す条例案が東京都議会に提出されるそうです。

人事や文書管理の基盤システム、政府がアマゾン系サービス導入へ

『読売新聞』のサイトの2020年2月12日付の記事です。
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20200212-OYT1T50196/
政府は、各府省の人事・給与や文書を管理する基盤システムについて、米国アマゾン・ドット・コム傘下企業が運用する「アマゾン・ウェブ・サービス」(AWS)を導入する方向で調整に入ったそうです。

県震災資料22万5000点、米大学アーカイブ収録 ハーバード大と覚書締結 /岩手

『毎日新聞』のサイトの2020年2月8日付の記事です。
https://mainichi.jp/articles/20200208/ddl/k03/040/031000c
東日本大震災の発生直後の写真や動画、行政文書をインターネットで公開している岩手県のアーカイブが、米国のハーバード大学が運営する「日本災害DIGITALアーカイブ(JDA)」に収録されることになったそうです。

公開フォーラム「被災地と史料をつなぐII―令和元年台風19号における被災資料レスキューと現状―」【2/27】

標記のフォーラムが開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、東北大学のサイトをご参照ください。
https://rekishi.irides.tohoku.ac.jp/event/entry.php?id=18

日時:令和2年2月27日(木) 13:00~16:30
場所:東北大学災害科学国際研究所 1F 多目的ホール
定員:40名程度、要事前申請
次第
第1部 被災地報告(各報告20分+質疑5分)
・川内淳史
「2019年台風19号における宮城県内での被災資料救済・保全活動」
・小野塚航一
「歴史資料ネットワークによる台風19号対応―栃木県での資料保全活動―」
・尾立和則
「豪雨による水損資料レスキュー(川崎市民ミュージアム・長野市立博物館)保存修復専門家の現場対応例」
第2部 保全技術ワークショップ
・蝦名裕一
「文化財マップを活用した災害前の資料保全活動」
・井出亜里
「超高精細スキャンによる文化財の保全技法」
・超高精細スキャン実演ワークショップ
主催:東北大学災害科学国際研究所
 歴史文化資料保全の大学・共同利用機関ネットワーク事業東北大学拠点
 指定国立大学災害科学世界トップレベル研究拠点
共催:歴史資料ネットワーク
 NPO法人宮城歴史資料保全ネットワーク

デジタルアーカイブ産学官フォーラム【2/26】

標記のフォーラムが開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、首相官邸のサイトをご参照ください。
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/forum/index.html

開催日時 令和2年2月26日(水) 13:30~17:30(13:00開場)
主催 内閣府知的財産戦略推進事務局 国立国会図書館
開催場所 国立国会図書館東京本館新館講堂
(東京都千代田区永田町1-10-1)
最寄駅
 東京メトロ有楽町線「永田町駅」 2番出口徒歩5分
 東京メトロ半蔵門線・南北線「永田町駅」 3番出口から徒歩8分
 東京メトロ千代田線・丸の内線「国会議事堂前駅」 1番出口から徒歩12分
 駐車場・駐輪場は一部ございますが、台数等に限りがございますので、できるだけ公共交通機関をご利用下さい。
周辺地図
https://www.ndl.go.jp/jp/tokyo/route.html(国立国会図書館サイト)
内容(予定)
開会
第1部(プレゼン)
〈コンテンツのデジタル化と保存について〉
・原画(漫画)に忠実なデジタルデータ化とその利活用事例について
 横手市増田まんが美術館
・映画フィルムのデジタル化とデジタルリマスターの取り組みについて
 株式会社KADOKAWA/国立映画アーカイブ
第2部(好事例発表とパネルディスカッション)
〈利活用促進について〉
・企業アーカイブおよび公的アーカイブ機関の利活用事例について
 清水建設株式会社/凸版印刷株式会社/奈良国立博物館
〈パネルディスカッション/ジャパンサーチとデジタルアーカイブの課題等〉
・モデレーター:国立情報学研究所 高野明彦教授
・パネラー  :国立国会図書館および出演企業・アーカイブ機関
閉会 ~ポスター発表~
定員/費用 300名/参加費無料

2020 Spring Tokyo Digital History Symposium【2/23】

標記のシンポジウムが開催されます。
詳しくは、Historians' Workshopのサイトをご参照ください。
https://historiansworkshop.org/2020/01/18/

・日時:2020年2月23日(日)13~18時
・場所:東京大学 本郷キャンパス 経済学研究科学術交流棟・小島ホール
・定員:90名(目安)。定員に達し次第、事前申し込みは締め切りますが、当日参加も歓迎いたします。
・参加費:無料
・懇親会:公式には無し
シンポジウムの概要
基調セッション
1.岡崎敦(九州大学 大学院人文科学研究院 歴史学部門 西洋史学講座/大学院統合新領域学府ライブラリーサイエンス専攻 教授)
・タイトル:「デジタル時代の文書学とアーカイブズ学:変容のなかにある史料研究と情報管理」’Diplomatics and Archival Studies in the Digital Age: historical materials and information management in the process of transformation’
2.藤川隆男(大阪大学 大学院文学研究科 教授)
・タイトル:「自然言語処理による新聞データの分析を通じた19-20世紀オーストラリアの公開集会と世論形成の構造の解明」
研究発表セッション
1.佐治奈通子・中村覚(東京大学大学院 人文社会系研究科 アジア文化研究専攻(アジア史) 博士課程・東京大学情報基盤センター助教)
・タイトル「歴史学と情報学のより良い協働を目指して:オープンなDH支援ツールを用いたオスマン・トルコ語文書群のデータ整理の一事例」
・キーワード:オスマン帝国/文書史料/史料整理/分野横断/Linked Data/Omeka S/Text Encoding Initiative
・コメンテーター:小風綾乃(お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 比較社会文化学専攻 博士後期課程)
2.田野崎アンドレーア嵐(東京大学大学院 人文社会系研究科 西洋史学専門分野 博士課程)
・タイトル:「証書研究におけるTEIマークアップの活用――イングランド王妃アリエノール・ダキテーヌの宮廷随行員の分析を事例に」
・キーワード:アンジュー帝国(1154~1204)/アリエノール・ダキテーヌ/証書/宮廷の随行員/Text Encoding Initiative
・コメンテーター:内川勇太(東京大学大学院 人文社会系研究科 西洋史学専門分野 博士課程)
3.濱野未来(立命館大学大学院 文学研究科 日本史学専修 博士後期課程)
・タイトル:「中・近世地震史料と計量テキスト分析:分析手法と視角提供ツール」
・キーワード:日本中世史/歴史地震/計量テキスト分析
・コメンテーター:山田太造(東京大学史料編纂所 附属前近代日本史情報国際センター 助教)
4.大邑潤三(東京大学地震研究所 特任研究員)
・タイトル:「歴史災害研究におけるGIS活用の試み」
・キーワード:日本史/歴史災害/GIS
・コメンテーター:山田太造(東京大学史料編纂所 附属前近代日本史情報国際センター 助教)
後援
・東京大学経済学研究科 「経済史、経営史、および歴史研究国際化のための基盤形成プロジェクト」歴史家ワークショップ
・図書出版 文学通信(当日、書籍販売ブースあり)
・情報処理学会 人文科学とコンピュータ研究会