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記録管理、文書管理、公文書館、アーカイブ、アーカイブズ... 今注目のキーワードを読み解くための最新情報を厳選してお伝えします。

民事裁判記録、判例集掲載は永久保存 東京地裁が基準設定 最高裁も周知へ

『毎日新聞』のサイトの2020年月日付の記事です。
https://mainichi.jp/articles/20200219/k00/00m/040/220000c
東京地方裁判所は、民事裁判の記録を永久保存するための要領を定め、最高裁判例集に掲載された裁判を対象とするなど一定の基準を設けたそうです。

ネットに信頼を再び インターネットアーカイブ創設者、ブリュースター・ケールさん

朝日新聞デジタルの2020年2月19日付の記事です。
https://www.asahi.com/articles/DA3S14370626.html
20年以上にわたり、ウェブ上のあらゆる情報を収集・保存しているインターネットアーカイブの創設者にインタビューしています。

風化を防げ、デジタル技術 広がるSNS発信

『毎日新聞』のサイトの2020年2月17日付の記事です。
https://mainichi.jp/articles/20200217/ddn/010/040/023000c
阪神大震災の記憶と教訓を継承するため、当時の写真をデジタル化して保存し、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で情報発信する取り組みが進んでいるそうです。

全国映画資料アーカイブサミット2020【3/13-14】

標記のイベントが開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、映像産業振興機構のサイトをご参照ください。
https://www.vipo.or.jp/news/23099/

日時
2020年3月13日(金)13:00~18:30(予定)/12:30~受付開始 19:00~21:00 参加者交流会
2020年3月14日(土)10:30~16:00(予定)/10:00~受付開始
会場 神楽座
(〒102-8552東京都千代田区富士見2-13-12 KADOKAWA富士見ビル1F)
定員 100名(先着順) 残席がある場合は、当日参加可能
参加費 無料  参加者交流会は会費制(5,000円)
申込締切 3月6日(金)まで
主催 文化庁(令和元年度アーカイブ中核拠点形成モデル事業[撮影所等における映画関連の非フィルム資料])
運営 特定非営利活動法人 映像産業振興機構
プログラム
2020年3月13日(金)
主催者挨拶(13:00~13:05予定)
文化庁参事官 坪田 知広 氏
第1部:セミナー(13:05~13:55予定)
「映画資料の保存対策と防災」
 講師:日本図書館協会資料保存委員会 委員長 眞野 節雄 氏
第2部:プレゼンテーション&シンポジウム(14:00~15:50予定)
「映画資料所蔵館による自館紹介」3館のプレゼンテーション
(14:00~14:30予定)
「映画資料所蔵館の課題を共有し、その改善に向けて」シンポジウム
(14:35~15:50予定)
・モデレーター:国立映画アーカイブ 主任研究員 岡田 秀則 氏
・パネラー:東映京都スタジオ 代表取締役 山口 記弘 氏
      松竹大谷図書館 主任司書 武藤 祥子 氏
      調布市立図書館 調査支援係主任 越路 ひろの 氏
休憩10分
第3部:セミナー(16:00~17:00予定)
「映画資料のアーカイブと開示に関する権利の課題」
・講師:骨董通り法律事務所 弁護士(日本・ニューヨーク州)日本大学 藝術学部 客員教授 福井 健策 氏
第4部:上映会(17:10~18:30予定)
「映画撮影所を紹介した映像」
 作品:『スタジオは大騒ぎ』(大映東京撮影所/1956年/47分)
 『スタジオはてんやわんや』(大映東京撮影所/1957年/28分)
交流会:サミット参加者交流会(19:00~21:00予定)
 参加費:5000円
 会場:ロイヤルガーデンカフェ飯田橋店
 (〒102-0071 東京都千代田区富士見2丁目10-2 飯田橋グラン・ブルーム サクラテラス 2F)
2020年3月14日(土)
第5部:ゲストトーク(10:30~11:20予定)
「映画資料の魅力(映画資料の歴史と文化的資料価値を知る)」
・モデレーター:国立映画アーカイブ 主任研究員 岡田 秀則 氏
・ゲスト:元松竹株式会社 宣伝部長 幸田 順平 氏
第6部:セミナー(11:30~12:30予定)
「映画資料展のキュレーションについて」
・講師:鎌倉市川喜多映画記念館 総括責任者 増谷 文良 氏
休憩
90分(各自昼食/施設場所へ移動)
第7部:見学会(14:00~16:30予定)
「映画関連施設」の視察
・国立映画アーカイブ[先着12名様まで]
(〒104-0031 東京都中央区京橋3-7-6)
・葛飾柴又寅さん記念館[先着20名様まで]
(〒125-0052 東京都葛飾区柴又6-22-19)

近畿部会第156回例会「劣化の進む近現代の紙資料 ―コッピー紙・ガラスペン・わら半紙―」【3/8】

標記の例会が開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、全国歴史資料保存利用機関連絡協議会近畿部会のサイトをご参照ください。
http://jsai.jp/iinkai/kinki/kinki-top.html

と き 2020年(令和2)3月8日(日曜日) 13:00~16:30 new!
ところ 京都造形芸術大学 直心館       
講 師 大林賢太郎氏(京都造形芸術大学教授)
定 員 20人
参加費 会員無料(非会員 500円 材料費)
お申し込み締切 令和2年2月29日(土曜日)まで

第3回肖像権ガイドライン円卓会議【3/6】

標記の円卓会議が開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、デジタルアーカイブ学会のサイトをご参照ください。
http://digitalarchivejapan.org/4251

主催:デジタルアーカイブ学会法制度部会
日時:2020年3月6日(金)午後6時半~9時
場所:東京大学本郷キャンパス工学部2号館93B教室
プログラム
1.ガイドライン第三次改訂版の報告
 川野智弘法制度部会員(弁護士)
2.ラウンドテーブル
討論者(50音順)
・井上佐知子(国立国会図書館電子情報部電子情報流通課課長補佐)
・内田朋子(共同通信編集局ニュースセンター校閲部委員)
・大髙崇(日本放送協会放送文化研究所メディア研究部)
・宍戸常寿(東京大学教授)
・数藤雅彦(弁護士)
・瀬尾太一(日本写真著作権協会常務理事・授業目的公衆送信補償金等管理協会常務理事)
・中井秀範(日本音楽事業者協会専務理事)
・橋本阿友子(弁護士)
・原田健一(新潟大学教授)
・福井健策(弁護士・デジタルアーカイブ学会法制度部会長):司会
・宮本聖二(立教大学教授)
・渡邉英徳(東京大学教授)
3.実証実験への参加機関公募及び今後の取組について
 福井健策 法制度部会長
参加対象者と申込方法
参加者数:50名~80名程度
参加方法:デジタルアーカイブ学会員は無料、非会員は資料代2000円を当日いただきます

公開セミナー「社会問題資料を未来に繋ぐ 資料保全と活用」【3/1】

標記のセミナーが開催されます。
参加申し込みは不要です。
詳しくは、関西大学経済・政治研究所のサイトをご参照ください。
http://www.kansai-u.ac.jp/Keiseiken/news/2020/02/3202031.html

日 時:2020年3月1日(日) 10:30 ~ 17:00
場 所:エル・おおさか(府立労働センター)5階研修室1
 〒540-0031 大阪市中央区北浜東3-14
アクセスhttp://www.l-osaka.or.jp/access/
プログラム
10:30 挨拶(宇城輝人:関西・大阪の社会経済問題の歴史と現状研究班主幹)
10:35 趣旨説明(黒川伊織:関西・大阪の社会経済問題の歴史と現状研究班委嘱研究員)
10:45 講演「社会運動史に向き合うことの意味と可能性」(原山浩介:国立歴史民俗博物館)
11:30 講演「社会運動資料との向き合い方」(三輪泰史:大阪教育大学名誉教授)
12:15~12:30 質疑応答
13:30 参加者リレートーク
15:00 休憩(エル・ライブラリーの修復資料展示の観覧)
15:20 講演「研究者の残した資料の活用実践例」(谷合佳代子:大阪産業労働博物館)
15:50 自由討論
17:00 終了
聴講無料
事前申込不要

全史料協近畿部会第155回例会「仕事に役立つ公文書 ―自治体職員による歴史的公文書の利活用―」【2/28】

標記の例会が開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、全国歴史資料保存利用機関連絡協議会近畿部会のサイトをご参照ください。
http://jsai.jp/iinkai/kinki/kinki-top.html

と き 2020年(令和2)2月28日(金曜日) 13:30~17:00 
ところ 尼崎市総合文化センター 7階 第2会議室 
 (兵庫県尼崎市昭和通2-7-16)
報告者 松岡 弘之 氏(尼崎市立地域研究史料館)
コメント 蓮沼 素子 氏(大仙市アーカイブズ)

国文学研究資料館の事務補佐員募集

国文学研究資料館が、事務補佐員1名を募集しています。
業務内容は以下の通りです。

史料目録編集業務補助、アーカイブズ史料の調査・収集補助

応募資格は以下の通りです。

・事務業務を行う上で、パソコン(ワード、エクセルは必須)及び電子メールを支障のないレベルで使いこなせること。
・近世・近代の古文書が読め、史料目録の作成・編集ができること。

応募締切は令和2年3月4日です。
詳しくは、同館のサイトをご参照ください。
https://www.nijl.ac.jp/news/2020/02/3417-1.html

滋賀県立公文書館の歴史公文書専門職員募集

滋賀県が、滋賀県立公文書館で勤務する歴史公文書専門職員3名を募集しています。
仕事内容は以下の通りです。

一般事務
(1)公文書館における特定歴史公文書等の適切な管理に関する事務
(2)公文書館における歴史的公文書等の利用請求への対応(レファレンスを含む。)
(3)公文書館が管理する特定歴史公文書を活用した特別展示、講演会等の企画および実施その他公文書館の情報発信に関する事務
(4)歴史資料としての価値を有すると認められる現用公文書の選別に関する事務
(5)その他特に命ぜられた事務

必要な資格等は以下の通りです。

必要な経験・知識・技能等
あれば尚可
・くずし字が読めること
・歴史学(日本史)またはこれに類する専攻について大学(短期大学を除く。)卒業程度以上の知識があること。
パソコン基本操作(ワードでの一般的な文書作成、エクセルでの基本的な関数・機能を用いたデータの抽出等、画像編集ソフトによる基本的な画像の加工ができる程度)
次のア、イ、ウのいずれかに該当する者であること
ア 学芸員の資格を有する者
イ 司書の資格を有する者
ウ 国立公文書館によるアーカイブズ研修2又は3を修了した者

応募締切は令和2年3月4日です。
詳しくは、ハローワークインターネットサービスのサイトをご参照ください。
https://www.hellowork.mhlw.go.jp/kensaku/GECA110010.do?screenId=GECA110010&action=dispDetailBtn&kJNo=2501002269301&kJKbn=1&jGSHNo=6tXb3VAvZFWOOWo%2Bh6O0lA%3D%3D&fullPart=2&iNFTeikyoRiyoDtiID=&kSNo=&newArrived=&tatZngy=1&shogaiKbn=0

京都府立京都学・歴彩館の学芸員募集

京都府立京都学・歴彩館が、任期付職員(学芸員)計2名を募集しています。
職務内容と受験資格は以下の通りです。
申込区分B

京都府立京都学・歴彩館における中世・近世資料の調査・収集・整理・閲覧や、活用・普及を中心とした業務の企画・実施
学芸員資格を有し、かつ、学校教育法に基づく大学又は大学院において、日本史(中世・近世)その他これに類する課程を修了し、かつ、大学・研究機関・文書館・博物館等における歴史資料の収集、整理、閲覧対応等の業務に1年以上従事するとともに、古文書の解読能力を有する方

申込区分C

京都府立京都学・歴彩館における行政文書の調査・収集・整理・閲覧や、活用・普及を中心とした業務の企画・実施
学芸員資格を有し、かつ、学校教育法に基づく大学又は大学院において、日本史(近現代史)その他これに類する課程を修了し、かつ、次のいずれかの業務に1年以上従事した方
1 文書館等における公文書の収集、整理、閲覧対応等の業務
2 地方自治体史の編纂業務

受付期間は令和2年3月2日までです。
詳しくは、同府のサイトをご参照ください。
http://www.pref.kyoto.jp/shokuinboshu/news/02ninkitsuki.html

廃棄記録作成・公表ゼロ 保存1年未満の公文書 全府省と内閣官房、指針拡大解釈か

『毎日新聞』のサイトの2020年2月17日付の記事です。
https://mainichi.jp/articles/20200216/k00/00m/040/082000c
官僚の裁量で廃棄できる保存期間1年未満の公文書の廃棄記録が、公文書ガイドラインに基づき作成・公表されたケースが2019年末までに一件もなかったことが判明したそうです。
他紙にも関連する記事が掲載されました。

廃棄記録作成・公表ゼロ 保存1年未満の公文書 全府省と内閣官房、指針拡大解釈か
『毎日新聞』のサイトの2020年2月17日付の記事です。
https://mainichi.jp/articles/20200216/k00/00m/040/082000c
官僚の裁量で廃棄できる保存期間1年未満の公文書の廃棄記録が、公文書ガイドラインに基づき作成・公表されたケースが2019年末までに一件もなかったことが判明したそうです。
他紙にも関連する記事が掲載されました。
公文書クライシス  内閣府指針、保存1年未満の前提 消えた「日常業務」限定 「桜」名簿、廃棄の根拠に
(『毎日新聞』のサイトの2020年2月12日付の記事)
https://mainichi.jp/articles/20200212/ddm/012/010/079000c
点検「桜を見る会」 公文書管理 即廃棄、新指針で可能に
(『東京新聞』のサイトの2020年2月15日付の記事)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/202002/CK2020021502000153.html
点検「桜を見る会」 公文書管理 民主や事務方に責任転嫁
(『東京新聞』のサイトの2020年2月16日付の記事)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/202002/CK2020021602000113.html
「解釈、どうとでも」 "保存1年未満"文書破棄記録ゼロ 情報公開、ルール骨抜き
(『毎日新聞』のサイトの2020年2月17日付の記事)
情報公開、規定骨抜き 裁量廃棄7類型逸脱 公文書管理に詳しい東洋大・早川和宏教授(行政法)の話
(『毎日新聞』のサイトの2020年2月17日付の記事)
https://mainichi.jp/articles/20200217/ddm/041/010/140000c
公文書管理の担当なのに…内閣府、監察室の指摘をほったらかし?
(『毎日新聞』のサイトの2020年2月18日付の記事)
https://mainichi.jp/articles/20200218/k00/00m/010/157000c

昭和史のかたち 質の高い日記出ぬ現代=保阪正康

『毎日新聞』のサイトの2020年2月15日付のコラムです。
https://mainichi.jp/articles/20200215/ddm/005/070/017000c
「いずれ将来、『平成天皇実録』が刊行されるだろう。その時に、史料になる文献は意外に少ないように思うが、どうだろうか」と述べています。

公文書改ざん再発防止、赤磐市が電子決済導入

朝日新聞デジタルの2020年2月15日付の記事です。
https://www.asahi.com/articles/ASN2G74SWN2GPPZB002.html
岡山県赤磐市は、市教委で臨時職員の賃金に関する公文書が改ざんされた問題の再発防止策として、電子決済システムを導入すると発表したそうです。