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記録管理、文書管理、公文書館、アーカイブ、アーカイブズ... 今注目のキーワードを読み解くための最新情報を厳選してお伝えします。

新元号の考案者、当面非公表=政府、公文書には記録

時事通信のサイトの2019年3月18日付の記事です。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019031800835&g=pol
政府は新元号をめぐり、考案者名や絞り込んだ経緯は公文書に記録するものの、情報公開請求があっても、しばらく開示に応じない方針を決めたそうです。

新元号墨書、公文書扱い 政府方針 「平成」は一時竹下元首相の私物に

『東京新聞』のサイトの2019年3月16日付の記事です。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201903/CK2019031602000288.html
政府は、「平成」の書がいったん竹下登首相の私物となった反省を踏まえ、平成に代わる新元号の発表時に使う墨書を公文書扱いにし、歴史的文書として保存する方針を固めたそうです。

文化財のデジタル化、保存活用で議論 京都でアーカイブ学会

『京都新聞』のサイトの2019年3月15日付の記事です。
https://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20190315000178
「デジタルアーカイブ学会」の第3回研究大会で、平等院の神居文彰住職が基調講演し、文化財の展示や調査計測での活用にとどまらず、将来に修理技術を継承してゆくため、修理現場や材料づくりの動画保存を進めた事例を語ったそうです。

「平成」公文書 公開延期は密室性高める

『信濃毎日新聞』のサイトの2019年3月15日付の社説です。
https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20190315/KT190314ETI090009000.php
元号を「平成」に改めた際の過程を記した公文書の公開が、延期される見通しになったことについて、「政府の判断で公文書の保存期限を延期できるのも問題だ」と主張しています。

皇族の貴重な資料、デジタル化へ 皇学館大学

朝日新聞デジタルの2019年3月15日付の記事です。
https://www.asahi.com/articles/ASM3F2T7DM3FONFB001.html
伊勢神宮や皇族に関する資料を多数所蔵する皇学館大学が、国文学研究資料館の「新日本古典籍総合データベース」で資料の公開を始め、20年度中には同大独自のデータベースも運用を始める予定だそうです。

潮来市立図書館 郷土資料デジタル化 傷めず閲覧、自宅で検索も

『茨城新聞』のサイトの2019年3月15日付の記事です。
https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15525619444780
茨城県の潮来市立図書館は、郷土資料をデジタル化し、同図書館のホームページで公開するデジタルアーカイブの取り組みを始めたそうです。

文系の国際共同研究巻き返しへ 文科省、社会調査データ共有

『産経新聞』のサイトの2019年3月14日付の記事です。
https://www.sankei.com/life/news/190314/lif1903140003-n1.html
人文・社会科学分野の国際共同研究を強化するため、文部科学省が、全国の大学など研究機関による社会調査データの共同利用を可能にするアーカイブ化を推進する方針を決めたそうです。

日本天文遺産、学会が初認定=「明月記」と会津日新館天文台跡

時事通信のサイトの2019年3月14日付の記事です。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019031400025&g=soc
日本天文学会は、「日本天文遺産」の第1回認定対象として、鎌倉時代の歌人藤原定家の日記「明月記」(京都市の冷泉家時雨亭文庫所蔵)と江戸時代の会津藩校日新館の天文台跡(福島県会津若松市所有)を選んだと発表したそうです。