Daily Searchivist

記録管理、文書管理、公文書館、アーカイブ、アーカイブズ... 今注目のキーワードを読み解くための最新情報を厳選してお伝えします。

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

沖縄近代史研究の礎に 我部政男氏に東恩納寛惇賞贈呈

『琉球新報』のサイトの2022年3月30日付の記事です。 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1493569.html 東恩納寛惇賞を受賞した我部政男氏は、沖縄研究の史料を収集して整理・共有する大切さを説き「論文には寿命がある。しかし、史料は永久だ」と強調した…

変革期の医学 今に 江戸後期から明治期の島家文献 広島で発見

『中国新聞』のサイトの2022年3月30日付の記事です。 https://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=118036 広島市安芸区の蔵で見つかった江戸後期-明治期の貴重な医学文献は、蔵ごと処分される直前で調査の依頼があったそうです。

「コロナ文書」22年度以降閲覧可に

『日本経済新聞』のサイトの2022年3月25日付の記事です。 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO59358700U2A320C2L83000/ 東京都の新型コロナウイルス対策の政策決定の過程を示す行政文書が、東京都公文書館で閲覧可能になるそうです。

西日本豪雨で泥まみれの歴史資料、愛媛の大学生らが3年がかりで修復

朝日新聞デジタルの2022年3月24日付の記事です。 https://www.asahi.com/articles/ASQ3R6SC7Q3QPTLC020.html 2018年の西日本豪雨で被災した愛媛県宇和島市の歴史文書を、愛媛大学の学生ら「愛媛資料ネット」が3年がかりで修復したそうです。

JIA-KIT建築アーカイヴス特別シンポジウム「偉大な先輩建築史家に学ぶ 建築史家・竺覚暁先生を偲ぶ」【4/5】

標記のシンポジウムが開催されます。 参加には申し込みが必要です。 詳しくは、日本建築家協会のサイトをご参照ください。 http://www.jia.or.jp/event/event/detail.html?id=649 日 時 2022年 4月 5日(火)18:00~19:30 主 催 NPO 建築文化継承機構/KIT …

人間文化研究機構の人間文化研究創発センター研究員募集

人間文化研究機構が、人間文化研究創発センター研究員1名を募集しています。 職務内容は以下の通りです。 配置された研究拠点において、ネットワーク型基幹研究プロジェクト「歴史文化資料保全の大学・共同利用機関ネットワーク事業」に係る以下の職務を担当…

東海国立大学機構大学文書資料室の事務補佐員募集

東海国立大学機構大学文書資料室が、事務補佐員1名を募集しています。 業務内容は以下の通りです。 以下に掲げる業務の補助 名古屋大学及び東海国立大学機構の歴史に関する資料の収集・整理・保存・公開に関する業務 大学文書資料室の検索システム掲載目録デ…

新たな国立公文書館の建設予定地に汚染土壌 開館遅れる可能性

朝日新聞デジタルの2022年3月22日付の記事です。 https://www.asahi.com/articles/ASQ3Q54FQQ3QUTFK019.html 内閣府は、新たな国立公文書館の建設予定地である憲政記念館の敷地内で土壌汚染が見つかったと明らかにしたそうです。

地下鉄サリン事件資料の保存を 被害者遺族、法相へ要望

『神戸新聞』のサイトの2022年3月18日付の記事です。 https://www.kobe-np.co.jp/news/zenkoku/compact/202203/0015145528.shtml オウム真理教による地下鉄サリン事件から27年となるのを前に、被害者遺族の高橋シズヱさんらが、国が主導して事件資料をアー…

大震災の記録 貴重な資料をどう活用するか

『読売新聞』のサイトの2022年3月17日付の社説です。 https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20220317-OYT1T50052/ 東日本大震災の記録を収めたウェブサイトについて、「同じ県内で同様の資料を集めているアーカイブを統合するなど、各機関の特性を踏まえ、整…

サリン被害者の声を発信、当事者で映画監督の阪原淳さん ユーチューブに 国の実態把握と支援に期待

『東京新聞』のサイトの2022年3月15日付の記事です。 https://www.tokyo-np.co.jp/article/165745 オウム真理教による地下鉄サリン事件から27年を前に、被害者で映画監督の阪原淳さんが、被害者らの声を記録・保存するアーカイブを動画投稿サイト上に開設…

公文書管理法を理解する: 自治体の文書管理改善のために

小谷允志. 公文書管理法を理解する: 自治体の文書管理改善のために. 日外アソシエーツ, 2021, 260p. 主な内容は以下の通りです。 刊行に寄せて/まえがき 第1章 公文書管理法の理解 第2章 自治体における公文書管理改善 第3章 電子公文書の管理 第4章 公文書…

近代日本の統治機構とアーカイブズ: 文書管理の変遷を踏まえて

渡邉佳子. 近代日本の統治機構とアーカイブズ: 文書管理の変遷を踏まえて. 樹村房, 2021, 376p. 主な内容は以下の通りです。 序章 第一章 太政官制の創設と文書管理 第二章 統治機構の構築過程における文書管理と記録部局の機能 第三章 内閣制に向けた機構改…

アーカイヴズ: 記録の保存・管理の歴史と実践

ブリュノ・ガラン著. 大沼太兵衛訳. アーカイヴズ: 記録の保存・管理の歴史と実践. 白水社, 2021, 152p, (文庫クセジュ, Q1042). 主な内容は以下の通りです。 序 第一章 アーカイヴズの歴史 I 古代および中世初期 II 中世 III 国家のアーカイヴズ(十六―十八…

アーカイブズとアーキビスト: 記録を守り伝える担い手たち

大阪大学アーカイブズ編. アーカイブズとアーキビスト: 記録を守り伝える担い手たち. 大阪大学出版会, 2021, 234p, (阪大リーブル, 76). 主な内容は以下の通りです。 はじめに 第1講 アーカイブズ学事始め 第2講 公文書の管理と保存を法律からみると 第3…

「情報公開法改正」「公文書管理」の論点整理ハンドブック

三宅弘. 「情報公開法改正」「公文書管理」の論点整理ハンドブック. シングルカット, 2020, 230p. 主な内容は以下の通りです。 講演1 東大法曹会「無観客」講演 知る権利の展開と課題―レペタ事件から公文書管理、裁判記録保存まで 講演2 知る権利ネットワ…

市民活動 資料の保存と公開: 草の根の資料を活用するために

平川千宏. 市民活動 資料の保存と公開: 草の根の資料を活用するために. 日外アソシエーツ. 2020, 140p. 主な内容は以下の通りです。 I市民活動資料の保存と公開 市民運動・住民運動資料の収集・提供・保存 「市民活動資料の保存・整理・公開に関する全国調査…

情報公開・オープンデータ・公文書管理

宇賀克也. 情報公開・オープンデータ・公文書管理. 有斐閣, 2019, 398p. 主な内容は以下の通りです。 第1章 情報公開・個人情報保護に係る裁判例 第2章 情報公開の国際的動向 第3章 請求対象の捉え方 第4章 電子メールの公文書該当性 第5章 審査会への…

多摩美術大学アートアーカイヴセンターの常勤嘱託職員募集

多摩美術大学アートアーカイヴセンターが、常勤嘱託職員1名を募集しています。 業務内容は以下の通りです。 アートアーカイヴに関する事項、大学の学事に関する業務 正職員登用の際は他部署への異動あり 応募資格は以下の通りです。 以下のすべてを満たす方 …

3.11から11年/語り継ぎ未来に教訓残そう

『福島民友新聞』のサイトの2022年3月11日付の社説です。 https://www.minyu-net.com/shasetsu/shasetsu/FM20220311-690522.php 福島県富岡町独自の記録施設「とみおかアーカイブ・ミュージアム」などに言及し、「多くの県民が失ったものに思いをはせ、自分…

貴重な文書、次代につなぐ 職員の管理資格取得に注力 尼崎の博物館

『毎日新聞』のサイトの2022年3月11日付の記事です。 https://mainichi.jp/articles/20220311/k00/00m/040/034000c 兵庫県尼崎市立歴史博物館地域研究史料室が、「認証アーキビスト」の取得に力を入れているそうです。

私も「語る立場」に 被災体験の共有必要、記憶や教訓風化懸念

『福島民友新聞』のサイトの2022年3月9日付の記事です。 https://www.minyu-net.com/news/sinsai/serial/11/09/FM20220309-690154.php 福島県富岡町の「とみおかアーカイブ・ミュージアム」、浪江町の震災遺構「請戸小」、双葉町の「東日本大震災・原子力災…

福島「伝承館」 長崎・広島祈念館館長と対談 震災の記録や継承「根気強く」

『長崎新聞』のサイトの2022年3月7日付の記事です。 https://nordot.app/873390320415178752?c=39546741839462401 福島県の「東日本大震災・原子力災害伝承館」と、被爆地の長崎・広島両市の「原爆死没者追悼平和祈念館」の館長3人が、記憶や教訓の「継承」…

柴田勝家が裁いた水争い 450年の農村史料が文化財に

朝日新聞デジタルの2022年3月7日付の記事です。 https://www.asahi.com/articles/ASQ366TH0Q2TPTJB010.html 室町時代から450年間の水利の歴史をたどれる古文書「中津井文書」が、滋賀県竜王町の指定有形文化財になったそうです。

文化財修復今も途上

『読売新聞』のサイトの2022年3月1日付の記事です。 https://www.yomiuri.co.jp/local/iwate/feature/CO055472/20220228-OYTAT50018/ 東日本大震災の津波で全壊した岩手県の陸前高田市立博物館は、地域の歴史を後世に残そうと被災した所蔵資料の修復を続けて…

2021年度アーカイブズカレッジ修了論文報告会【3/27】

標記の報告会が開催されます。 参加には申し込みが必要です。 詳しくは、主催者のサイトをご参照ください。 http://samidare.jp/archives/note?p=log&lid=510868 日時:2022年3月27日(日曜日)14:00~17:20 開催方法:オンライン会議ツール「Zoom」による全…

宮内庁書陵部図書課宮内公文書館の事務補佐員募集

宮内庁書陵部図書課宮内公文書館が、事務補佐員2名を募集しています。 採用後の職務は以下の通りです。 宮内公文書館が所蔵する歴史資料として重要な公文書等の保存管理,出納及び閲覧者対応に関する業務 応募資格は以下の通りです。 1.高等学校卒業又はこ…

鳥取県の会計年度任用職員募集

鳥取県が、会計年度任用職員(公文書館専門評価員)1名を募集しています。 職務内容は以下の通りです。 公文書の中から個別に審査し、引継ぎ保存すべきものを選別し、将来にわたって保存する。 所蔵の公文書や他館所蔵の公文書についてのレファレンス対応を…

群馬県立文書館の会計年度任用職員募集

群馬県立文書館が、会計年度任用職員1名を募集しています。 職務内容は以下の通りです。 閲覧室窓口対応、図書資料の収集・整理、公文書の件名データ作成など 募集対象は以下の通りです。 以下の条件を満たしている方 1.パソコン操作(エクセル、ワード、一…

民事裁判のデジタル化 審理充実に生かしてこそ

『毎日新聞』のサイトの2022年3月1日付の社説です。 https://mainichi.jp/articles/20220301/ddm/005/070/095000c 民事裁判のデジタル化に向け、法制審議会が民事訴訟法の改正を法相に答申したことについて、「裁判の記録が管理しやすくなり、歴史資料として…