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記録管理、文書管理、公文書館、アーカイブ、アーカイブズ... 今注目のキーワードを読み解くための最新情報を厳選してお伝えします。

2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

公文書管理の専門職、9月から募集 5年後に1000人

『日本経済新聞』のサイトの2020年8月24日付の記事です。 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62960590T20C20A8PE8000/ 政府は公文書管理のために創設する専門職「アーキビスト」の募集を2020年9月1日から始める、としています。

幻の豊前絵図、捨てる寸前だった 「ごみみたい」から一転…

『西日本新聞』のサイトの2020年8月19日付の記事です。 https://www.nishinippon.co.jp/item/n/636831/ 大分県中津市の民家で発見された「正保国絵図」の写しとみられる豊前国の地図は、捨てられるところだったそうです。

被爆者の歩み後世に 初の資料調査、デジタル化・保存活用目指す 長崎・被災協

『毎日新聞』のサイトの2020年8月19日付の記事です。 https://mainichi.jp/articles/20200819/ddp/041/040/001000c 長崎市の被爆者団体、長崎原爆被災者協議会(被災協)では、核兵器廃絶や被爆者援護策充実を訴えた運動の歩みを後世に伝えようと、保管する…

戦争と公文書 今に続く国民への背信

朝日新聞デジタルの2020年8月16日付の社説です。 https://www.asahi.com/articles/DA3S14588687.html 終戦前後に公文書が一斉に処分されたことに言及し、「75年前の過ちを、これ以上、繰り返してはいけない」としています。

新型コロナ連絡会議 公開準備済み文書開示せず 「業務繁忙」「事務遂行に支障」「連絡手違い」……

『毎日新聞』のサイトの2020年8月16日付の記事です。 https://mainichi.jp/articles/20200815/k00/00m/010/340000c 政府が新型コロナウイルス感染症への対応を協議する「連絡会議」の議事概要を巡って、内閣官房は黒塗りなどの公開準備を終えて野党議員に提…

コロナ桜も10万円も 実は身近な公文書、関心なぜ低い

朝日新聞デジタルの2020年8月16日付の記事です。 https://www.asahi.com/articles/ASN8C410YN85UTFK01Z.html NPO法人「情報公開クリアリングハウス」理事長の三木由希子さんに、公文書管理のあるべき姿について聞いています。

ネットや動画活用し戦争体験を語り継ぐ コロナ禍も乗り越えて

『東京新聞』のサイトの2020年8月16日付の記事です。 https://www.tokyo-np.co.jp/article/49225?rct=national 旧日本兵らの体験を映像で記録する「戦場体験放映保存の会」、広島平和記念資料館、大学教員や翻訳家ら約40人がボランティアで活動する「NE…

400年分史料16万枚をデータ化 砺波市東野尻の野村さん

『北日本新聞』のサイトの2020年8月16日付の記事です。 https://webun.jp/item/7685860 富山県砺波市の桑野神社宮司、野村泰則さんは、地元の東野尻地区の古文書や旧東野尻村役場の行政文書など16万枚もの資料を画像データ化し、コンピューター検索できる…

「思わざる失態」を演じるな…

『毎日新聞』のサイトの2020年8月15日付のコラム「余録」です。 https://mainichi.jp/articles/20200815/ddm/001/070/093000c 終戦の5日後になされた文書焼却についての通達に言及し、「75年を経ても、日本人はその事績を公文書で検証できる政府を築けな…

前住職残した戦争資料、地域で後世に 金沢の最勝寺 軍用品やはがき、データ化

『北國新聞』のサイトの2020年8月15日付の記事です。 https://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20200815102.htm 富山県東長江町の真宗大谷派最勝寺から、戦時中に支給された軍用品や戦地の門徒から寺宛てに届いたはがきなどの資料が数多く見つかり、地元の夕日寺…

8ミリフィルム資料 県民の永続的な財産に

『秋田魁新報』のサイトの2020年8月14日付の社説です。 https://www.sakigake.jp/news/article/20200814AK0008/ 秋田県内の家庭に眠るフィルム映像を発掘するプロジェクト「秋田8ミリフィルム・アンソロジー」の活動について、「フィルムを保存・管理し、デ…

近世史研究とアーカイブズ学

高埜利彦編著. 近世史研究とアーカイブズ学. 青史出版, 2018, 538p. 主な内容は以下の通りです。 I 最終講義 近世史研究とアーカイブズ学 II〈シンポジウム〉日本近世史研究とアーカイブズ学―高埜利彦氏の仕事に学び、進む 第一報告 高埜利彦氏の天皇・朝廷…

英国公文書の世界史: 一次資料の宝石箱

小林恭子. 英国公文書の世界史: 一次資料の宝石箱. 中央公論新社, 2018, 288p, (中公新書ラクレ). 主な内容は以下の通りです。 第1章 日本にまつわる公文書 第2章 イングランド王国から大英帝国へ 第3章 大英帝国最盛期、産業革命の時代 第4章 2つの世…

入門デジタルアーカイブ: まなぶ・つくる・つかう

柳与志夫責任編集. 入門デジタルアーカイブ: まなぶ・つくる・つかう. 勉誠出版, 2017, 200p. 主な内容は以下の通りです。 序論 I部 DAをまなぶ I-1 DAの種類 I-2 DAの工程 I-3 新しい分野のDA II部 DAをつくる II-1 運営管理 II-2 技術 II-3 法律 III部 DA…

地域文化とデジタルアーカイブ

岐阜女子大学デジタルアーカイブ研究所編. 地域文化とデジタルアーカイブ. 樹村房, 2017, 177p. 主な内容は以下の通りです。 第1章 地域文化とデジタルアーカイブ 第2章 一つの資料を基点として形成される文化 第3章 複数の資料・地域間で形成される文化 …

「あの時代の感情」伝わってくる肉声…「昭和史の天皇」取材テープ公開

『読売新聞』のサイトの2020年8月13日付の記事です。 https://www.yomiuri.co.jp/national/20200812-OYT1T50267/ 読売新聞は、1967年から約9年に及んだ連載「昭和史の天皇」の取材テープの公開を始めたそうです。

「思い出」あなたの手に 陸前高田の写真返却事業続く

『岩手日報』のサイトの2020年8月11日付の記事です。 https://www.iwate-np.co.jp/article/2020/8/11/83118 岩手県陸前高田市の三陸アーカイブ減災センターの常設会場には、がれきや汚泥の中から見つかった写真7万点が今も残るそうです。

公文書館紀行: 公文書館を取材して見えてきた現状と課題

長井勉. 公文書館紀行: 公文書館を取材して見えてきた現状と課題. 丸善プラネット, 2017, 216p. 主な内容は以下の通りです。 公文書館を訪ねて ふるさと府中歴史館 芳賀町総合情報館 久喜市公文書館 八潮市立資料館 群馬県立文書館 神奈川県立公文書館 川崎…

社会変容と民間アーカイブズ: 地域の持続へ向けて

国文学研究資料館編. 社会変容と民間アーカイブズ: 地域の持続へ向けて. 勉誠出版, 2017, 368p. 主な内容は以下の通りです。 はしがき 太田尚宏 第一編 民間アーカイブズを取り巻く環境 第一章 民間所在の記録史料と戦後の「国立史料館」構想 大友一雄 第二…

文化財としてのガラス乾板: 写真が紡ぎなおす歴史像

久留島典子, 高橋則英, 山家浩樹編. 文化財としてのガラス乾板: 写真が紡ぎなおす歴史像. 勉誠出版, 2017, 272p. 主な内容は以下の通りです。 はじめに 山家浩樹 総論 第1章 ガラス乾板の歴史と保存の意義 高橋則英 第2章 写真と歴史学―東京大学史料編纂所の…

アルカイダから古文書を守った図書館員

ジョシュア・ハマー. 梶山あゆみ訳. アルカイダから古文書を守った図書館員. 紀伊國屋書店, 2017, 349p. 主な内容は以下の通りです。 重責を負わされた少年 失われた黄金の歴史 古文書を探す苦難の旅 私設図書館第一号の誕生 トンブクトゥの新たな春 忍び寄…

公文書館員ビーチャー

ブラッド・メルツァー. 出水純訳. 公文書館員ビーチャー. 上. オークラ出版, 2016, 345p. ブラッド・メルツァー. 出水純訳. 公文書館員ビーチャー. 下. オークラ出版, 2016, 345p. 出版社による紹介が以下のページにあります。 https://oakla.com/magunoria/…

文化財レスキュー、歴史資料778点を救出 被災の熊本

朝日新聞デジタルの2020年8月9日付の記事です。 https://www.asahi.com/articles/ASN88344CN88TIPE001.html 豪雨で大きな被害があった熊本県の人吉球磨地域で、水や泥につかった古文書などの歴史資料を運び出し、劣化防止の応急処置を施す「文化財レスキュー…

私の職場は戦争資料館、若手学芸員「同世代も身近に」

『日本経済新聞』のサイトの2020年8月7日付の記事です。 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62416600X00C20A8ACYZ00/ 知覧特攻平和会館、長崎原爆資料館における戦争資料を伝える学芸員の活動を取り上げています。

「余力を絞って」原爆資料に向き合う89歳

NHKのサイトの2020年8月6日付の記事です。 https://www3.nhk.or.jp/news/special/senseki/article_90.html 広島市の被爆者、森下弘さんは、段ボール200箱を超える原爆や平和教育に関する資料を残してきたそうです。

太陽国体関連公文書を公開 鹿児島市役所

『南日本新聞』のサイトの2020年8月4日付の記事です。 https://373news.com/_news/?storyid=123712 鹿児島県鹿児島市は、外部有識者から成る管理委員会を設けて歴史的公文書の選別を続けているそうです。

被爆者たちの活動の記録、どう引き継ぐか 保管場所の確保や費用…課題山積

『毎日新聞』のサイトの2020年8月2日付の記事です。 https://mainichi.jp/articles/20200801/k00/00m/040/230000c 認定NPO法人「ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会」は、日本被団協と協力して被爆者運動や証言の記録などを保存する活動をしているそ…

被災後初公開の市民ミュージアム カビびっしり 被害深刻

『東京新聞』のサイトの2020年7月31日付の記事です。 https://www.tokyo-np.co.jp/article/46051?rct=kanagawa 2019年の台風19号で被災した川崎市民ミュージアムでは、館や支援団体の職員が地道に収蔵品の修復を続けているが、完了のめどすら見通せない状…

豪雨でぬれた古文書、マイナス6度で保管 カビ防止、史料守る 水産加工会社が協力

『熊本日日新聞』のサイトの2020年7月30日付の記事です。 https://this.kiji.is/661433422853211233?c=92619697908483575 熊本豪雨により、ぬれたり汚れたりした古文書などの保管に、熊本県芦北町の水産加工会社が所有する冷凍施設を提供し、カビによる劣化…

西南学院の事務局契約職員(アーキビスト)募集

西南学院が、事務局契約職員(アーキビスト)1名を募集しています。 業務内容は以下の通りです。 (1)学院史資料センターに関する以下の業務 ・資料の収集、整理、保管、閲覧、複写、貸与に関する業務 ・資料のデータベースに関する管理・更新 ・センター主催…